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葉月カイト

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クリスマスそして年明け

19

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「よし!できたー」




最近は由貴くんに色々作って上げるのが楽しくて仕方ない。
由貴くんは美味しそうに食べてくれるから。
由貴くんは鶏肉、スイカ、びわ、柿はアレルギーで食べれないらしい。
肉が好きじゃない。




「お待たせー」
「いただきます」



由貴くんの食べてる姿可愛いなぁ。



小動物みたい。
リスとか。



「あ、ね。そばどうする?」
「え?カップ麺でよくね?」



思った通りの反応だね。




「だーめ。今から買い物行くから付き合ってよ」



最初は文句言ってたけど、結局は付き合ってくれるんだよね。



ホント。
由貴くんは優しいんだから。




「由貴くん、着替えた?」
「着替えたぞ」
「じゃあ行こうか?」



由貴くんを連れてスーパーへ。



「うぇー人多すぎっ」
「年末だしね」



由貴くんの手を引いて目的のモノを買っていく。
由貴くんは人が多いと酔ってしまうらしくちょっと気分悪そうだった。


*****************
そして、夜。


「もういいの?」
「そんなにいらないって」
「じゃあ片付けてくるからゆっくりしてて」
「俺も手伝う」
「じゃあ由貴くんは食器ふいてくれる?」
「うん」




そして。
片付け終わるとしばらくして紅白を見ていたんだけど…………。



「由貴くん、眠い?」
「平気」
「眠そうだよ?」



由貴くんてば、よく寝るよね。



「一緒にお風呂入ろうか?」
「お風呂なら1人で入れるし」




それで一気に眠気がさめたみたい。
このあと。



除夜の鐘が鳴り終わったあと由貴くんを美味しく頂いたけどね。
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