LOVE☆GAME

葉月カイト

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GAMEしようか?

2

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「じゃあ窓側行こうか?」



俺は橘先輩と向かい合わせで座る。
なんか周りがうるさいけど。


「いただきます」
「由貴くんさオムライス好きなんだね」
「……あまり肉入ってないから」
「ダイエット中?やめなよ。由貴くんはもう少し肉つけた方がいいよ。ガリガリじゃない」

別にダイエット中じゃないんだけどな。
ガリガリて別にいいじゃん。
肉が付きにくいだけなんだし。



まぁ。
いいや。



「いただきます」


オムライス、めちゃくちゃ上手い!
卵ふわとろだし。



「くっくっく……」
「橘先輩?」
「由貴くん。可愛いー!」



橘先輩は俺が食べるのを見ながらそう言ってきた。
可愛いって男に言うもんじゃないだろう!!



俺たちはさっさと食事をすませてカフェから出ると……。



「由貴くん!」
「あ、確か磯崎さん」


学部は違うけどゼミが同じ。
最近よく話しかけてくるなって思っていたんだけど。



「由貴くん、話しあるんだけど……」
「橘先輩。すみません」
「いいよ。行っておいで」


先輩は何故か複雑そうな顔して俺を見送った。


そして。
俺は磯崎さんと人目のつかない場所に向かった。



「話しって?」



聞かなくてもわかる。



「由貴くん!あのね、私由貴くんが好きなの」



ほら。
やっぱり……。



「ごめん。俺、好きな人がいるんだ」



これでいつもならすむんだ。
いつもなら。



「好きな人って?」
「それはっ」
「由貴くんがゲイって噂聞いたんだけど!!」
「っ!?誰から?」
「いいから答えて!」 



彼女はしつこかった。
だから俺は答えた。
正直に。 



「そうだよ。俺、男としか恋愛できないんだ。女の子には興味ないから」



俺がそう言うと、磯崎さんの顔色が変わった。



「騙してたの!?」
「騙してなんかっ」
「私たちに優しくして、勘違いさせて告白させて!ホントは男が好きで……気持ち悪い。由貴くんβらしいけどΩの方がよかったんじゃないの?」



そう言いながら磯崎さんは突き飛ばしてきた。


「っ……」
「あなたなんか、こっちから願い下げよ」



そう言って磯崎さんは走り去って行った。



はぁ、今日は最悪だ。
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