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第四幕 転生歌姫の世直し道中
第四幕 5 『非道』
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不思議な夢を見た。
やけにリアルだったが、あれは本当にあった出来事なんだろうか?
本当にあった事だとして、なぜ私がそれを夢に見るのか?
…考えても分からない。
これは、やっぱりリル姉さんに相談かな。
いつになるか分からないけど、折を見てエメリール神殿を訪ねよう。
さて、私達一行は再び王都を目指すべく出発をするが、別れて宿泊していたので、待ち合わせ場所となるこの街の中央広場へと向かう。
しかし、その道すがら事件が起きた。
「きゃあーーー!!いや!!放してぇっ!!」
「ま、まってくれ!!む、娘を連れてかないでくれ!!」
突然あがった大きな悲鳴と、それに続く懇願の声。
何事かと思い振り返ってみてみると…
「うるさいっ!!税を払えぬならば、それ相応のものを差出さねばならん!家を差押えられないだけでも有り難いと思え!!」
「いやーっ!!お父さんっ!!」
「アンナ!!やめてくれーっ!!」
どうやら、税を納められない人に対して取り立てが行われて…という状況のようだ。
噂で聞いていた通り、衛兵によって非道が行われようとしている。
…本当に、胸糞悪い!
「ママ…お姉ちゃんが…」
ミーティアも心配そうに見ているが…
私は返事をすることができない。
周りの人たちも黙って見ていることしかできず、ただ悔しそうに俯くだけだ。
例え、今後国の介入によって解決されるのだとしても、今この場で連れ去られてしまったら彼女に襲いかかる不幸を避けることはできないだろう。
何とか出来ないものか…
「お待ちなさいっ!!」
!
ル、ルシェーラ様!?
「お、おい、ルシェーラ…」
父さんが止めようとするが、怒りに震えるお嬢様を止めることはできない。
「我がイスパル王国では人身取引は重罪のはず!!例え納税義務違反だとしても、このような暴挙は赦されません!!」
「何だあ?貴様は…?いいか!このリッフェル領においては領主様の意向こそが法だ!それに従えぬ者は誰であろうと罪人として捕らえるだけだ!」
「…その発言、問題ですわよ。つまり、リッフェル領は国に対して反逆の意思がある、と言うことですね?」
「う、うるさい!!領主様に従わねば俺も家族が…!!」
…なるほど。
誰もが好きで従ってるわけでは無いよね。
平気で民を殺すような人もいれば、彼のように仕方なく従ってる人もいる。
「そう、あなた達も本意ではないのね。ですが、こんなことは早晩国に伝りますわ。このままでは、あなた達は反逆者に与した者として裁かれることになるでしょうね」
「うう…だが、だからと言ってどうすれば…」
…どうやら、取り込む方向にしたみたいだ。
父さんも黙って成り行きを見ている。
ドライな事を言ってるようで、本当は父さんだってなんとかしたいと思ってたはずだからね。
もちろん、私も。
「なぜ一致団結して立ち上がらないのです!たとえ領主と言えど民に非道を働いて良い理由などありません!ましてや、法を犯しているのは明らかなのです!」
「だが、平民が貴族に逆らえば、裁かれるのは我々の方だ!いくら正義が民にあったとしても、貴族に逆らった以上は極刑は免れない!!」
「そんな事は…!」
「それに、領主様…いや、領主代行のマクガレン様には不思議な力がある。逆らいたくても逆らえないんだ…」
不思議な力?
それは、いったい…?
「その力とは…」
「何をしている!!」
と、さらに話を聞こうとしたところで大きな声が割り込んできた。
「た、隊長!!」
どうやら衛兵の隊長らしく、10人ほどを従えてこちらにやって来る。
「これは一体何事だ!職務を遂行できなければ、我々もただでは済まされんぞ!!」
「す、すみません!差し押さえの執行中にこいつらが邪魔だてして…」
「何だと…?ならば公務執行妨害で引っ捕えろ!!」
「は、はっ!!」
まずい!
こちらの話を聞く耳も持たず捕らえようとしている!
流石に衛兵相手に戦いを挑むわけにはいかない…!
「ルシェーラ!ずらかるぞ!」
「くっ!」
衛兵が私達を捕らえようとするのを見ると、父さんはすかさず逃げるようにお嬢様を促して、自分も逃走体制に入る!
「ミーティア!こっちだ!カティアも!」
「パパ!ママ!」
「う、うん!!」
カイトがミーティアを抱っこして走り出し、私もそれに続く!
「待て!!逃がすな!!」
まあ、待てと言われて待つ人はいない。
しかし、こう街中だと通行人が多くて走りづらく、なかなか引き離すことができない…!
なんとか引き離そうとしている時…
「こっちよ!」
と、誰かの声がした。
声の方を見ると、横合いの路地から手招きする人物が。
フードで顔を隠していてとても怪しい感じだが…
「父さん!」
「ああ!あそこに入るぞ!!」
そう言って、手招きする人物がいる路地に入っていく。
人一人通るのがやっとの裏路地を、謎の人物を先頭にして全力で駆け抜ける。
「おい!あんた!このあとどうすんだ!?」
「いいから!ついてきて!!」
この声は…女の人?
「信用できるんですの!?」
「今は信じるしかねえだろ!」
路地を抜けて裏通りに入り、さらに別の路地に入る。
何度かそうして、追跡を撒くようにして走っていき、最後にたどり着いたのは一軒の民家だった。
「入って」
促されて中に入ると、そこはいかにも普通の民家といった感じだった。
謎の人物は、扉を閉めて外の様子を窺っている。
しばらくそうしていたが、やがて追手が来ないのを確認したのだろう、私達に向き直る。
「ふぅ…どうやら追手は撒いたようね」
そう言いながらフードを取り払うが、やっぱり女の人だった。
赤い髪を肩口で切りそろえた、やや気が強そうな感じの美人さん。
歳は結構若いが…私より少し上くらいだろうか。
「助かったぜ、礼を言う」
「ああ、いいよ。あいつらには私も腹が立ってるからね」
「おじさま、皆さん、申し訳ありません…私、どうしても我慢ができず…」
お嬢様が謝るが、父さんは気にした風もなくお嬢様の頭をポンポン、と優しく叩いて言う。
「なに、気にすんな。俺だって頭にきてたからな。よくぞ言ってくれた、てところだな。それに、お前の親父もきっと黙ってらんねぇと思うぞ」
「そうそう、あんたの言葉には私もスカッとしたね!だから、助けようって気になったんだし」
「ところで、あなたは一体…」
「そうだ、自己紹介がまだだったね。わたしはケイトリンよ、よろしくね」
「ああ、よろしくな。俺たちは…」
「ダードレイ一座…でしょ?」
父さんが名乗ろうとすると、ケイトリンさんはそれを遮って、私達の素性を言い当てた。
「…確かにそうだが、どうしてそれを?」
少し警戒して父さんが聞き返す。
「ああ、警戒しないで。実はね、ダードレイ一座がこの街に入ったって情報を聞いてね。協力をお願いしようと思って声をかけるタイミングを伺ってたのよ。そしたら、そちらのお嬢さんがね」
「なるほどな。お前にとっちゃ声をかける理由ができて良かったと言うわけだ。ルシェーラの言葉を聞いたから助けた、なんて言ってたが、よく言うぜ」
「お嬢さんの言葉に感銘を受けたのは本当よ」
「協力…とは、どういう事ですの?」
「その前に、あんたたちこの街の…いや、この領のことどこまで知ってる?」
そう聞かれて、私達はこれまで知り得た事を彼女に話した。
「へえ…よく知ってるじゃない。まあ、ようするに、この領は今最悪の状態って訳ね」
「だが、こんな状態がいつまでも続くわけは無え。すでに国も動こうとしているはずだ」
「そうね。だけど、それを待ってる間にどんどんこの領はボロボロになって行く。犯罪に手を染めるものや盗賊に堕ちる者が後を絶たない。そして、そのような者たちは容赦なく殺される。無理な取り立てで住む場所を失ったものは日々の生活もままならず、飢え死にする人だっている。一刻も早くどうにかしないといけないのよ」
「…つまり、協力というのは」
「そう、打倒領主…いえ、領主代行マクガレンを倒すのを手伝って欲しいのよ、私達…レジスタンスと共に」
そうして、彼女は自分の素性を話し始めるのだった。
やけにリアルだったが、あれは本当にあった出来事なんだろうか?
本当にあった事だとして、なぜ私がそれを夢に見るのか?
…考えても分からない。
これは、やっぱりリル姉さんに相談かな。
いつになるか分からないけど、折を見てエメリール神殿を訪ねよう。
さて、私達一行は再び王都を目指すべく出発をするが、別れて宿泊していたので、待ち合わせ場所となるこの街の中央広場へと向かう。
しかし、その道すがら事件が起きた。
「きゃあーーー!!いや!!放してぇっ!!」
「ま、まってくれ!!む、娘を連れてかないでくれ!!」
突然あがった大きな悲鳴と、それに続く懇願の声。
何事かと思い振り返ってみてみると…
「うるさいっ!!税を払えぬならば、それ相応のものを差出さねばならん!家を差押えられないだけでも有り難いと思え!!」
「いやーっ!!お父さんっ!!」
「アンナ!!やめてくれーっ!!」
どうやら、税を納められない人に対して取り立てが行われて…という状況のようだ。
噂で聞いていた通り、衛兵によって非道が行われようとしている。
…本当に、胸糞悪い!
「ママ…お姉ちゃんが…」
ミーティアも心配そうに見ているが…
私は返事をすることができない。
周りの人たちも黙って見ていることしかできず、ただ悔しそうに俯くだけだ。
例え、今後国の介入によって解決されるのだとしても、今この場で連れ去られてしまったら彼女に襲いかかる不幸を避けることはできないだろう。
何とか出来ないものか…
「お待ちなさいっ!!」
!
ル、ルシェーラ様!?
「お、おい、ルシェーラ…」
父さんが止めようとするが、怒りに震えるお嬢様を止めることはできない。
「我がイスパル王国では人身取引は重罪のはず!!例え納税義務違反だとしても、このような暴挙は赦されません!!」
「何だあ?貴様は…?いいか!このリッフェル領においては領主様の意向こそが法だ!それに従えぬ者は誰であろうと罪人として捕らえるだけだ!」
「…その発言、問題ですわよ。つまり、リッフェル領は国に対して反逆の意思がある、と言うことですね?」
「う、うるさい!!領主様に従わねば俺も家族が…!!」
…なるほど。
誰もが好きで従ってるわけでは無いよね。
平気で民を殺すような人もいれば、彼のように仕方なく従ってる人もいる。
「そう、あなた達も本意ではないのね。ですが、こんなことは早晩国に伝りますわ。このままでは、あなた達は反逆者に与した者として裁かれることになるでしょうね」
「うう…だが、だからと言ってどうすれば…」
…どうやら、取り込む方向にしたみたいだ。
父さんも黙って成り行きを見ている。
ドライな事を言ってるようで、本当は父さんだってなんとかしたいと思ってたはずだからね。
もちろん、私も。
「なぜ一致団結して立ち上がらないのです!たとえ領主と言えど民に非道を働いて良い理由などありません!ましてや、法を犯しているのは明らかなのです!」
「だが、平民が貴族に逆らえば、裁かれるのは我々の方だ!いくら正義が民にあったとしても、貴族に逆らった以上は極刑は免れない!!」
「そんな事は…!」
「それに、領主様…いや、領主代行のマクガレン様には不思議な力がある。逆らいたくても逆らえないんだ…」
不思議な力?
それは、いったい…?
「その力とは…」
「何をしている!!」
と、さらに話を聞こうとしたところで大きな声が割り込んできた。
「た、隊長!!」
どうやら衛兵の隊長らしく、10人ほどを従えてこちらにやって来る。
「これは一体何事だ!職務を遂行できなければ、我々もただでは済まされんぞ!!」
「す、すみません!差し押さえの執行中にこいつらが邪魔だてして…」
「何だと…?ならば公務執行妨害で引っ捕えろ!!」
「は、はっ!!」
まずい!
こちらの話を聞く耳も持たず捕らえようとしている!
流石に衛兵相手に戦いを挑むわけにはいかない…!
「ルシェーラ!ずらかるぞ!」
「くっ!」
衛兵が私達を捕らえようとするのを見ると、父さんはすかさず逃げるようにお嬢様を促して、自分も逃走体制に入る!
「ミーティア!こっちだ!カティアも!」
「パパ!ママ!」
「う、うん!!」
カイトがミーティアを抱っこして走り出し、私もそれに続く!
「待て!!逃がすな!!」
まあ、待てと言われて待つ人はいない。
しかし、こう街中だと通行人が多くて走りづらく、なかなか引き離すことができない…!
なんとか引き離そうとしている時…
「こっちよ!」
と、誰かの声がした。
声の方を見ると、横合いの路地から手招きする人物が。
フードで顔を隠していてとても怪しい感じだが…
「父さん!」
「ああ!あそこに入るぞ!!」
そう言って、手招きする人物がいる路地に入っていく。
人一人通るのがやっとの裏路地を、謎の人物を先頭にして全力で駆け抜ける。
「おい!あんた!このあとどうすんだ!?」
「いいから!ついてきて!!」
この声は…女の人?
「信用できるんですの!?」
「今は信じるしかねえだろ!」
路地を抜けて裏通りに入り、さらに別の路地に入る。
何度かそうして、追跡を撒くようにして走っていき、最後にたどり着いたのは一軒の民家だった。
「入って」
促されて中に入ると、そこはいかにも普通の民家といった感じだった。
謎の人物は、扉を閉めて外の様子を窺っている。
しばらくそうしていたが、やがて追手が来ないのを確認したのだろう、私達に向き直る。
「ふぅ…どうやら追手は撒いたようね」
そう言いながらフードを取り払うが、やっぱり女の人だった。
赤い髪を肩口で切りそろえた、やや気が強そうな感じの美人さん。
歳は結構若いが…私より少し上くらいだろうか。
「助かったぜ、礼を言う」
「ああ、いいよ。あいつらには私も腹が立ってるからね」
「おじさま、皆さん、申し訳ありません…私、どうしても我慢ができず…」
お嬢様が謝るが、父さんは気にした風もなくお嬢様の頭をポンポン、と優しく叩いて言う。
「なに、気にすんな。俺だって頭にきてたからな。よくぞ言ってくれた、てところだな。それに、お前の親父もきっと黙ってらんねぇと思うぞ」
「そうそう、あんたの言葉には私もスカッとしたね!だから、助けようって気になったんだし」
「ところで、あなたは一体…」
「そうだ、自己紹介がまだだったね。わたしはケイトリンよ、よろしくね」
「ああ、よろしくな。俺たちは…」
「ダードレイ一座…でしょ?」
父さんが名乗ろうとすると、ケイトリンさんはそれを遮って、私達の素性を言い当てた。
「…確かにそうだが、どうしてそれを?」
少し警戒して父さんが聞き返す。
「ああ、警戒しないで。実はね、ダードレイ一座がこの街に入ったって情報を聞いてね。協力をお願いしようと思って声をかけるタイミングを伺ってたのよ。そしたら、そちらのお嬢さんがね」
「なるほどな。お前にとっちゃ声をかける理由ができて良かったと言うわけだ。ルシェーラの言葉を聞いたから助けた、なんて言ってたが、よく言うぜ」
「お嬢さんの言葉に感銘を受けたのは本当よ」
「協力…とは、どういう事ですの?」
「その前に、あんたたちこの街の…いや、この領のことどこまで知ってる?」
そう聞かれて、私達はこれまで知り得た事を彼女に話した。
「へえ…よく知ってるじゃない。まあ、ようするに、この領は今最悪の状態って訳ね」
「だが、こんな状態がいつまでも続くわけは無え。すでに国も動こうとしているはずだ」
「そうね。だけど、それを待ってる間にどんどんこの領はボロボロになって行く。犯罪に手を染めるものや盗賊に堕ちる者が後を絶たない。そして、そのような者たちは容赦なく殺される。無理な取り立てで住む場所を失ったものは日々の生活もままならず、飢え死にする人だっている。一刻も早くどうにかしないといけないのよ」
「…つまり、協力というのは」
「そう、打倒領主…いえ、領主代行マクガレンを倒すのを手伝って欲しいのよ、私達…レジスタンスと共に」
そうして、彼女は自分の素性を話し始めるのだった。
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