37 / 48
第1章 魔法学園入学編
忍び寄る危機⑫殲滅作戦初日終了
しおりを挟む
ペイロン達と魔物が進んできている方向へ向けて走っている。
「そろそろかな? じゃ俺はこっち側いくからそっちはよろしくね!」
「おう! サクサク倒していくかな」
「タイガも気をつけてくださいね」
「大丈夫だよ! 進行が止まったら砦に戻るってことで!」
二人に挨拶をして左側を中心に魔物に対峙したが、まだまだそこまで強い魔物は出てこないから、今出ている魔物はスタンピードでの魔物ではなくそれによって追い出された弱い魔物達のようだ。追い出された可愛そうな存在ではあるが、やはり魔物で理性がない以上倒すしかない。風魔法を飛ばし殲滅していく。倒れた魔物をどんどんアイテムボックスに入れ少しずつ前へ進んでいくと、兎やイタチ系の魔物の次には狼系等少しだけ強い魔物に変わってきた。それらも次々と倒しているとだんだん攻めてくる魔物の数が減ってきた。夜も近いし今日はもう終わりかな? しばらく待ってみたが魔物が近づいてくる気配もないので砦へ戻った。
「「お疲れさまでした」」
砦の交代要員のジュリア達が冷たい飲み物を持って迎えてくれた。
「ありがとう。喉がカラカラで助かった」
「いえ、魔物はどうでしたか?」
「まだまだ小物ばかりで本格的には明日以降かな?」
「あちらに食事の用意をしてますのでどうぞ」
連れて行かれた食堂では温かいスープや料理が大皿に並べてあり簡単なバイキング形式の食堂が出来上がっていた。
「個別に並べるよりも簡単ですし、好きな量を食べられるのでこのような形になってしまいました」
「全然問題ない。ただ自分は食べる分だけ取って自室で食べるから、ペイロン達が戻ってくるまでは待たせてもらうよ」
仮面を外すと顔がバレるので料理を皿に取り分けたらさっさと部屋へ戻ろうとした。一応全員に3畳程の個室を作って与えているので、着替えや一人でゆっくり出来るようにしてある。とりあえずペイロンの戻りを待って状況のすり合わせをしておきたい。その間にどんな料理があるのかを見て回っているとドアの方からペイロンとカテリーナが入ってきた。
「おかえり、そっちはどうだった?」
「まだ初期だから弱くて話にならん。切っても切っても湧いて出てくるのが面倒くさい」
「そっちも一緒か…… 多分明日か明後日が本番だな」
「たぶんな、カテリーナは大丈夫?」
「ええ、今日は殆どなにもせずに見守るだけでした」
「こっちはどうだったんだ?」
ペイロンの問にリュシが答える。
「砦は全員かすり傷一つありません。魔物も殆どは討伐できましたが、若干打ち漏らしがあり王都の方へ……」
「少しくらいなら大丈夫だ! へっぽこだが一応魔道士部隊もいるし近衛兵がいるからな。」
「へっぽこって……」
「いいんだよ! へっぽこだからな! それじゃみんな夕食を食べたら風呂に入ってゆっくり休んでくれ、朝は日が昇ればすぐにまた前進してくるはずだ、夜間の見守りの人は明日は早めに起こしてくれ。あと夜間になにかあれば遠慮なく言ってほしい」
「「「「はい」」」」
ペイロンの号令でそれぞれ食事をしたり風呂に入ったりして殲滅作戦1日目は終わった。
俺はそそくさと食事を取り分けて部屋に戻って食べた。風呂はこっそり王城へ戻り1日目の報告を陛下にするついでに済ませてきた。陛下の「風呂のついでに報告をしているのではないよな?」との問に一瞬答えが止まってしまい、陛下のジト目を見ることになってしまった。
「そろそろかな? じゃ俺はこっち側いくからそっちはよろしくね!」
「おう! サクサク倒していくかな」
「タイガも気をつけてくださいね」
「大丈夫だよ! 進行が止まったら砦に戻るってことで!」
二人に挨拶をして左側を中心に魔物に対峙したが、まだまだそこまで強い魔物は出てこないから、今出ている魔物はスタンピードでの魔物ではなくそれによって追い出された弱い魔物達のようだ。追い出された可愛そうな存在ではあるが、やはり魔物で理性がない以上倒すしかない。風魔法を飛ばし殲滅していく。倒れた魔物をどんどんアイテムボックスに入れ少しずつ前へ進んでいくと、兎やイタチ系の魔物の次には狼系等少しだけ強い魔物に変わってきた。それらも次々と倒しているとだんだん攻めてくる魔物の数が減ってきた。夜も近いし今日はもう終わりかな? しばらく待ってみたが魔物が近づいてくる気配もないので砦へ戻った。
「「お疲れさまでした」」
砦の交代要員のジュリア達が冷たい飲み物を持って迎えてくれた。
「ありがとう。喉がカラカラで助かった」
「いえ、魔物はどうでしたか?」
「まだまだ小物ばかりで本格的には明日以降かな?」
「あちらに食事の用意をしてますのでどうぞ」
連れて行かれた食堂では温かいスープや料理が大皿に並べてあり簡単なバイキング形式の食堂が出来上がっていた。
「個別に並べるよりも簡単ですし、好きな量を食べられるのでこのような形になってしまいました」
「全然問題ない。ただ自分は食べる分だけ取って自室で食べるから、ペイロン達が戻ってくるまでは待たせてもらうよ」
仮面を外すと顔がバレるので料理を皿に取り分けたらさっさと部屋へ戻ろうとした。一応全員に3畳程の個室を作って与えているので、着替えや一人でゆっくり出来るようにしてある。とりあえずペイロンの戻りを待って状況のすり合わせをしておきたい。その間にどんな料理があるのかを見て回っているとドアの方からペイロンとカテリーナが入ってきた。
「おかえり、そっちはどうだった?」
「まだ初期だから弱くて話にならん。切っても切っても湧いて出てくるのが面倒くさい」
「そっちも一緒か…… 多分明日か明後日が本番だな」
「たぶんな、カテリーナは大丈夫?」
「ええ、今日は殆どなにもせずに見守るだけでした」
「こっちはどうだったんだ?」
ペイロンの問にリュシが答える。
「砦は全員かすり傷一つありません。魔物も殆どは討伐できましたが、若干打ち漏らしがあり王都の方へ……」
「少しくらいなら大丈夫だ! へっぽこだが一応魔道士部隊もいるし近衛兵がいるからな。」
「へっぽこって……」
「いいんだよ! へっぽこだからな! それじゃみんな夕食を食べたら風呂に入ってゆっくり休んでくれ、朝は日が昇ればすぐにまた前進してくるはずだ、夜間の見守りの人は明日は早めに起こしてくれ。あと夜間になにかあれば遠慮なく言ってほしい」
「「「「はい」」」」
ペイロンの号令でそれぞれ食事をしたり風呂に入ったりして殲滅作戦1日目は終わった。
俺はそそくさと食事を取り分けて部屋に戻って食べた。風呂はこっそり王城へ戻り1日目の報告を陛下にするついでに済ませてきた。陛下の「風呂のついでに報告をしているのではないよな?」との問に一瞬答えが止まってしまい、陛下のジト目を見ることになってしまった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
霊力ゼロの陰陽師見習い
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる