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葉月カイト

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年末そして年明け

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「電話?」



誰だよ?
着信見ると陸也だった。


「もしもし?」
『由貴、俺だ。練習終わったか?』
「終わった。今、着替えてる最中」
『今日飯食いにこいよ。んでついでに颯太を拾ってカードで買い物してきてくれ。買う物はメールしとくから。で、颯太も来いって言っておけよ』




仕方ねぇな。
メールみるとかなり大量だった。



着替えて颯太のとこに戻ることに。



「颯太!」
「着替えた??」
「着替えた?じゃなくて何したんだよ」
「なにも?」



何もしてないならなんでそいつらそんな顔してるんだよ。
まぁ。
何言っても無駄か。




「あのさ。陸也が飯食いに来いって!で、買い物してきて欲しいらしい」
「陸が渡してたカードで?」
「そ。あれ」



陸也はしょっちゅう買い物頼んでくる。
帰りは颯太と一緒だからなんだけど。


「何を買ってこいって?」
「これ」
「…………」
「店の買い出しも含まれてない?」
「多分な」
「いつもの業務用スーパー行こうか?」
「まるで橘先輩パシってるみたいじゃね?」
「外野は黙ってくれる?」
「由貴先輩。なんで練習参加しないんだよ!」
「全部話すよ。由貴くんはオメガで今、妊娠しているんだよね」
「なにそれ」
「俺たち今一緒に暮らしてるから」



何にいらついてるのかわからないけど。
こいつらに颯太はバラしやがった。


「それと陸也が夕飯食っていけって」
「夕飯なんだろうね?」



そして。
陸也に頼まれた食材を買って車に乗せるんだけど。
颯太の奴。
全く手伝わせてくれなかった。




妊娠してるのに重たいモノ持つなって言われてるんだよな。
いつも。


**********



「ただいまー」
「悪かったな」
「いいよ。颯太もいたし」
「俺荷物持ち?」
「いや、そういうわけじゃないけど」
「あ、おにーちゃん」
「美希ちゃん」
「由貴、美希と遊んでやってくれ」
「俺にだけ手伝わせるの?」
「お前も食うだろう?だったら手伝え!」
「わかったよ」




美希ちゃんは俺に懐いててこうやって遊んでって言ってくる。
颯太はいつもこうやって手伝わされるんだよな。



「チーズダッカルビー?」
「由貴好きでしょ?」
「おいしそう」
「由貴のは颯太が愛情込めて作ったから」



辛さ控えてあってちょっと物足りない感じだった。



夕飯のあとも美希ちゃんは遊んで欲しがっていたから遊んであげた。


「あれ?美希寝ちゃった?」
「お姉ちゃん。うん、美希ちゃん寝ちゃった」



夕飯のあと。
美希ちゃんと遊んでたらいつの間にか寝ちゃっていた。


「由貴に遊んでもらえたのが嬉しかったのね」
「由貴。美希はいいから」
「いいよ。部屋に運ぶよ」
「ありがとう」



*********



「由貴。あとはいいから陸也のとこに行って?颯太が捕まってるはずだから」
「うん」



颯太から聞いた話しによると。
陸也は颯太と二人の時ってかなり絡んできて、颯太に色々聞くんだそうだ。



「で、最近どうだ?」
「どうって」
「だから、由貴とだよ。お前由貴に言ったんだろう?由貴が言ってくるまでシないって」
「そうだよ」
「まだ続いてるのか?」
「だって由貴くん言ってくれないし」
「そろそろ折れたらどうだ?」 



…………。
何で陸也が知ってるんだよ。
颯太の奴話しやがったな!



「何話してんの?」
「颯太が由貴が誘ってくれないって。まぁ、普通は妊娠中にシようとは思わないけどな」
「きちんと先生に聞いたから大丈夫だよ」




そう。
忘れもしない。
つわりが治まったぐらいのとき。
颯太の奴。
真面目な顔して聞いていた。
「先生。セックスは妊娠中はダメなんですか」って。
先生は一瞬驚いてはいたけど真面目に答えた。


先生によると激しくしたり無理な体位じゃなきゃいいらしいから。
颯太とたまにシている。
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