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第13話 勇気を出して……
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ドラヘ城に到着した私たちは、すぐに部屋へと案内されました。
今日からここが、私たちの家になるのね。
「ここは王太子妃になるルシル専用の客間だ。他にも似たような部屋が、ざっと20はあるな」
「まさかそれ、全部私の部屋じゃないわよね?」
「もちろん。ここは王太子とその妃が住む宮だから手狭だが、俺が国王に就任すればこの四倍は広い宮殿に引っ越すことになる」
「この広さで、手狭だなんて……」
さっきから話のスケールが大きすぎて、実感が湧かない。
「これで狭いというなら、もしかしてアイザックは私の家を犬小屋かなんかと勘違いしていたんじゃなくて?」
ウラヌス公爵家はカレジ王国では血筋だけは良かったのだが、金はまったくなかった。
屋敷のほとんどは借金として取り上げられてしまったので、下級貴族よりも貧しい生活をしていたのよね。
「俺としてはルシルの近くに常にいることができて、ウラヌス邸にずっと住んでいたいと思っていたくらいだがな」
「常に近くにいるというか、私たちいつも研究室で寝泊まりしていたしね」
あれ……?
そういえば私って、毎晩研究室で寝泊まりしながら生活をしていたわよね。
しかも、それはアイザックも同じだった。
つまりここ数年は毎晩、研究室でアイザックと寝食を共にしていたことになる。
──えぇええ!?
なんだか、いま頃になって恥ずかしくなってきたのだけど!
アイザックは研究室の一番端っこで寝ていたから、同じ部屋で寝ているというイメージはまったくなかった。
だけど、研究員とその助手の関係であれば、研究室で一緒に寝泊まりするのは当たり前だと思っていた。
でも、いまの私たちは、恋人関係なわけで……。
「ねえ。私は今夜、どこで寝ればいい?」
「もちろん寝室だが」
「じゃあ、アイザックは?」
「もちろん寝室だが」
「その寝室って、まさか……?」
「同じ部屋じゃ、イヤだったか?」
アイザックが悲しそうな顔をしながら、私のことを見つめてくる。
そんな捨てられた子犬みたいな顔しても、流されないんだからね!
「……俺とルシルは将来を誓い合った仲だが、正式には婚約関係にもなっていない。ルシルが嫌だというなら、俺は別の部屋で寝よう」
しょんぼりしているアイザックを見て、私の胸が張り裂けそうになります。
なんなの、この感情は……!
独房の中で感じた、アイザックへの気持ち。
それがこの胸の痛みの正体なのだろうか。
「よく考えたら研究室ではいつも一緒だったのだし、いまさら別々で寝るなんて他人行儀よね。アイザックと別の部屋で寝てしまうと、独房生活を思い出してしまうかも」
「ルシル、そう言ってくれると嬉しいよ」
私の腰に、アイザックの手が回されます。
その動作は、これまで10年間の間に一度も行われたことのなかった動作でした。
「このまま寝室に連れて行きたいくらいだ」
「そ、それって……」
ど、どういう意味で言ってるの!?
「──コホン」
私とアイザックの視線が、この部屋にいるもう一人へと注がれました。
「二人で楽しくやっているところ悪いですけど、私もいるの忘れないでもらえますか?」
ドラッヘ商会の商会長である、ブラッドが手をあげながら存在をアピールしてきます。
そういえば、すっかり忘れていた!
いま部屋にいるのは、私とアイザック、そしてドラッヘ商会の商会長であるブラッドの三人だったのよね。
「ブラッド様、あなたにも驚かされました。私の竜研究を支援してくれた理由が謎だったのだけど、いまになってやっと理解できました」
ドラッヘ商会の商会長であるブラッドが、私の前で跪きます。
「ルシル様、どうか私のことはブラッドと呼び捨てにしてください。カレジ王国では良き商売関係を築かせていただきましたが、こちらでは良き主従関係を結ばせていただきます……未来の王太子妃様」
「やはり、ドラッヘ商会が私の研究を援助してくれたのは、アイザックが理由だったのですね」
すべて、納得しました。
「私、知らないところでアイザックに助けられてばかりだったのね」
アイザックに視線を向けると、にこりと笑みを返してくれます。
「俺はルシルが自由に竜研究ができるよう、手助けをしていただけだ」
「それなのに私ったら、研究に夢中でずっと気づかなかったわ」
推しの守護竜に認知されていただけでなく、ドラッヘ商会を使って支援までされていた。
それらはすべて私のためだということくらい、わかっている。
「俺は、ルシルが好きなことをしている時の表情を見るのが好きなんだ。だからこれは全部、俺のためでもある」
腰に回されていた手に、力が入りました。
私とアイザックの体が、完全に密着する。
「ではでは、私はお邪魔みたいですから~」
「あ、ブラッド!」
ブラッドが逃げた。
ど、どうしましょう!?
この甘いムード、これまでに経験したことない雰囲気だわ。
「俺のこと、研究したいって言ってたよね。興味ない?」
「…………めちゃくちゃある!!!!」
私が処刑されそうになったあの日から、アイザックのことを考えなかったことはない。
私の頭の中は、常にアイザックのことで興味津々だった。
「私、もう我慢できないかも……だから、いいでしょう?」
「ああ、俺もそろそろ限界だ。ルシル、愛している」
「ええ、私も限界……だから」
私はアイザックの顔を両手でしっかりと押さえました。
そして目を合わせながら、勇気を振り絞って懇願します。
「言い辛いんだけど、アイザックにお願いがあるの」
「なんだい、ルシル。君のためなら、なんでもするよ」
アイザックの言葉を聞いて、胸をなでおろします。
嫌だと思われていたらどうしようかと思ったけど、これで憂いはなくなった。
「実は私、アイザックの体にも、興味があって……」
私とアイザックの関係は、いまに始まったわけではない。
だから新しい関係になったとしても、きっと大丈夫。
「お願い……私に、アイザックのことを研究させて」
今日からここが、私たちの家になるのね。
「ここは王太子妃になるルシル専用の客間だ。他にも似たような部屋が、ざっと20はあるな」
「まさかそれ、全部私の部屋じゃないわよね?」
「もちろん。ここは王太子とその妃が住む宮だから手狭だが、俺が国王に就任すればこの四倍は広い宮殿に引っ越すことになる」
「この広さで、手狭だなんて……」
さっきから話のスケールが大きすぎて、実感が湧かない。
「これで狭いというなら、もしかしてアイザックは私の家を犬小屋かなんかと勘違いしていたんじゃなくて?」
ウラヌス公爵家はカレジ王国では血筋だけは良かったのだが、金はまったくなかった。
屋敷のほとんどは借金として取り上げられてしまったので、下級貴族よりも貧しい生活をしていたのよね。
「俺としてはルシルの近くに常にいることができて、ウラヌス邸にずっと住んでいたいと思っていたくらいだがな」
「常に近くにいるというか、私たちいつも研究室で寝泊まりしていたしね」
あれ……?
そういえば私って、毎晩研究室で寝泊まりしながら生活をしていたわよね。
しかも、それはアイザックも同じだった。
つまりここ数年は毎晩、研究室でアイザックと寝食を共にしていたことになる。
──えぇええ!?
なんだか、いま頃になって恥ずかしくなってきたのだけど!
アイザックは研究室の一番端っこで寝ていたから、同じ部屋で寝ているというイメージはまったくなかった。
だけど、研究員とその助手の関係であれば、研究室で一緒に寝泊まりするのは当たり前だと思っていた。
でも、いまの私たちは、恋人関係なわけで……。
「ねえ。私は今夜、どこで寝ればいい?」
「もちろん寝室だが」
「じゃあ、アイザックは?」
「もちろん寝室だが」
「その寝室って、まさか……?」
「同じ部屋じゃ、イヤだったか?」
アイザックが悲しそうな顔をしながら、私のことを見つめてくる。
そんな捨てられた子犬みたいな顔しても、流されないんだからね!
「……俺とルシルは将来を誓い合った仲だが、正式には婚約関係にもなっていない。ルシルが嫌だというなら、俺は別の部屋で寝よう」
しょんぼりしているアイザックを見て、私の胸が張り裂けそうになります。
なんなの、この感情は……!
独房の中で感じた、アイザックへの気持ち。
それがこの胸の痛みの正体なのだろうか。
「よく考えたら研究室ではいつも一緒だったのだし、いまさら別々で寝るなんて他人行儀よね。アイザックと別の部屋で寝てしまうと、独房生活を思い出してしまうかも」
「ルシル、そう言ってくれると嬉しいよ」
私の腰に、アイザックの手が回されます。
その動作は、これまで10年間の間に一度も行われたことのなかった動作でした。
「このまま寝室に連れて行きたいくらいだ」
「そ、それって……」
ど、どういう意味で言ってるの!?
「──コホン」
私とアイザックの視線が、この部屋にいるもう一人へと注がれました。
「二人で楽しくやっているところ悪いですけど、私もいるの忘れないでもらえますか?」
ドラッヘ商会の商会長である、ブラッドが手をあげながら存在をアピールしてきます。
そういえば、すっかり忘れていた!
いま部屋にいるのは、私とアイザック、そしてドラッヘ商会の商会長であるブラッドの三人だったのよね。
「ブラッド様、あなたにも驚かされました。私の竜研究を支援してくれた理由が謎だったのだけど、いまになってやっと理解できました」
ドラッヘ商会の商会長であるブラッドが、私の前で跪きます。
「ルシル様、どうか私のことはブラッドと呼び捨てにしてください。カレジ王国では良き商売関係を築かせていただきましたが、こちらでは良き主従関係を結ばせていただきます……未来の王太子妃様」
「やはり、ドラッヘ商会が私の研究を援助してくれたのは、アイザックが理由だったのですね」
すべて、納得しました。
「私、知らないところでアイザックに助けられてばかりだったのね」
アイザックに視線を向けると、にこりと笑みを返してくれます。
「俺はルシルが自由に竜研究ができるよう、手助けをしていただけだ」
「それなのに私ったら、研究に夢中でずっと気づかなかったわ」
推しの守護竜に認知されていただけでなく、ドラッヘ商会を使って支援までされていた。
それらはすべて私のためだということくらい、わかっている。
「俺は、ルシルが好きなことをしている時の表情を見るのが好きなんだ。だからこれは全部、俺のためでもある」
腰に回されていた手に、力が入りました。
私とアイザックの体が、完全に密着する。
「ではでは、私はお邪魔みたいですから~」
「あ、ブラッド!」
ブラッドが逃げた。
ど、どうしましょう!?
この甘いムード、これまでに経験したことない雰囲気だわ。
「俺のこと、研究したいって言ってたよね。興味ない?」
「…………めちゃくちゃある!!!!」
私が処刑されそうになったあの日から、アイザックのことを考えなかったことはない。
私の頭の中は、常にアイザックのことで興味津々だった。
「私、もう我慢できないかも……だから、いいでしょう?」
「ああ、俺もそろそろ限界だ。ルシル、愛している」
「ええ、私も限界……だから」
私はアイザックの顔を両手でしっかりと押さえました。
そして目を合わせながら、勇気を振り絞って懇願します。
「言い辛いんだけど、アイザックにお願いがあるの」
「なんだい、ルシル。君のためなら、なんでもするよ」
アイザックの言葉を聞いて、胸をなでおろします。
嫌だと思われていたらどうしようかと思ったけど、これで憂いはなくなった。
「実は私、アイザックの体にも、興味があって……」
私とアイザックの関係は、いまに始まったわけではない。
だから新しい関係になったとしても、きっと大丈夫。
「お願い……私に、アイザックのことを研究させて」
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