39 / 45
第39話 決戦!魔王城!
しおりを挟む
「何があったんだ!!!」
ボロボロになった魔王の間に、自らもボロボロになったウォーバルが飛び込んできた。
続いて、仮面をかぶったグランザも飛び込んでくる。
『ほう、ちょうど役者が揃った、といったところか』
そう言うグリードを見て、ウォーバルは苦々しい顔をした。
「貴様がグリードか・・・!よくも俺たちをコケにしてくれたな・・・!?」
「え、ウォーバル、
外にいたのに何で、あいつの封印が解けているのを見ても驚かないの!?」
シルフィアは、元々はウォーバルのケガを心配しようとしていたが、
それより先に疑問点が出てきてしまった。
それに答えたのは魔王アイサシスだった。
「うむ、ウォーバルだけ話が分からんと可哀そうじゃからな。
ここでの会話を魔術通信で伝えてやっておったんじゃ」
「ありがとうございます、魔王様!
もっと早くここに来たかったのですが、グランザの奴に手こずってしまい・・・」
「あと、この城の者たちは皆、ヘルターから避難命令を出してもらっておるので、
思う存分戦って城が壊れても大丈夫じゃぞ!!」
「な、何でそんなに手回しがいいんですか!?」
ファイレーンが驚きの声を上げる。
「何って、結界を抜けてグリーズが魔王の間に入ってきた時から
大体こうなりそうなことは予想できたからのう」
入り込まれてしまったならしょうがない、と、
魔王の間の扉を開け放ったのも魔王本人だった。
「魔王様・・・!流石です!!」
シルフィアは感激の声をあげた。
そうだ、こちらには魔族の頂点、魔王様もいる!!
「ちなみにワシは、封印のために魔力をずっと使っておったので、
もう魔力がスッカラカンじゃ。
足手まといにしかならんので、ここは退散するぞ!」
そう言って、お世話係のヘルターに担がれて魔王はどこかに来ていった。
「あとは任せたぞ~~」
激励の言葉だけ残していった。
「うう・・・やっぱりダメかもしれない」
シルフィアは思わず涙を流した。
「あっはっはっは!」
大笑いしたのはグリーズだった。
「残念でしたね。グリード様だけでも絶望的なのに、グランザ様もこちらの戦力のまま。可哀そうに。
まあ、四天王最強のグランザ様がやられた時点であなた達の負けは決まっていたわけですね」
厭味ったらしくそう言うと、今度は矛先をライカに向けてきた。
「勇者様もご苦労様でした。
四天王最強のグランザ様を倒してくれるなんて大金星ですよ。
私も、あなたが魔王軍と敵対するように色々頑張ったかいがありました」
(色々頑張った?)
ファイレーンはその言葉が心に引っかかった。
「てめぇ!
じゃあやっぱり、あの国の姫様の事はお前が裏で糸を引いていたんだな!」
(え、あの国のお姫様、ってなに?)
「おやおや、そんな事もありましたね。
そう言えばあの村の老夫婦はお元気ですか?随分落ち込んでいたようですが」
「っ!てめぇ!あれもお前が!?」
「あの男の子が乗っていた海賊船の幽霊騒動も、実は私が裏で糸を引いていたんですよ」
「・・・!絶対に許せねぇ!!」
「ちょ、ちょっと待ってください!!」
完全に取り残されて、ファイレーンが間に入った。
「もしかしてライカさん、グリーズと面識があるんですか?」
そう言えばこの部屋に入った時からずっと、ライカはグリーズに明確な敵意を向けていた気がする。
「面識だぁ!?こいつはさんざん俺の旅の邪魔をしやがったんだ!!
イヤな奴だとは思っていたが・・・。
色んなところで起きてたムカつく事件はこいつが黒幕だったんだな!!」
(全然知らなかった・・・!)
ファイレーンはショックを受けていた。
自分が頑張って四天王とライカの因縁を作っていたのに、
もっと前にバッチリ因縁作ってる奴がいるなんて!!
まあ、グリーズの話からすると、
ライカに魔王を倒す動機を持たせるために、ことさらに悪辣なことをしていたようだし、
それをわざわざ魔王軍に報告しなかった、と言う事なのだろうが。
「てめぇら絶対許せねぇーーー!!!」
堪忍袋の緒が切れたライカが、グリーズに飛び掛かる!
わざわざ自分の悪事を告白したのは、ライカを怒らせるための挑発だったようだ。
「アハハハハハ!いかに勇者と言えども、このグリード様の力には敵いませんよ!」
そう言うとグリーズはグリードの方に飛んでいき・・・・
なんと、グリードの中に吸い込まれていった。
「うげ!!」
ライカはイヤなもの見た気がして、うめき声をあげた。
「吸収した!?」
シルフィアも驚く。
『こいつは元々俺の力の欠片・・・。
すでに「グリーズ」としての役目は果たした。
後は純粋な「力」として、俺の元に戻ったまでよ・・・』
あの姿で挑発するのが最後の仕事、ということらしい。
吸収したことでグリードはパワーアップでもしたのだろうか。
「そんな・・・・」
グリーズと多少なりとも付き合いのあったシルフィアは、ショックではあるようだ。
『さあ!黒剣のグランザを相手にしながら、この俺と戦う・・・。
果たしてどれほど持つかな・・・!?』
それまで黙っていたグランザが臨戦態勢を取る。
確かに絶望的だ・・・。
シルフィアとファイレーンは冷や汗を垂らした・・・。
しかし
「知るかぁ!!ぶっ潰す!!!」
ライカは相変わらずだった。
「シア!!オレをグリードの真上まで一気に飛ばせ!!」
「ええ!?」
「早く!先手必勝!!」
「わ、分かったよ!!!」
シルフィアは風の蝶を素早くライカにまとわせ、
その力で上空に向かい加速させた。
(でも確かに、こうなったらライカさんの謎パワーに頼るしかないですね!!)
グリーズが挑発したせいでライカは冷静ではないかもしれないが、
少なくとも明確にグリードと戦うことにしてくれたらしい。
(いけーー!!頑張れ!勇者!!)
ファイレーンは心の中で声援を叫んだ。
ライカの意図を汲んだシルフィアの魔術により、
ライカはグリードよりも上空、つまり、グリードの背面に飛び上がった。
先ほどまではグリーズがいたので迎撃される恐れがあったが、
今はいない!
「死ねぇぇゃぁあああああああ!!!一刀両断!!」
そのまま飛び降りて、渾身の力で首の付け根に向かって剣を振りお降ろす!!!
ガキィィィンンン!!
その音の大きさが、ライカの一撃の強烈さを表していた。
しかし――――
『ふん・・・確かに人間にしては規格外の力だが・・・所詮人間!
偉大なるドラゴンの、さらに支配者たる俺の敵ではないわ!!!』
剣はグリードの首筋、鱗を貫き刺さってはいるが・・・・
それでも、分厚い鱗と強靭な筋肉に阻まれ、グリードに痛みを与えるような傷はつけられていなかった。
しかも・・・
「!!?くそ!放しやがれ!!」
その筋肉で剣を締め付け、抜けないようにしてしまった。
『馬鹿め!貴様はもう終わりだ!!!』
グリードはそう吠えると、
全身にググッ・・・と力を入れ―――――
次の瞬間、グリードの背中が激しく光った!
バリバリバリバリバリ!!!!!
その背中から天に向かって、衝撃はと共に無数の雷が放たれた!!!
「ライカ!!!」
シルフィアが声を上げる。
だが、放たれた雷の余波は地上にも届き、シルフィア達の周りにも降り注ぐ
「ライカ!ライカ!!」
シルフィアは雷を避けながら、自らもグリードの上に飛び上がる。
グリードの背中には、黒く煤にまみれた剣が一本刺さっているだけだった。
「そんな・・・・」
シルフィアは呆然と肩を落とす。
『愚かな奴だ。消し炭になったか、遥か彼方に吹き飛んだか・・・・、
それともその両方かな』
グリードは、落胆するシルフィア達を見るのが楽しいのか、
攻撃してくること無く様子を見ているようだ。
「ライカさんがやられてしまうなんて・・・・」
ファイレーンは呆然となって膝をついた。
ボロボロになった魔王の間に、自らもボロボロになったウォーバルが飛び込んできた。
続いて、仮面をかぶったグランザも飛び込んでくる。
『ほう、ちょうど役者が揃った、といったところか』
そう言うグリードを見て、ウォーバルは苦々しい顔をした。
「貴様がグリードか・・・!よくも俺たちをコケにしてくれたな・・・!?」
「え、ウォーバル、
外にいたのに何で、あいつの封印が解けているのを見ても驚かないの!?」
シルフィアは、元々はウォーバルのケガを心配しようとしていたが、
それより先に疑問点が出てきてしまった。
それに答えたのは魔王アイサシスだった。
「うむ、ウォーバルだけ話が分からんと可哀そうじゃからな。
ここでの会話を魔術通信で伝えてやっておったんじゃ」
「ありがとうございます、魔王様!
もっと早くここに来たかったのですが、グランザの奴に手こずってしまい・・・」
「あと、この城の者たちは皆、ヘルターから避難命令を出してもらっておるので、
思う存分戦って城が壊れても大丈夫じゃぞ!!」
「な、何でそんなに手回しがいいんですか!?」
ファイレーンが驚きの声を上げる。
「何って、結界を抜けてグリーズが魔王の間に入ってきた時から
大体こうなりそうなことは予想できたからのう」
入り込まれてしまったならしょうがない、と、
魔王の間の扉を開け放ったのも魔王本人だった。
「魔王様・・・!流石です!!」
シルフィアは感激の声をあげた。
そうだ、こちらには魔族の頂点、魔王様もいる!!
「ちなみにワシは、封印のために魔力をずっと使っておったので、
もう魔力がスッカラカンじゃ。
足手まといにしかならんので、ここは退散するぞ!」
そう言って、お世話係のヘルターに担がれて魔王はどこかに来ていった。
「あとは任せたぞ~~」
激励の言葉だけ残していった。
「うう・・・やっぱりダメかもしれない」
シルフィアは思わず涙を流した。
「あっはっはっは!」
大笑いしたのはグリーズだった。
「残念でしたね。グリード様だけでも絶望的なのに、グランザ様もこちらの戦力のまま。可哀そうに。
まあ、四天王最強のグランザ様がやられた時点であなた達の負けは決まっていたわけですね」
厭味ったらしくそう言うと、今度は矛先をライカに向けてきた。
「勇者様もご苦労様でした。
四天王最強のグランザ様を倒してくれるなんて大金星ですよ。
私も、あなたが魔王軍と敵対するように色々頑張ったかいがありました」
(色々頑張った?)
ファイレーンはその言葉が心に引っかかった。
「てめぇ!
じゃあやっぱり、あの国の姫様の事はお前が裏で糸を引いていたんだな!」
(え、あの国のお姫様、ってなに?)
「おやおや、そんな事もありましたね。
そう言えばあの村の老夫婦はお元気ですか?随分落ち込んでいたようですが」
「っ!てめぇ!あれもお前が!?」
「あの男の子が乗っていた海賊船の幽霊騒動も、実は私が裏で糸を引いていたんですよ」
「・・・!絶対に許せねぇ!!」
「ちょ、ちょっと待ってください!!」
完全に取り残されて、ファイレーンが間に入った。
「もしかしてライカさん、グリーズと面識があるんですか?」
そう言えばこの部屋に入った時からずっと、ライカはグリーズに明確な敵意を向けていた気がする。
「面識だぁ!?こいつはさんざん俺の旅の邪魔をしやがったんだ!!
イヤな奴だとは思っていたが・・・。
色んなところで起きてたムカつく事件はこいつが黒幕だったんだな!!」
(全然知らなかった・・・!)
ファイレーンはショックを受けていた。
自分が頑張って四天王とライカの因縁を作っていたのに、
もっと前にバッチリ因縁作ってる奴がいるなんて!!
まあ、グリーズの話からすると、
ライカに魔王を倒す動機を持たせるために、ことさらに悪辣なことをしていたようだし、
それをわざわざ魔王軍に報告しなかった、と言う事なのだろうが。
「てめぇら絶対許せねぇーーー!!!」
堪忍袋の緒が切れたライカが、グリーズに飛び掛かる!
わざわざ自分の悪事を告白したのは、ライカを怒らせるための挑発だったようだ。
「アハハハハハ!いかに勇者と言えども、このグリード様の力には敵いませんよ!」
そう言うとグリーズはグリードの方に飛んでいき・・・・
なんと、グリードの中に吸い込まれていった。
「うげ!!」
ライカはイヤなもの見た気がして、うめき声をあげた。
「吸収した!?」
シルフィアも驚く。
『こいつは元々俺の力の欠片・・・。
すでに「グリーズ」としての役目は果たした。
後は純粋な「力」として、俺の元に戻ったまでよ・・・』
あの姿で挑発するのが最後の仕事、ということらしい。
吸収したことでグリードはパワーアップでもしたのだろうか。
「そんな・・・・」
グリーズと多少なりとも付き合いのあったシルフィアは、ショックではあるようだ。
『さあ!黒剣のグランザを相手にしながら、この俺と戦う・・・。
果たしてどれほど持つかな・・・!?』
それまで黙っていたグランザが臨戦態勢を取る。
確かに絶望的だ・・・。
シルフィアとファイレーンは冷や汗を垂らした・・・。
しかし
「知るかぁ!!ぶっ潰す!!!」
ライカは相変わらずだった。
「シア!!オレをグリードの真上まで一気に飛ばせ!!」
「ええ!?」
「早く!先手必勝!!」
「わ、分かったよ!!!」
シルフィアは風の蝶を素早くライカにまとわせ、
その力で上空に向かい加速させた。
(でも確かに、こうなったらライカさんの謎パワーに頼るしかないですね!!)
グリーズが挑発したせいでライカは冷静ではないかもしれないが、
少なくとも明確にグリードと戦うことにしてくれたらしい。
(いけーー!!頑張れ!勇者!!)
ファイレーンは心の中で声援を叫んだ。
ライカの意図を汲んだシルフィアの魔術により、
ライカはグリードよりも上空、つまり、グリードの背面に飛び上がった。
先ほどまではグリーズがいたので迎撃される恐れがあったが、
今はいない!
「死ねぇぇゃぁあああああああ!!!一刀両断!!」
そのまま飛び降りて、渾身の力で首の付け根に向かって剣を振りお降ろす!!!
ガキィィィンンン!!
その音の大きさが、ライカの一撃の強烈さを表していた。
しかし――――
『ふん・・・確かに人間にしては規格外の力だが・・・所詮人間!
偉大なるドラゴンの、さらに支配者たる俺の敵ではないわ!!!』
剣はグリードの首筋、鱗を貫き刺さってはいるが・・・・
それでも、分厚い鱗と強靭な筋肉に阻まれ、グリードに痛みを与えるような傷はつけられていなかった。
しかも・・・
「!!?くそ!放しやがれ!!」
その筋肉で剣を締め付け、抜けないようにしてしまった。
『馬鹿め!貴様はもう終わりだ!!!』
グリードはそう吠えると、
全身にググッ・・・と力を入れ―――――
次の瞬間、グリードの背中が激しく光った!
バリバリバリバリバリ!!!!!
その背中から天に向かって、衝撃はと共に無数の雷が放たれた!!!
「ライカ!!!」
シルフィアが声を上げる。
だが、放たれた雷の余波は地上にも届き、シルフィア達の周りにも降り注ぐ
「ライカ!ライカ!!」
シルフィアは雷を避けながら、自らもグリードの上に飛び上がる。
グリードの背中には、黒く煤にまみれた剣が一本刺さっているだけだった。
「そんな・・・・」
シルフィアは呆然と肩を落とす。
『愚かな奴だ。消し炭になったか、遥か彼方に吹き飛んだか・・・・、
それともその両方かな』
グリードは、落胆するシルフィア達を見るのが楽しいのか、
攻撃してくること無く様子を見ているようだ。
「ライカさんがやられてしまうなんて・・・・」
ファイレーンは呆然となって膝をついた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる