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第三章 王立学校
学食
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そんなこんなで食堂へと来た。異世界の食堂がどんなものか全く想像がつかなかったが、まず驚いたのはその広さだ。おそらくだが、体育館くらいはある。むしろそれ以上だ。
天井は高く、壁の上部分につけられている色ガラスを通して光が入ってきている。
「ケンイチはどれにする?」
「どうすっかなぁ……キリヤは何にするんだ?」
「俺ぁ、カレー一択よ! これ以外ありえないね!」
「カレーかぁ……」
「ここのはしっかり辛いから心配いらないよ」
「じゃあなおさら無理かも。俺辛いの苦手なんだよ」
中辛は絶対に無理だ。甘口でギリ、そこが最低ラインだ。お子様舌と言われてもやむを得ない。
「珍しいね。えーと、それじゃあ火豚のステーキとかどうだい?」
「火豚って……食べれんのか?」
生物の勉強をしたときに見た記憶がある。たしか北の大地に生息していて、全身がその名の通り火で覆われている豚だ。
「もちろん。それはもう、身の弾力があって匂いも香ばしいし、お勧めだよ」
「うーんせっかくだし、それにしようかな。って、本当に奢ってもらっていいのか? 自分で払えるぞ?」
「いいよいいよ。同じクラスメイト同士仲良くやっていきたいからね。これは僕なりの歓迎だよ」
「そうそう。ケンイチが来てちょうど男女が十人ずつになったからな。男の連中はほとんどがきっと喜んでるはずだぜ」
「まじか。じゃあ、お言葉に甘えて」
二人に奢ってもらい、俺達は席に着いた。まだ、お昼時の少し前なので人影は少ない。
時間が時間だけに、食べれるか不安だったが、この目の前のポークステーキが俺の食欲を駆り立てる。これがまたグラントの言う通り、匂いがとても良いのだ。燻製に似ている気がする。
一方で、キリヤはカレーを、グラントはサンドイッチを頼んでいた。カレーはまんまだが、サンドイッチは中身が少し知っている物とは違うと思われる。卵やハムではなく、別の何か……肉な事は確かだが、何の種類かはわからない。
そんな異世界の食堂への興味を募らせたところで、いよいよ実食だ。箸で肉を挟み、溢れ出る肉汁を捉えながら口へと運ぶ。
「…………っ!?」
嚙んだ瞬間、その弾力が俺を刺激する。嚙み切れないとかではなく、しっかりとした弾力がありながらも、身の柔らかさが感じ取れる。丁度いい塩梅だ。
そして味だが、匂いの通り燻製のような風味が口に広がる。弾けた肉汁は旨味が凝縮されていて、かじりつくことをやめられない。
「おおぉ、いい食いっぷりだな!」
「ほんと、奢ったかいがあるもんだね」
「いやほんと、まじでこれ美味しいわ! 教えてくれてありがとな!」
火豚か……俺の好きな料理がまた増えてしまった。
「……ん、あれ? ケンイチの体、なんか光ってない?」
「え?」
「光ってるっつーか、光が漏れ出てるっていうか」
「あ、これは———」
「随分と美味しそうなものを食べているじゃないか、健一。ボクにも分けておくれよ」
いつの間にか起きていた雷鳴鬼が、光の粒となって外界へと出てきた。あの生意気そうな面を下げて。
「お前いきなり出てくんなよ!」
「まぁまぁ、細かいことはいいじゃないか。それより、ボクはその火豚が気になるなぁ」
起きて早々、俺の食ってる飯をせがむとか本当にコイツは……
「……はぁ、一口だけだからな」
「へへ、やったね」
俺は仕方なく一切れをつかみ、雷鳴鬼に食べさせた。
「お、おい健一……その子って……」
「ああ、驚かせて悪い。俺の使い魔だ」
「なっ!」
「まじかよ!?」
二人とも予想以上の驚きを見せる。
「えーと、これってすごいのか?」
稀であることは知っているが、どれ程かは詳しくしらない。ひょっとして、結構すごい部類に入るのか?
「ああ、すごいさ! 人型なんて滅多にお目にかかれないよ。うちの学校だって何人いるか……」
「そ、そうなのか……」
きっとこれが普通の反応なのだろう。俺は周りにヤバい奴らしかいなかったからな。あそこの常識はやはりあてにならないのかもしれない。
「二人は使い魔がいるのか?」
「おうよ! 出てこい、モグ丸!」
キリヤの掛け声と共に魔法陣が出現し、そこから大きさ50センチくらいのモグラが出てきた。
「どうだ、俺の相棒のモグ丸は。こう見えて、有能なんだぜ?」
「か、可愛い!」
「違う、かっこいい、だ!」
「いや、キリヤ。モグ丸は可愛い部類だと思うよ」
「うるせぇ! モグ丸は何よりもかっこいいんだよ!」
キリヤは口を大にしてそう叫ぶが、このつぶらな瞳を見るとどうしても可愛いが先行する。戦う姿が想像できないが、どんな役割があるのだろうか。
「あれ、グラントは?」
「僕は契約してないからいないんだよね」
「そうなのか」
「いたらまた変わるかもしれないけど、僕は軍人になるつもりはないからね」
「ああ、なるほどな」
確かにこの学校に通うみんながみんな、戦闘前提の職を目指しているわけではないだろう。食費とか色々考慮するとその選択をするのも納得だ。
このやり取りをしている間に、いつの間にか俺の肉が半分ほど消えてなくなっていた。
天井は高く、壁の上部分につけられている色ガラスを通して光が入ってきている。
「ケンイチはどれにする?」
「どうすっかなぁ……キリヤは何にするんだ?」
「俺ぁ、カレー一択よ! これ以外ありえないね!」
「カレーかぁ……」
「ここのはしっかり辛いから心配いらないよ」
「じゃあなおさら無理かも。俺辛いの苦手なんだよ」
中辛は絶対に無理だ。甘口でギリ、そこが最低ラインだ。お子様舌と言われてもやむを得ない。
「珍しいね。えーと、それじゃあ火豚のステーキとかどうだい?」
「火豚って……食べれんのか?」
生物の勉強をしたときに見た記憶がある。たしか北の大地に生息していて、全身がその名の通り火で覆われている豚だ。
「もちろん。それはもう、身の弾力があって匂いも香ばしいし、お勧めだよ」
「うーんせっかくだし、それにしようかな。って、本当に奢ってもらっていいのか? 自分で払えるぞ?」
「いいよいいよ。同じクラスメイト同士仲良くやっていきたいからね。これは僕なりの歓迎だよ」
「そうそう。ケンイチが来てちょうど男女が十人ずつになったからな。男の連中はほとんどがきっと喜んでるはずだぜ」
「まじか。じゃあ、お言葉に甘えて」
二人に奢ってもらい、俺達は席に着いた。まだ、お昼時の少し前なので人影は少ない。
時間が時間だけに、食べれるか不安だったが、この目の前のポークステーキが俺の食欲を駆り立てる。これがまたグラントの言う通り、匂いがとても良いのだ。燻製に似ている気がする。
一方で、キリヤはカレーを、グラントはサンドイッチを頼んでいた。カレーはまんまだが、サンドイッチは中身が少し知っている物とは違うと思われる。卵やハムではなく、別の何か……肉な事は確かだが、何の種類かはわからない。
そんな異世界の食堂への興味を募らせたところで、いよいよ実食だ。箸で肉を挟み、溢れ出る肉汁を捉えながら口へと運ぶ。
「…………っ!?」
嚙んだ瞬間、その弾力が俺を刺激する。嚙み切れないとかではなく、しっかりとした弾力がありながらも、身の柔らかさが感じ取れる。丁度いい塩梅だ。
そして味だが、匂いの通り燻製のような風味が口に広がる。弾けた肉汁は旨味が凝縮されていて、かじりつくことをやめられない。
「おおぉ、いい食いっぷりだな!」
「ほんと、奢ったかいがあるもんだね」
「いやほんと、まじでこれ美味しいわ! 教えてくれてありがとな!」
火豚か……俺の好きな料理がまた増えてしまった。
「……ん、あれ? ケンイチの体、なんか光ってない?」
「え?」
「光ってるっつーか、光が漏れ出てるっていうか」
「あ、これは———」
「随分と美味しそうなものを食べているじゃないか、健一。ボクにも分けておくれよ」
いつの間にか起きていた雷鳴鬼が、光の粒となって外界へと出てきた。あの生意気そうな面を下げて。
「お前いきなり出てくんなよ!」
「まぁまぁ、細かいことはいいじゃないか。それより、ボクはその火豚が気になるなぁ」
起きて早々、俺の食ってる飯をせがむとか本当にコイツは……
「……はぁ、一口だけだからな」
「へへ、やったね」
俺は仕方なく一切れをつかみ、雷鳴鬼に食べさせた。
「お、おい健一……その子って……」
「ああ、驚かせて悪い。俺の使い魔だ」
「なっ!」
「まじかよ!?」
二人とも予想以上の驚きを見せる。
「えーと、これってすごいのか?」
稀であることは知っているが、どれ程かは詳しくしらない。ひょっとして、結構すごい部類に入るのか?
「ああ、すごいさ! 人型なんて滅多にお目にかかれないよ。うちの学校だって何人いるか……」
「そ、そうなのか……」
きっとこれが普通の反応なのだろう。俺は周りにヤバい奴らしかいなかったからな。あそこの常識はやはりあてにならないのかもしれない。
「二人は使い魔がいるのか?」
「おうよ! 出てこい、モグ丸!」
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「どうだ、俺の相棒のモグ丸は。こう見えて、有能なんだぜ?」
「か、可愛い!」
「違う、かっこいい、だ!」
「いや、キリヤ。モグ丸は可愛い部類だと思うよ」
「うるせぇ! モグ丸は何よりもかっこいいんだよ!」
キリヤは口を大にしてそう叫ぶが、このつぶらな瞳を見るとどうしても可愛いが先行する。戦う姿が想像できないが、どんな役割があるのだろうか。
「あれ、グラントは?」
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