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翌日、俺たちは街の北にある山にハイキングに来ていた。この山には珍しい薬草が生えているらしく、それを採取するためにやってきたのだが……


「あ! これ見て!」


ラインハルトが指差した先にあったのは、奇妙な色と形をしているキノコだった。その形はどこか人の顔のようにも見えて不気味だったが、よく見ると結構可愛い感じがしているようにも思えた。


(ああ~マジで可愛いわぁ)


そんなことを考えていると不意に彼が俺の手を握ってきた。突然のことに驚いていると彼は微笑みながら言った。


「えへへっ、手繋ごうと思って!」


そんなやり取りをしながら歩いていると、近くに森が見えてきたので二人で薬草を探すことにした。すると早速目的の薬草を発見したので採取していくことにする。


「これは解熱効果があるから取っておくべきだな」


俺がそう言うとラインハルトは嬉しそうにしながら言った。


「これ、美味しいもんね!」


そんなやり取りをしながら薬草を摘んでいると、不意に彼が俺の手を握ってきた。突然のことに驚いていると彼は微笑みながら言った。


「えへへっ、手繋ごうと思って!」


その言葉を聞いた瞬間、胸が高鳴るのを感じた……


(ああ~マジで可愛いわぁ)


そんなことを考えつつ俺達は薬草を摘んでいったのだった。


「そろそろ山頂だぞ」


俺がそう言うと、ラインハルトは目を輝かせながら言った。


「やったぁ! 早く行こう!」


そんな風にはしゃぐ彼の姿を見ていると自然と笑みが溢れてくるのだった……


(ああ~マジで可愛いわぁ)


そんなことを考えつつ山頂に到着すると、そこには綺麗な景色が広がっていた。遠くには海が見えるのだが、今日はあいにくの天気なので波が荒立っていた……。そんな光景を眺めながら昼食を摂ることにした俺達はレジャーシートを広げると一緒に座って昼食を食べ始めた。


「このサンドウィッチ美味しいね!」


「ああ、そうだな」


そんな風に会話していると不意に強い風が吹いてきた。それによって木々の葉が揺れたかと思うと、数枚の葉っぱが俺の手元に落ちてきたのだった……


(あ~マジ可愛いわぁ)


そんな感想を抱きつつ拾った葉っぱを眺めると、そこにはハートの形をした赤い模様が描かれていたのだ……!


(ああ~マジで可愛いわぁ)


そんなことを思いながらラインハルトのことを見ると、彼もこっちを見つめていたようで目が合ってしまった……。

お互いに照れ臭くなりながらも笑い合うと、そのまま昼食を食べ進めていくのだった……。

昼食を食べ終えた後で俺達は麓まで下りて来ると、その後は街に戻ってのんびりと過ごしたのだった……。
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