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第七幕 転生歌姫と王都大祭
第七幕 7 『総力戦』
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私は青く輝く刀を携えて触手が蠢く肉塊へと迫る。
隣にはステラが喚び出した銀狼のポチ(勝手に命名)が随伴する。
…後でモフらして!
今、最前線で戦ってるのは、神聖武器を持つテオとルシェーラだ。
その他には…父様や閣下、リュシアンさんを筆頭に騎士の中でも精鋭達が取り囲んでいるが、通常の武器では決定的なダメージを与えることは出来ずにいる。
そのため、攻撃はテオ達に任せて、無数にある触手の攻撃が二人に集中しないようにターゲットを分散させる役割に徹しているようだ。
だが、いくら神聖武器を持とうとも、あれだけの巨体を倒すためにはやはり手数が不足している。
私とポチが参戦すれば、多少は有利になるか…?
「銀矢連弾!」
と、もう少しで前線に加わろうかと言うところで、私達の後ろから白銀の光を纏った矢が幾つも飛来して肉塊に突き刺さ…いや、肉をゴッソリ抉って貫通した!?
凄い…ステラの弓の攻撃だ!
後方支援どころか前線の二人にも劣らぬほどのダメージを与えてる。
そして、私とポチも攻撃に加わる!
しかしそれを邪魔するようにビュッ!と、何本もの触手の槍が迫ってくる!
視界を埋め尽くすほどの攻撃に、一旦仕切り直そうとしたとき、私を護衛する様に付いてきていたポチがその鋭い爪を振るって纏めて触手を引き裂くと、本体までの道が拓けた!
「ポチ、ナイス!」
「ワオンッ!」
再び触手が襲ってくる前に私は本体に肉薄して、青く輝く刀で斬りつける!!
ザシュッ!!
ディザール様の印の青い光は純粋な破壊エネルギーだ。
だから、通常の斬撃痕よりも大きく抉って切り裂くことができるのだが、これでもこの巨体では致命的なダメージと言うほどのものではないだろう。
だが、神聖武器で付けた傷と同様に再生には時間がかかるようだ。
私の他に神聖武器を持つ二人、更には強力無比なステラの弓の攻撃も織り交ぜて何度も攻撃を加えていけば何れは倒せるはずだ!
攻撃を加えながらも、チラッとテオ達の方を横目で確認すると…
「うおおーーーっ!!!」
「はあーーーっ!!!」
父様や騎士達が触手を纏めて薙ぎ払い、テオがその隙に本体を攻撃、と言うように連携を見せている。
ルシェーラと閣下、リュシアンさんも同様の連携で戦っている。
皆、流石だね…!
そうした前線の攻撃の間を縫うようにして銀光の矢が次々と飛来しては触手を巻き込みつつ本体の肉をこそぎとっていく。
よし!
完全に攻撃パターンが出来上がっている!
これを維持すれば何れは倒せるだろう。
実際、既にかなりのダメージが蓄積されているのか、肉塊の大きさは最初に比べて目に見えて小さくなっている。
「いいぞ!このまま繰り返すぞ!!」
「「「はっ!!」」」
父様が激を飛ばすのに皆が応える。
それにしても、神聖武器じゃないから直接攻撃にこそ加わっていないけど…
流石は英雄王と言われるだけのことはあり、その剣の一振りで触手の尽くを打払っている。
さっきまで本体にも攻撃してたみたいだが、神聖武器じゃないと大きなダメージを与えても瞬く間に再生してしまうので、今は支援に徹しているようだ。
そして、それからも猛攻を続ける。
本体のダメージが蓄積されるのにつれて本体はかなり小さくなり、触手の攻撃も徐々に散漫になっている。
よし!これなら…!
「みんな!下がって!!」
私は大きく跳び上がって狙いを定め…一気に解き放つ!!
「天地一閃!!」
剣を纏っていた青い光が奔流となって迸る!!
ドゴォッ!!!
光の奔流は肉塊を飲み込み、床を砕いて土煙を巻き起こす!
そして、それが晴れた後には……
僅かな肉片や千切れた触手が残るのみだった。
「終わった…?」
「いや、まだだ。こんな状態なのにまだ再生しようとしている」
私の呟きをテオが否定する。
うげ~……そこから再生するの?
なんという生命力か。
だけど、コレは異界の魂ではないのか?
…いや、最初に黒い靄が身体から溢れたときの感じは異界の魂のそれと同じだった。
全くの無関係と言う事はありえないだろう。
あの漆黒に染まった肉体…何というか、これまでと違って完全に肉体と融合しているような感じだった。
リル姉さんの印で動きを封じられなかったのもそのせいだと思う。
幸いにも、触手の攻撃は鋭かったものの攻撃はそれだけで本体も身動きしなかったので、有効な攻撃手段が揃ってさえすればそれほどの難敵というほどのものではなかった。
ただ、神聖武器が無かったら…あの驚異的な再生能力の前に果たして打開策を見出すことができただろうか?
そして、更に嫌な予感がするのは……これも唯の実験だったのではないだろうか?
あわよくば印持ちを殺せるならばそれで良し、そうでなくても実験のデータは取れる……
はっ!?
だったら、またリッフェル領の時みたいに経過を見ていたヤツがどこかにいるはず!!
「ケイトリン!周囲に怪しいやつがいないか探して!!」
「…すみませんカティア様、ダメでした。もう逃げられてしまいました」
もう動いてたのか…流石だ。
だけど取り逃がしてしまった、と。
残念だけど仕方ない。
「どんなヤツだった?」
「ソコのバルコニーから覗いていたヤツなんですけど…暗殺者達と同じように黒ずくめでフードも被ってたんで、どんな奴だったかはサッパリ…私が気付いたのを察知して直ぐに逃げてしまいました」
「そう…それはしょうがないね。とにかく、今は再生しないように残った肉片も残らず潰さないとね…」
そうして、手分けして処理していくのだが…もう既に殆どの力を失ったためなのか、神聖武器でなくても対処は可能だった。
やはり闇が漏れ出ることもなく、やがて全ての肉片を潰し終わって処置完了となる。
…ポチはステラの印の効果が切れると共に消えてしまった。
うう…私のモフモフが…
しかし、今回の敵は一体何だったのか?
またリル姉さんに相談しないと…
「終わった……でも、もうパーティーどころじゃなくなったね」
「…そうだな。だが、国賓の方々にはどう説明するか…」
「…兄上には私から話します。それに…今回の件、狙いが印持ちだったとすれば我々も他人事ではありません」
「アダレットは私だけですし…そもそも狙われた本人…今回の襲撃は私のせいかもしれません」
父様が頭を悩ませていると、テオとステラがフォローしてくれる。
「うむ…テオフィルス殿、助かる。それから、ステラ殿のせいではないだろう。カティアも狙われたのだし…テオフィルス殿が言った通り、印持ちがターゲットだったのであれば、盟約の十二王家全てが関ってくるのだ」
父様の言う通りだ。
異界の魂や邪神教団についてはこれまでも各国に情報共有しているが、印持ちが狙われている可能性が高まったからには、更に各国の連携が重要になってくるだろう。
隣にはステラが喚び出した銀狼のポチ(勝手に命名)が随伴する。
…後でモフらして!
今、最前線で戦ってるのは、神聖武器を持つテオとルシェーラだ。
その他には…父様や閣下、リュシアンさんを筆頭に騎士の中でも精鋭達が取り囲んでいるが、通常の武器では決定的なダメージを与えることは出来ずにいる。
そのため、攻撃はテオ達に任せて、無数にある触手の攻撃が二人に集中しないようにターゲットを分散させる役割に徹しているようだ。
だが、いくら神聖武器を持とうとも、あれだけの巨体を倒すためにはやはり手数が不足している。
私とポチが参戦すれば、多少は有利になるか…?
「銀矢連弾!」
と、もう少しで前線に加わろうかと言うところで、私達の後ろから白銀の光を纏った矢が幾つも飛来して肉塊に突き刺さ…いや、肉をゴッソリ抉って貫通した!?
凄い…ステラの弓の攻撃だ!
後方支援どころか前線の二人にも劣らぬほどのダメージを与えてる。
そして、私とポチも攻撃に加わる!
しかしそれを邪魔するようにビュッ!と、何本もの触手の槍が迫ってくる!
視界を埋め尽くすほどの攻撃に、一旦仕切り直そうとしたとき、私を護衛する様に付いてきていたポチがその鋭い爪を振るって纏めて触手を引き裂くと、本体までの道が拓けた!
「ポチ、ナイス!」
「ワオンッ!」
再び触手が襲ってくる前に私は本体に肉薄して、青く輝く刀で斬りつける!!
ザシュッ!!
ディザール様の印の青い光は純粋な破壊エネルギーだ。
だから、通常の斬撃痕よりも大きく抉って切り裂くことができるのだが、これでもこの巨体では致命的なダメージと言うほどのものではないだろう。
だが、神聖武器で付けた傷と同様に再生には時間がかかるようだ。
私の他に神聖武器を持つ二人、更には強力無比なステラの弓の攻撃も織り交ぜて何度も攻撃を加えていけば何れは倒せるはずだ!
攻撃を加えながらも、チラッとテオ達の方を横目で確認すると…
「うおおーーーっ!!!」
「はあーーーっ!!!」
父様や騎士達が触手を纏めて薙ぎ払い、テオがその隙に本体を攻撃、と言うように連携を見せている。
ルシェーラと閣下、リュシアンさんも同様の連携で戦っている。
皆、流石だね…!
そうした前線の攻撃の間を縫うようにして銀光の矢が次々と飛来しては触手を巻き込みつつ本体の肉をこそぎとっていく。
よし!
完全に攻撃パターンが出来上がっている!
これを維持すれば何れは倒せるだろう。
実際、既にかなりのダメージが蓄積されているのか、肉塊の大きさは最初に比べて目に見えて小さくなっている。
「いいぞ!このまま繰り返すぞ!!」
「「「はっ!!」」」
父様が激を飛ばすのに皆が応える。
それにしても、神聖武器じゃないから直接攻撃にこそ加わっていないけど…
流石は英雄王と言われるだけのことはあり、その剣の一振りで触手の尽くを打払っている。
さっきまで本体にも攻撃してたみたいだが、神聖武器じゃないと大きなダメージを与えても瞬く間に再生してしまうので、今は支援に徹しているようだ。
そして、それからも猛攻を続ける。
本体のダメージが蓄積されるのにつれて本体はかなり小さくなり、触手の攻撃も徐々に散漫になっている。
よし!これなら…!
「みんな!下がって!!」
私は大きく跳び上がって狙いを定め…一気に解き放つ!!
「天地一閃!!」
剣を纏っていた青い光が奔流となって迸る!!
ドゴォッ!!!
光の奔流は肉塊を飲み込み、床を砕いて土煙を巻き起こす!
そして、それが晴れた後には……
僅かな肉片や千切れた触手が残るのみだった。
「終わった…?」
「いや、まだだ。こんな状態なのにまだ再生しようとしている」
私の呟きをテオが否定する。
うげ~……そこから再生するの?
なんという生命力か。
だけど、コレは異界の魂ではないのか?
…いや、最初に黒い靄が身体から溢れたときの感じは異界の魂のそれと同じだった。
全くの無関係と言う事はありえないだろう。
あの漆黒に染まった肉体…何というか、これまでと違って完全に肉体と融合しているような感じだった。
リル姉さんの印で動きを封じられなかったのもそのせいだと思う。
幸いにも、触手の攻撃は鋭かったものの攻撃はそれだけで本体も身動きしなかったので、有効な攻撃手段が揃ってさえすればそれほどの難敵というほどのものではなかった。
ただ、神聖武器が無かったら…あの驚異的な再生能力の前に果たして打開策を見出すことができただろうか?
そして、更に嫌な予感がするのは……これも唯の実験だったのではないだろうか?
あわよくば印持ちを殺せるならばそれで良し、そうでなくても実験のデータは取れる……
はっ!?
だったら、またリッフェル領の時みたいに経過を見ていたヤツがどこかにいるはず!!
「ケイトリン!周囲に怪しいやつがいないか探して!!」
「…すみませんカティア様、ダメでした。もう逃げられてしまいました」
もう動いてたのか…流石だ。
だけど取り逃がしてしまった、と。
残念だけど仕方ない。
「どんなヤツだった?」
「ソコのバルコニーから覗いていたヤツなんですけど…暗殺者達と同じように黒ずくめでフードも被ってたんで、どんな奴だったかはサッパリ…私が気付いたのを察知して直ぐに逃げてしまいました」
「そう…それはしょうがないね。とにかく、今は再生しないように残った肉片も残らず潰さないとね…」
そうして、手分けして処理していくのだが…もう既に殆どの力を失ったためなのか、神聖武器でなくても対処は可能だった。
やはり闇が漏れ出ることもなく、やがて全ての肉片を潰し終わって処置完了となる。
…ポチはステラの印の効果が切れると共に消えてしまった。
うう…私のモフモフが…
しかし、今回の敵は一体何だったのか?
またリル姉さんに相談しないと…
「終わった……でも、もうパーティーどころじゃなくなったね」
「…そうだな。だが、国賓の方々にはどう説明するか…」
「…兄上には私から話します。それに…今回の件、狙いが印持ちだったとすれば我々も他人事ではありません」
「アダレットは私だけですし…そもそも狙われた本人…今回の襲撃は私のせいかもしれません」
父様が頭を悩ませていると、テオとステラがフォローしてくれる。
「うむ…テオフィルス殿、助かる。それから、ステラ殿のせいではないだろう。カティアも狙われたのだし…テオフィルス殿が言った通り、印持ちがターゲットだったのであれば、盟約の十二王家全てが関ってくるのだ」
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