LOVE☆GAME

葉月カイト

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番そしてはじめての

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「やっっと終わった」
「どうする?帰る?それともこのまま家にいる?」
「夏休みの間はここにいる」
「課題は?」
「夏休み入ってすぐ終わった」


夏休みとかの宿題はいつも早めに終わらせていた。
今年は颯太と遊びたかったから。



「そう言えば陸也がさ颯太いつまでバイトするんだって言ってた」
「え?」





『おーい由貴。お前のチャラ男の旦那、いつまでバイトするんだ?最近は全くシフト入れてこねぇし、しかも辞めるとも言わねぇしな』


このあともぶつぶつ文句言っていたけどな。



「近いうちに辞めるよ」
「そのくせシフト入れてないじゃん」
「来週からはいっぱいシフト入れたから」
「そんなに?」
「え?あぁ!由貴くんを構うことはできるから大丈夫だよ?」



そういう心配じゃないんだけど。



「由貴くんにおうよ?」
「え?」


俺がオメガとわかってから発情期がくる前。
こんな変態的なことを言ってくる。
颯太には何故かわかるらしい。
律たちは運命の番なんじゃないかとか言ってるけど。

運命の番って都市伝説だろう?



「生理おわってすぐ発情期来たことないよね?」
「3月から生理も発情期も来なかったから」
「そっか。じゃあ近いうちにくるかもね」



それから2週間後。
なんとなく怠くて今日中にヒートくるかなとは思っていた。
ヒートくる前って怠くなるから。



「ごめんね、由貴くん」
「ふえ?」
「教授に呼び出されたから行かなきゃいけなくなったんだよね」
「行ってこいよ」
「冷蔵庫の中の食べていいし、買いに行っていいから」



颯太はカードキーを置いて教授のもとへ。
そして。
昼過ぎ。



体が疼く。
ヒートか。
しかも、よりによって颯太がいない時に。




颯太が帰ってきたのは夕方頃だった。


「ただいま」
「発情期きちゃったんだね」
「颯太」
「大丈夫だよ。ヒートきたなら連絡してくれてもよかったんだよ」
「ホントは発情期じゃない時にシたかったけど」



キスしていると颯太はいきなり離れた。



「あ、ごめん。由貴くん」
「??」
「今、ゴム切れてるから最後までは……」
「やだ」
「ヤダって」



颯太ならいいんだ。
颯太との子なら欲しいから。


「颯太ならいいからっ」
「仕方ないね。由貴くんは」
「大丈夫だよ。避妊できてもできなくても責任取るから」



今はまだ同性婚はできない。
それでも構わない。




「由貴くん」


久々なせいか颯太が欲しくて欲しくて仕方ない。
颯太に触られただけでイキそうになる。




「イキそうだね?」
「あ、なんで?」
「すぐにイッたら面白くないでしょ?」



そう言って俺のを颯太は握ってきた。
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