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第四章 捧げられる愛に手を伸ばして
揺れ始める決意
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「断ったって貴女馬鹿なの!?」
目を見開き、ぐっと顔を近づけてきたエステルから私は目を逸らした。
「…………私にアレクは勿体ないから」
「勿体ないって! 断るほうが勿体ないわよ! どうして……」
驚愕に口をはくはくと動かすエステルは、ソファに座り直して額に手を当てている。そんな彼女に私は苦笑することしかできない。
今日は久しぶりにエステルと会ったのだが、アレクが言ったのだろうか。それとも察していたのだろうか。エステルはデューリング伯爵邸の応接室に置かれたソファに座った途端、アレクとの関係に進展はあったのかと尋ねてきたのだ。
私が曖昧に誤魔化していると、「全部知ってるから。そもそも、アレクの視線に気づかなかったのは貴女だけだから」とバッサリ切られ、さあ早く言いなさいと無言の圧力に屈した結果が冒頭である。
(二番目でもいいと言われたけれど、アレクに不誠実だしそんな風に私は割り切れない)
彼に甘えて手を取ってしまったら、きっと一生罪悪感に苛まれるだろう。それにやっぱり私は何時でもユースを優先したい。下手に誰かの伴侶となってしまったら、足枷になる気がしたのだ。
だから先日、アレクにお断りの話をした。彼は「やっぱりな」と、きっと私を気遣ってなのだろうけど軽い口調で気にするなと続けた。
その際貰った指輪も返そうとしたけれど、頑なに受け取ってもらえなかったので今は自室のクローゼットの中に眠っている。
「まさかとは思うけど、アレクのことが嫌いなの?」
「そんなわけないわ。アレクは大切な友人だもの」
私の中ではそれ以上ではなかったけれど、それでも大切な人には変わりはない。
「なら、断った理由を聞いてもいい? 貴族として生まれたからには婚姻は政略が多い。自らの意思で決められない中、小さい頃から知っていて、気の置けない仲のアレクを断るくらいだもの。レーゼの中で大きな理由があるのでしょう?」
真摯な眼差しを向けられる。だから、エステルにも伝えることにした。
「あのね、以前好きな人がいるって言ったじゃない」
「ええ」
「その人のことがずっとずっと前から忘れられなくて……こんな気持ち抱えたままではアレクにも失礼だからお断りしたの」
「…………相手の名前を聞いていいかしら」
紅茶に入れたミルクをティースプーンでかき混ぜる。カラメル色から程よく淡い色合いになっていくのを眺めてからエステルに向き直る。
「──ユリウス・ヘルゲ・ベルンシュタイン陛下よ。私の初恋は、ずっと慕う人は、陛下なの」
エステルはこれまで見た事ないほどぽかんと口を開けた。持っていた扇は床に落ち、固まっている。
「ごめん、私の記憶違いでなければレーゼと陛下の接点って侍女になってからよね? なのにずっと前から?」
「順序が逆なの。侍女になったから陛下のことを好きになったのではなくて、好きだったから陛下のそばにいられる侍女になったの。全てを話すことはできないのだけれど、それこそ幼少期から私は陛下のことをお慕いしているわ」
前世の頃からね、と心の中で付け加える。
説明すると、エステルは腑に落ちたような顔をした。
「レーゼは侍女になることを切望していたものね。よっぽど皇宮に行きたい訳があるんだろうなとは思っていたけど……」
「陛下はあまり人前に出ないから。侍女になるのが手っ取り早いなって」
「…………貴女の行動力は素直に尊敬できるわ。普通、正攻法で侍女になろうなんて思わないわよ。でも」
取り落とした扇を拾い、エステルは机上にそれを置いた。
「その恋は報われないでしょう? アレクの手を取った方が幸せになれたのに」
親友として茨の道を突き進むよりも、幸せになってほしいのよとエステルは続ける。
(既に茨の道を突き進み終わったなんて言えないわ)
私の中で前世と今世は地続きに繋がっている。前世で、それこそユースを好きになった時点で、私が知らなかっただけで茨の道には足を踏み入れていたのだ。
(前世の謎が解けて、彼のそばに居ることを許されただけでこれ以上ないほど恵まれているし)
エステルからしたらわざわざ苦労する道を選ぼうとしているように見えるだろうけれど……処刑され、生まれ変わった今世は茨の道を頑張ったご褒美のような人生だ。
「報われなくてもそばに居られるだけでいいのよ。私は幸せなのだから」
言って、ズキンっと微かに心が痛む。
痛む理由は分かっている。ユースからの求婚には応じないと決意したのに、あの後ますます甘くなるユースの行動によって、芽生え始めたわがままな感情が溢れてきそうになっているからだ。
(障害なんて全部無視して好きよって言ってしまいたい──なんてね)
相反する感情に蓋をして笑って言えたと思っていたのだけれど、小さい頃からの付き合いであるエステルには僅かな変化を見破られてしまったらしい。的確にそこを突いてくる。
「…………貴女の人生だからあまり強く出られないけれど、レーゼはそれで後悔しないの?」
「しないわ。過去の陛下からして告白したところで想いは受け取ってもらえないしね」
ここに関しては嘘だけど。今の私が告白したらユースは即了承する。約束通り催促はしないが、ユースは毎日愛を囁いてくるくらいだし、暇さえあれば何時間でも私を抱きしめるか、手を握ってくる。
ユース曰く、触れてないと消えてしまいそうで不安になるらしい。私は生きてる人間なのでそんなことはありえないのだけど、それで安心できるならばと人前でしないことを条件にユースのしたいままにさせていた。
「それにエステルも知っているでしょう? 来月、エーヴェル皇国の使節団がへストリアを訪れる。その中に姫が同行する意味を」
上手く表情を取り繕えているだろうか。私は強ばる口角を持ち上げた。
「エーヴェル皇国は婚姻を──姫が陛下の妻になることを望んでいて、へストリアとしては大国との同盟が強化される。これ以上ないほどの縁談だわ」
(…………だから、ユースはエーヴェル皇国の姫を伴侶にした方がいいのよ)
暗に伝えたいことを込めれば、エステルは察してくれてそれ以上追及してくることはなかった。
目を見開き、ぐっと顔を近づけてきたエステルから私は目を逸らした。
「…………私にアレクは勿体ないから」
「勿体ないって! 断るほうが勿体ないわよ! どうして……」
驚愕に口をはくはくと動かすエステルは、ソファに座り直して額に手を当てている。そんな彼女に私は苦笑することしかできない。
今日は久しぶりにエステルと会ったのだが、アレクが言ったのだろうか。それとも察していたのだろうか。エステルはデューリング伯爵邸の応接室に置かれたソファに座った途端、アレクとの関係に進展はあったのかと尋ねてきたのだ。
私が曖昧に誤魔化していると、「全部知ってるから。そもそも、アレクの視線に気づかなかったのは貴女だけだから」とバッサリ切られ、さあ早く言いなさいと無言の圧力に屈した結果が冒頭である。
(二番目でもいいと言われたけれど、アレクに不誠実だしそんな風に私は割り切れない)
彼に甘えて手を取ってしまったら、きっと一生罪悪感に苛まれるだろう。それにやっぱり私は何時でもユースを優先したい。下手に誰かの伴侶となってしまったら、足枷になる気がしたのだ。
だから先日、アレクにお断りの話をした。彼は「やっぱりな」と、きっと私を気遣ってなのだろうけど軽い口調で気にするなと続けた。
その際貰った指輪も返そうとしたけれど、頑なに受け取ってもらえなかったので今は自室のクローゼットの中に眠っている。
「まさかとは思うけど、アレクのことが嫌いなの?」
「そんなわけないわ。アレクは大切な友人だもの」
私の中ではそれ以上ではなかったけれど、それでも大切な人には変わりはない。
「なら、断った理由を聞いてもいい? 貴族として生まれたからには婚姻は政略が多い。自らの意思で決められない中、小さい頃から知っていて、気の置けない仲のアレクを断るくらいだもの。レーゼの中で大きな理由があるのでしょう?」
真摯な眼差しを向けられる。だから、エステルにも伝えることにした。
「あのね、以前好きな人がいるって言ったじゃない」
「ええ」
「その人のことがずっとずっと前から忘れられなくて……こんな気持ち抱えたままではアレクにも失礼だからお断りしたの」
「…………相手の名前を聞いていいかしら」
紅茶に入れたミルクをティースプーンでかき混ぜる。カラメル色から程よく淡い色合いになっていくのを眺めてからエステルに向き直る。
「──ユリウス・ヘルゲ・ベルンシュタイン陛下よ。私の初恋は、ずっと慕う人は、陛下なの」
エステルはこれまで見た事ないほどぽかんと口を開けた。持っていた扇は床に落ち、固まっている。
「ごめん、私の記憶違いでなければレーゼと陛下の接点って侍女になってからよね? なのにずっと前から?」
「順序が逆なの。侍女になったから陛下のことを好きになったのではなくて、好きだったから陛下のそばにいられる侍女になったの。全てを話すことはできないのだけれど、それこそ幼少期から私は陛下のことをお慕いしているわ」
前世の頃からね、と心の中で付け加える。
説明すると、エステルは腑に落ちたような顔をした。
「レーゼは侍女になることを切望していたものね。よっぽど皇宮に行きたい訳があるんだろうなとは思っていたけど……」
「陛下はあまり人前に出ないから。侍女になるのが手っ取り早いなって」
「…………貴女の行動力は素直に尊敬できるわ。普通、正攻法で侍女になろうなんて思わないわよ。でも」
取り落とした扇を拾い、エステルは机上にそれを置いた。
「その恋は報われないでしょう? アレクの手を取った方が幸せになれたのに」
親友として茨の道を突き進むよりも、幸せになってほしいのよとエステルは続ける。
(既に茨の道を突き進み終わったなんて言えないわ)
私の中で前世と今世は地続きに繋がっている。前世で、それこそユースを好きになった時点で、私が知らなかっただけで茨の道には足を踏み入れていたのだ。
(前世の謎が解けて、彼のそばに居ることを許されただけでこれ以上ないほど恵まれているし)
エステルからしたらわざわざ苦労する道を選ぼうとしているように見えるだろうけれど……処刑され、生まれ変わった今世は茨の道を頑張ったご褒美のような人生だ。
「報われなくてもそばに居られるだけでいいのよ。私は幸せなのだから」
言って、ズキンっと微かに心が痛む。
痛む理由は分かっている。ユースからの求婚には応じないと決意したのに、あの後ますます甘くなるユースの行動によって、芽生え始めたわがままな感情が溢れてきそうになっているからだ。
(障害なんて全部無視して好きよって言ってしまいたい──なんてね)
相反する感情に蓋をして笑って言えたと思っていたのだけれど、小さい頃からの付き合いであるエステルには僅かな変化を見破られてしまったらしい。的確にそこを突いてくる。
「…………貴女の人生だからあまり強く出られないけれど、レーゼはそれで後悔しないの?」
「しないわ。過去の陛下からして告白したところで想いは受け取ってもらえないしね」
ここに関しては嘘だけど。今の私が告白したらユースは即了承する。約束通り催促はしないが、ユースは毎日愛を囁いてくるくらいだし、暇さえあれば何時間でも私を抱きしめるか、手を握ってくる。
ユース曰く、触れてないと消えてしまいそうで不安になるらしい。私は生きてる人間なのでそんなことはありえないのだけど、それで安心できるならばと人前でしないことを条件にユースのしたいままにさせていた。
「それにエステルも知っているでしょう? 来月、エーヴェル皇国の使節団がへストリアを訪れる。その中に姫が同行する意味を」
上手く表情を取り繕えているだろうか。私は強ばる口角を持ち上げた。
「エーヴェル皇国は婚姻を──姫が陛下の妻になることを望んでいて、へストリアとしては大国との同盟が強化される。これ以上ないほどの縁談だわ」
(…………だから、ユースはエーヴェル皇国の姫を伴侶にした方がいいのよ)
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