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再会
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「步夏ちゃんを保育園に?」
「うん。在宅ワークにしてもらったけど会社に顔出さなきゃいけないし」
「步夏ちゃん連れて行けないしね」
それに俺がオメガだとバレるわけには行かない。
「うちの施設保育園ないしな」
「だよね」
由貴たちは養護施設で働いている。
親のいない子たちやとある事情で家にいられない子たちがいるそういう施設だ。
そして。
颯太はそこの施設長をしている。
近くの保育園に見学に行ってみることにした。
**********
「步夏。保育園どうだった?楽しい?」
「しぃ!」
保育料がいくらかかろうがいい。
步夏のためならいくらお金かかっていい。
「え?桜燐館学院に保育園がある?」
「そう。兄さんからこの間聞かされてさ」
いつできたんだ?
「これがパンフレット」
兄さんに詳しく聞くと。
有島のおばさんたちが俺が步夏を身ごもった時に保育園を作ったらしい。
まだ人数も少ないけど。
アットホームな感じの保育園らしい。
体験入園に行ってみようと申し込んだ。
その帰りにまさかあの人に会うとは思いもしなかった。
「うん。在宅ワークにしてもらったけど会社に顔出さなきゃいけないし」
「步夏ちゃん連れて行けないしね」
それに俺がオメガだとバレるわけには行かない。
「うちの施設保育園ないしな」
「だよね」
由貴たちは養護施設で働いている。
親のいない子たちやとある事情で家にいられない子たちがいるそういう施設だ。
そして。
颯太はそこの施設長をしている。
近くの保育園に見学に行ってみることにした。
**********
「步夏。保育園どうだった?楽しい?」
「しぃ!」
保育料がいくらかかろうがいい。
步夏のためならいくらお金かかっていい。
「え?桜燐館学院に保育園がある?」
「そう。兄さんからこの間聞かされてさ」
いつできたんだ?
「これがパンフレット」
兄さんに詳しく聞くと。
有島のおばさんたちが俺が步夏を身ごもった時に保育園を作ったらしい。
まだ人数も少ないけど。
アットホームな感じの保育園らしい。
体験入園に行ってみようと申し込んだ。
その帰りにまさかあの人に会うとは思いもしなかった。
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