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第四幕 転生歌姫の世直し道中
第四幕 23 『神稽古』
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さて、私とカイトはディザール様に稽古を付けてもらうことになったのだが…
「武器を持ってきてませんでした」
「俺もだ…」
そう。
今日は街を散策するだけだったので武器を携帯していない。
え?
常在戦場の心構えはどうしたって?
今は女子力を優先だよ。
と言うか、ここって精神世界みたいなもので、身体とかは仮初なんだよね。
武器を持ってたとして…どうなるんだろ?
「武器ならそこにあるから、好きなものを選ぶといい」
と言ってディザール様が指差した先には確かに様々な武器が立て掛けてある。
「おお…色々ありますね~。う~ん、どれにしようかなぁ?」
私は普段はオーソドックスな長剣を使ってるけど、他の武器も使えないわけじゃない。
まあ、普段使ってるものに近いやつでいいか…
「よし、これが良いかな?」
長さ、重さ、共に普段使ってるものに近い。
「うむ、準備できたか?」
「はい!お願いします」
ディザール様はいつの間にか帯剣している。
私が相対して剣を正眼に構えると、ディザール様も抜剣して同様に正眼に構える。
「ここは言わば精神の世界だ。肉体へのダメージはないから、思う存分にやると良い」
「はい!」
「では、いつでも来い…!」
と、その瞬間、ディザール様から凄まじい剣気が放たれる…!
流石、武神の名は伊達ではない。
剣を交えずともその技量が感じ取れるほどだ。
だが、臆していては稽古にならない。
胸を借りるつもりで…などと殊勝な気持ちは更々無く、本気で切り伏せるつもりで行くよ!
もちろん、最初から出し惜しみはしない。
初手は、カイトと手合わせした時の奥の手、奥義『閃疾歩』で一気に間合いを詰めて斬撃を繰り出す!
「せぃやあぁーーーっ!!」
ガキィッ!
私の渾身の一撃は、あっさりと防御される。
だがこれは予想済みだ。
飛び込んだ勢いのまま切り結んで鍔迫り合いになったところを無理やり間合いをとる。
そして、切っ先で掠めるように軽く斬りつけ…それが相手の剣で防がれるかどうかというところで切り返し、腕がしなるような斬撃を加える!
これも奥義の一つ『龍尾返し』だ!
しかし、それはギリギリのところでバックステップで躱された。
だが、まだまだ食い下がって、今度は突きを…
ゾクッ!
!?
突如として寒気を感じて身体を捻ったところに、ブワッ、と何かが通過した!
あ、危なかった…!
直感で避けることができたけど、殆どまぐれだ。
どうやらディザール様が上段から斬撃を見舞ってきたようだ。
「ふむ。これを躱すか。なかなかやるな」
いやいやいや…
攻撃動作も斬撃の軌道も全く視認できなかったよ…?
冷や汗が流れ、引きつった笑いが漏れる。
え~い!びびるなっ!
とにかく攻撃っ!
今度は直線的に突っ込むのではなく、ゆらゆらと身体を揺らしながら不規則な足取りで進む。
まるで酒に酔ったようなこの歩法は『酔歩』。
相手を幻惑して攻撃の的を絞らせないための動きだ。
そして、そこから予備動作なしの『閃疾歩』を組み合わせて攻め込む。
薙ぎ払い、袈裟斬り、逆袈裟、唐竹、切り上げ…
あらゆる斬撃を、正面から、あるいは意表をつきながら繰り出すも、防がれ、躱され、そして危ういタイミングであの不可視の斬撃で反撃される。
…分かってたけど、やっぱり強い!
カイトも鉄壁だと思ったけど、もう少しで攻撃が通りそうなところはあった。
実際、最後は引き分けに持ち込んだし。
でも、ディザール様には何をやっても攻撃が通るイメージが湧かない…
時折反撃もしてくるが、それだって全然本気じゃないだろう。
それすら全く攻撃が見えないほどだ。
躱せているのは、躱せるようにしか攻撃してこないからだ。
「なかなかの武者ぶり。かなり研鑽を積んだと見える。流石は我が印を継ぐものよな」
全く歯が立たないのに、むしろディザール様は褒めてくれる。
う~ん、納得いかないよなぁ…
相手は神様で…それも『武神』と呼ばれる方だけど、悔しいものは悔しい。
「ふむ…カティアよ。もしかして、お前は得意な武器が他にあるのではないか?」
「え?」
「構えや動きに僅かながら癖がある。おそらく、長柄の斬撃武器…グレイブだろうか?」
…驚いた。
私自身でも把握していないようなごく僅かな癖でそこまで見抜くのか…
いや、『武神』と呼ばれる程の方なら当然のことなのかも。
ディザール様が仰る通り、私の…いや、かつての【俺】の一番の得意武器は長刀だ。
スキルは[長刀術8]だ。
剣術と同レベルだけど、同じレベルでも多少の幅があるからね。
でも…構えも足の運びも取り回しも剣術とは違うと思ってたんだけど、癖なんて出るのかなぁ?
それこそ正に『神のみぞ知る』のではないだろうか…
「折角だ、一番得意なものでやったらどうだ?」
むむ…
もともと【俺】って、長刀に関しては微妙な思いがあるんだよね。
あ、いや、大した事ではなく…
ほら、長刀って女性の武道ってイメージがあるでしょ。
別に男子がやったって良いし、実際そういう人もいたし、古流なんかだと関係ないし…
うん。
そもそも今は女の子なんだし、やってみようかな。
「じゃあ、そっちでやってみますね」
と言って、武器置き場に行って物色する。
ん~、この中にあるかな?
「え~と、グレイブと言うか…刀身はもう少し細身で…反りはやや控えめ…長さは…あ、これが丁度いいかな?」
バランス的に前世で使っていたものに近い感じだ。
びゅんびゅんっ、と振り回して感触を確かめてみる。
う~ん、久しぶりだね。
前世で寝たきりになる前以来だ。
普通だったら腕が鈍ってるはずだけど、長剣よりしっくりくるよ。
「よしっ!じゃあ、参ります!」
「うむ。来い!」
と言う事で、第2ラウンドの開始だ!
先程よりも間合いを広く取り、ディザール様を中心に円を描くように動きつつ、小さく鋭く素早い斬撃を繰り出す。
斬撃も円を描くようにして動きに切れ間を作らない。
カン!カカン!カン!
その尽くは剣で防がれるけど、これはただの牽制だ。
間合いを掴ませないためにも迂闊に攻撃はしない方がいいかもしれないけど…
これは稽古なんだから受け身に回るより思い切って攻撃した方がいいでしょ。
その代わり、完全な円で回るのではなく、足運びで遠近織り交ぜるようにする。
長柄武器の弱点は懐に飛び込まれる事。
ましてやあの視認不可能な斬撃があるのだ。
何れは間合いの内に踏み込まれるだろう。
なので、逆にそれを狙う作戦だ。
いかな武神と言えども斬撃を放った直後には隙ができるはず。
そこをカウンターで迎え撃つ!
そして、何度か攻撃を繰り出していると…
ゾクッ!
あの、背筋が凍るような感覚がした…!
来たっ!
直感を頼りに身体を捻ったところに、ぶおんっ!と風切り音がしたと思ったら剣が振り下ろされていた。
今!
狙い違わず、ディザール様は剣を振り下ろした格好で一瞬の硬直を見せる。
その刹那の瞬間を逃さず、身体を捻った体勢のまま腕を内側に折りたたんで長刀を身体に引き寄せながら、更に身体を回転させて切り上げる!
よし、もらった!
私が切り上げた長刀の穂先が、ディザール様の首筋に吸い込まれ…
そこで私の意識は途絶えた。
「武器を持ってきてませんでした」
「俺もだ…」
そう。
今日は街を散策するだけだったので武器を携帯していない。
え?
常在戦場の心構えはどうしたって?
今は女子力を優先だよ。
と言うか、ここって精神世界みたいなもので、身体とかは仮初なんだよね。
武器を持ってたとして…どうなるんだろ?
「武器ならそこにあるから、好きなものを選ぶといい」
と言ってディザール様が指差した先には確かに様々な武器が立て掛けてある。
「おお…色々ありますね~。う~ん、どれにしようかなぁ?」
私は普段はオーソドックスな長剣を使ってるけど、他の武器も使えないわけじゃない。
まあ、普段使ってるものに近いやつでいいか…
「よし、これが良いかな?」
長さ、重さ、共に普段使ってるものに近い。
「うむ、準備できたか?」
「はい!お願いします」
ディザール様はいつの間にか帯剣している。
私が相対して剣を正眼に構えると、ディザール様も抜剣して同様に正眼に構える。
「ここは言わば精神の世界だ。肉体へのダメージはないから、思う存分にやると良い」
「はい!」
「では、いつでも来い…!」
と、その瞬間、ディザール様から凄まじい剣気が放たれる…!
流石、武神の名は伊達ではない。
剣を交えずともその技量が感じ取れるほどだ。
だが、臆していては稽古にならない。
胸を借りるつもりで…などと殊勝な気持ちは更々無く、本気で切り伏せるつもりで行くよ!
もちろん、最初から出し惜しみはしない。
初手は、カイトと手合わせした時の奥の手、奥義『閃疾歩』で一気に間合いを詰めて斬撃を繰り出す!
「せぃやあぁーーーっ!!」
ガキィッ!
私の渾身の一撃は、あっさりと防御される。
だがこれは予想済みだ。
飛び込んだ勢いのまま切り結んで鍔迫り合いになったところを無理やり間合いをとる。
そして、切っ先で掠めるように軽く斬りつけ…それが相手の剣で防がれるかどうかというところで切り返し、腕がしなるような斬撃を加える!
これも奥義の一つ『龍尾返し』だ!
しかし、それはギリギリのところでバックステップで躱された。
だが、まだまだ食い下がって、今度は突きを…
ゾクッ!
!?
突如として寒気を感じて身体を捻ったところに、ブワッ、と何かが通過した!
あ、危なかった…!
直感で避けることができたけど、殆どまぐれだ。
どうやらディザール様が上段から斬撃を見舞ってきたようだ。
「ふむ。これを躱すか。なかなかやるな」
いやいやいや…
攻撃動作も斬撃の軌道も全く視認できなかったよ…?
冷や汗が流れ、引きつった笑いが漏れる。
え~い!びびるなっ!
とにかく攻撃っ!
今度は直線的に突っ込むのではなく、ゆらゆらと身体を揺らしながら不規則な足取りで進む。
まるで酒に酔ったようなこの歩法は『酔歩』。
相手を幻惑して攻撃の的を絞らせないための動きだ。
そして、そこから予備動作なしの『閃疾歩』を組み合わせて攻め込む。
薙ぎ払い、袈裟斬り、逆袈裟、唐竹、切り上げ…
あらゆる斬撃を、正面から、あるいは意表をつきながら繰り出すも、防がれ、躱され、そして危ういタイミングであの不可視の斬撃で反撃される。
…分かってたけど、やっぱり強い!
カイトも鉄壁だと思ったけど、もう少しで攻撃が通りそうなところはあった。
実際、最後は引き分けに持ち込んだし。
でも、ディザール様には何をやっても攻撃が通るイメージが湧かない…
時折反撃もしてくるが、それだって全然本気じゃないだろう。
それすら全く攻撃が見えないほどだ。
躱せているのは、躱せるようにしか攻撃してこないからだ。
「なかなかの武者ぶり。かなり研鑽を積んだと見える。流石は我が印を継ぐものよな」
全く歯が立たないのに、むしろディザール様は褒めてくれる。
う~ん、納得いかないよなぁ…
相手は神様で…それも『武神』と呼ばれる方だけど、悔しいものは悔しい。
「ふむ…カティアよ。もしかして、お前は得意な武器が他にあるのではないか?」
「え?」
「構えや動きに僅かながら癖がある。おそらく、長柄の斬撃武器…グレイブだろうか?」
…驚いた。
私自身でも把握していないようなごく僅かな癖でそこまで見抜くのか…
いや、『武神』と呼ばれる程の方なら当然のことなのかも。
ディザール様が仰る通り、私の…いや、かつての【俺】の一番の得意武器は長刀だ。
スキルは[長刀術8]だ。
剣術と同レベルだけど、同じレベルでも多少の幅があるからね。
でも…構えも足の運びも取り回しも剣術とは違うと思ってたんだけど、癖なんて出るのかなぁ?
それこそ正に『神のみぞ知る』のではないだろうか…
「折角だ、一番得意なものでやったらどうだ?」
むむ…
もともと【俺】って、長刀に関しては微妙な思いがあるんだよね。
あ、いや、大した事ではなく…
ほら、長刀って女性の武道ってイメージがあるでしょ。
別に男子がやったって良いし、実際そういう人もいたし、古流なんかだと関係ないし…
うん。
そもそも今は女の子なんだし、やってみようかな。
「じゃあ、そっちでやってみますね」
と言って、武器置き場に行って物色する。
ん~、この中にあるかな?
「え~と、グレイブと言うか…刀身はもう少し細身で…反りはやや控えめ…長さは…あ、これが丁度いいかな?」
バランス的に前世で使っていたものに近い感じだ。
びゅんびゅんっ、と振り回して感触を確かめてみる。
う~ん、久しぶりだね。
前世で寝たきりになる前以来だ。
普通だったら腕が鈍ってるはずだけど、長剣よりしっくりくるよ。
「よしっ!じゃあ、参ります!」
「うむ。来い!」
と言う事で、第2ラウンドの開始だ!
先程よりも間合いを広く取り、ディザール様を中心に円を描くように動きつつ、小さく鋭く素早い斬撃を繰り出す。
斬撃も円を描くようにして動きに切れ間を作らない。
カン!カカン!カン!
その尽くは剣で防がれるけど、これはただの牽制だ。
間合いを掴ませないためにも迂闊に攻撃はしない方がいいかもしれないけど…
これは稽古なんだから受け身に回るより思い切って攻撃した方がいいでしょ。
その代わり、完全な円で回るのではなく、足運びで遠近織り交ぜるようにする。
長柄武器の弱点は懐に飛び込まれる事。
ましてやあの視認不可能な斬撃があるのだ。
何れは間合いの内に踏み込まれるだろう。
なので、逆にそれを狙う作戦だ。
いかな武神と言えども斬撃を放った直後には隙ができるはず。
そこをカウンターで迎え撃つ!
そして、何度か攻撃を繰り出していると…
ゾクッ!
あの、背筋が凍るような感覚がした…!
来たっ!
直感を頼りに身体を捻ったところに、ぶおんっ!と風切り音がしたと思ったら剣が振り下ろされていた。
今!
狙い違わず、ディザール様は剣を振り下ろした格好で一瞬の硬直を見せる。
その刹那の瞬間を逃さず、身体を捻った体勢のまま腕を内側に折りたたんで長刀を身体に引き寄せながら、更に身体を回転させて切り上げる!
よし、もらった!
私が切り上げた長刀の穂先が、ディザール様の首筋に吸い込まれ…
そこで私の意識は途絶えた。
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