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No.06
〜優里の姉①〜
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私が結城さんと、再び付き合い始めたある日。
私は優里と生徒会室に来ていた。
「私のお姉ちゃんは、明里って言うんだ」
「明里?へー私たちのグループを作った明里ちゃんと同じなんだね」
明里って名前はどこにでもいるしね。
けれど、優里と結城さんたちはなんか言いたそうな顔してた。
どうしたんだろう?
「じゃなくて、私のお姉ちゃんは、星野明里。悠奈たちのチームを作った、あの明里なの」
「え……」
「あ、悠奈を責めるつもりないし、悠奈のせいじゃないから!」
「うん……」
けれど、私が明里ちゃんを殺したようなものだから……。
「あ、そだ」
「え?」
「優里!今日家によっていってよ」
「うん、わかった」
私たちは生徒会室をあとにした。
そして。
私は、優里にあるものを渡す。
キレイにラッピングされた包み。
そしてその中から手紙が出てきた。
愛する我が妹、優里へ――
そう言う書き出しで手紙が書かれていた。
間違いなく、この文字明里ちゃんの文字だった。
『悠奈。もし私が死んで私の妹に会うことがあったらこれ渡して?手紙が中に入ってるから』
そう言っていたけど。
まさかそんなとこに仕込まれていたとは。
"あなたが、この手紙を読んでいるということは、私はきっと生きていないでしょう。
そして私は、この手紙をあなたに渡した人物によるものとされるでしょう。
優里、悠奈は何もしてないよ?
だから、嫌わないで?
そして、人から聞かされたものを鵜呑みにしないで、真実を知る努力しなさい!
最後にあなたを置いていなくなってごめんなさい。
許してとは言わない。
だから、悔いのない人生を送ってね"
「お姉ちゃん」
「優里、ごめんね」
私には優里に謝ることしかできなかった。
私は優里と生徒会室に来ていた。
「私のお姉ちゃんは、明里って言うんだ」
「明里?へー私たちのグループを作った明里ちゃんと同じなんだね」
明里って名前はどこにでもいるしね。
けれど、優里と結城さんたちはなんか言いたそうな顔してた。
どうしたんだろう?
「じゃなくて、私のお姉ちゃんは、星野明里。悠奈たちのチームを作った、あの明里なの」
「え……」
「あ、悠奈を責めるつもりないし、悠奈のせいじゃないから!」
「うん……」
けれど、私が明里ちゃんを殺したようなものだから……。
「あ、そだ」
「え?」
「優里!今日家によっていってよ」
「うん、わかった」
私たちは生徒会室をあとにした。
そして。
私は、優里にあるものを渡す。
キレイにラッピングされた包み。
そしてその中から手紙が出てきた。
愛する我が妹、優里へ――
そう言う書き出しで手紙が書かれていた。
間違いなく、この文字明里ちゃんの文字だった。
『悠奈。もし私が死んで私の妹に会うことがあったらこれ渡して?手紙が中に入ってるから』
そう言っていたけど。
まさかそんなとこに仕込まれていたとは。
"あなたが、この手紙を読んでいるということは、私はきっと生きていないでしょう。
そして私は、この手紙をあなたに渡した人物によるものとされるでしょう。
優里、悠奈は何もしてないよ?
だから、嫌わないで?
そして、人から聞かされたものを鵜呑みにしないで、真実を知る努力しなさい!
最後にあなたを置いていなくなってごめんなさい。
許してとは言わない。
だから、悔いのない人生を送ってね"
「お姉ちゃん」
「優里、ごめんね」
私には優里に謝ることしかできなかった。
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