LOVE☆GAME

葉月カイト

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キミが好きだよ

3

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そして。
また、陸也に呼び出された。



「陸。何?」
「何?じゃねぇーよ」



陸てばかなりお怒りみたい。
ホント、最近怒りっぽいんだから。
俺のせいだから言わないけどね。



「この間、由貴にお前のこと諦めろ言った」



言われても仕方ないよね。




「由貴の奴泣きながら嫌だって言ってきた」
「そう、なんだ」
「颯太。お前が由貴と絡むようになったのは何故だ?俺の記憶が正しければ由貴が他人のふりするつって嘆いていたよな?んで髪もあの頃みたいにオレンジに戻したよな?」
「…………マッチングアプリだよ」
「はぁ!?」
「俺が遊ぶ時に使っていたサイトに由貴くんがいた」



女の子は面倒だし男の子と遊ぼうと思ってサイトにログインしたら由貴くんがいた。



「由貴てそういうのしなさそうだけど」
純平ともだちに勧められたんだって」
「最初はメールしてる相手が由貴くんて知らなかったんだ。メールしていくうちにメールの相手が由貴くんてわかってさ」
「何でわかったんだ」
「いや、そのぉ…………」



流石に陸には言えない。
由貴くんに無理矢理キスしたりとか。
抵抗しないのをいいことに由貴くんのを咥えてとか。




「颯・太・?」
「俺が由貴くんに無理やりキスした時のこととかをねメールで言ってきてたから」
「お前はっ」
「陸。怒らないでよ!」
「由貴はいつお前に好きだって言ったんだ?」
「俺が無理やり言わせた。メールでそう言ってたから」




多分。
由貴くんは言うつもりなかったし。
ただ、俺のそばにいたいだけだったんだと思うから。



「で、由貴くんに言ったんだよ。俺が由貴くんを好きになるようにしてごらんて」



あの時にはすでに由貴くんが好きだったんだ。
俺自身気づいてないだけで。
最初からゲームは由貴くんの勝ちだったんだから。




ゲームする意味なかったんだ。
由貴くんを構うのが俺は楽しくて仕方なかった。



女の子に誘われても由貴くんを構うのが楽しかった。

それから。
さらに2週間後。



学生総当日。



『颯太。今日、必ず由貴と話をしろよ』



今朝。
藤澤からラインがきていた。



大丈夫。
今日こそは由貴くんと絶対に話をするから。
何がなんでも逃がさない。



「会長ーできました?」
「できたよ」
「会長ー前もってうじうじ悩むよりはさ当日にした方が良くないですか?」



学生会の執行部の子達はこれだよ。
ただ1人律だけは俺を睨んでいるけど。



さてと。
今日も頑張りますか。



「では、本年度期学生総会を始めます」



目線は自然と由貴くんを捉える。




…………何、あの顔色。
ゾンビみたいな顔色して。




隣に純平いたし大丈夫とは思うけど。



総会は今から約二時間ちょいかけてあるのに。



今すぐ由貴くんのとこに行きたい。


今はみんなが何かを発言しても頭に入ってこない。



それに気づいた書記の子がずっと記帳してくれている。




半分終わったところでお昼休憩。




「じゃあ今から一時間休憩」



やっとお昼か。
由貴くん誘って何か食べに行こうかな!



すると純平が手招きしている。




「どうしたの?お昼行かないの?」
「由貴が腹痛とあと吐きそうて」
「大丈夫?じゃないよね。病院行こうか?」



けれど由貴くんは頭を横に降る。



「由貴くん。ちょっと待ってて」



俺はビニール袋とバケツを持って戻る。



「由貴くん。一回吐いちゃいなよ」



背中をさすってあげると全部吐き出した。



それと。
微かだけど由貴くんの身体が熱い。
多分。
熱もあるんだて思う。




由貴くんが吐き出したモノに血がまざっている。



「ちょっとだけがまんしてね」



由貴くんに膝枕して寝かせる。



「もしもし藤澤?あのさ、講堂に来てくんない?」


藤澤は幸いまだ大学内にいたようですぐにきてくれた。
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