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第三部 俺のハーレム・パーティはやっぱりおかしい/ラッキースケベは終了しました!
言うな! 将太!!
しおりを挟む「まだズガーンダムが動くかもしれないから気をつけろ!」
切断されたズガーンダムの前に到着すると智弘が注意を呼びかける。
「星野が生きていたらどうする?」
「取りあえずは捕縛だ」
「抵抗したら?」
「茜さまにぶん殴ってもらおう」
「え? ヘンタイ! ぶん殴っちゃっていいの?」
お姫様抱っこをされながら智弘に茜は答えた。
「七海、将太、加奈ちゃん・・・・・あと茜ちゃんの同級生の兄ちゃんとサキュバスっ子は下がっていた方がいい!
ミリア、龍之介も下がっていてくれ! 何かあったらみんなを守ってくれ!」
ミリアは黙って頷いた
「智弘、則之、茜ちゃん! 行くよ!」
智弘、則之は頷き茜ちゃんも俺に抱っこされながら頷いた。
ジルドに命令するのも何なので、あえて名前は出さなかったがジルドを見ると黙って頷いた。
切断されたズガーンダムの断面を見るといびつになることはなく綺麗な切断面をしていた。
「凄いな~タナの剣!」
「お兄ちゃん! 凄いでしょう! タナの剣は魔力をこめることが出来るのよ!
炎の剣になったり氷の剣になったりもするのよ! さっきは雷の魔力を込めたの」
と知らない間にタナの剣は消えていた。
「凄く便利で寒いときは火の魔力を注いで地面に付きたてておくと暖房になるし、熱いときは氷の魔力を注げば冷房代わりになるのよ!」
「茜ちゃん! そんな使い方してタナが泣いているんじゃない?」
「大丈夫よ! タナのモノは私のモノだから!」
「茜! 何を偉そうに言ってるのよ! そういうこと出来る様になったのはついこの間じゃない!」
「でもそのおかげで加奈は凍死しなくて済んだんじゃない!!」
「まぁ~そうだけど・・・・」
「茜ちゃんたちも色々大変だったようだね~」
「そうよ!!色々大変だったんだからね~ お兄ちゃん!!」
「3人ともそろそろ緊張感を持ってくれよ!
星野の件を忘れているだろう!?」
と智弘に怒られてしまった。
ズガーンダムは鼻から上辺りとそこから腹部・腰辺り、そして下半身と3つに切断され横たわっている。
おおよそ腹部の辺りにある操縦席を覗き込むと一体のミイラが座っていた。
「星野か!?」
「そりゃ、碧! 星野以外考えられないよな」
「でも1週間ほどしか経っていないだろ? それで、ミイラなんかになるか?」
「こういうのって『ズガーンダムに生命エネルギーを吸い取られて~うんちゃらかんちゃら』ってヤツだろ!?」
「異世界あるあるかよ! 勘弁してくれよ!」
智弘の返答を聞きながら思わず顔を右手で抑えながら首を振った。
「星野君がこのままでは可哀想だから埋めてあげようよ」
優しい将太が言う。
「確かにこのまま放置しておくのも寝覚めが悪いしな~」
ミイラになった星野を操縦席から引きずり出した。
軽い! やはり水分もなく干からびた状態だからかやたらと軽い。
星野は170cm欠ける身長で痩せてもなく太ってもなく標準体型というやつだ。
おおよそ60kg前後といったところだと思う。
それが軽々と操縦席から俺一人で軽々と引っ張り出すことが出来た。
ズガーンダムに水分はおろか魂まで吸い尽くされてしまったのだろうか?
ミイラになった星野の顔を見ると干からびて皮が骨にまでへばり張り付いていたが、何となく優しい顔をしているように感じた。
男の子の夢! 巨大ロボットを操縦できた事に満足したのだろうか?
それとも人間の持つ、狂気。殺人衝動を思う存分、晴らすことが出来た満足感なのだろうか?
どちらか分からないが後者だけは勘弁して欲しい。
マジックランドセルからシャベルを取り出そうとしたとき
「碧くん、私が土魔法で穴を掘ります」
と七海が魔法唱えようとした瞬間
「Dig a hole!」
と茜が土魔法を唱え、人が埋められるくらいの穴を掘った。
「どう!? お兄ちゃん! 骨女より気が利くでしょ!」
と言うと七海に向け勝ち誇った顔をした。
「妹さん、凄いわね~~ おかげで私はこうやって碧くんとイチャイチャすることが出来ますね」
と言って俺の顔を見上げた七海は右腕に飛びついた。
な、七海! 一体どうしたのだ! なぜ、そんなに積極的なんだ! しかも、胸まで当たっている! 嬉しいじゃないか!!
「あ~~骨女! 何、お兄ちゃんに縋りついているのよ! しかも、おっぱいまで当てて!!
シッ! シッ! あっち行け!!」
七海の前まで来て顔を手払いをしながら言う。
「私、碧くんの正式な彼女なんですよ! 妹さんは祝福してくれないのですか?」
「祝福なんかするわけないじゃない!! お兄ちゃんに彼女なんて妹は認めませんよ!!
お兄ちゃんの隣は常に私のものなの!!」
「ちょ、ちょっと二人とも今はこんなことしている場合じゃないでしょ」
「お兄ちゃん! 何言っているの! そもそもお兄ちゃんが悪いんでしょ!! 私がいない間に他の女とイチャイチャしているから!!」
「いや、そんなにイチャイチャしてるわけじゃないって!」
「でもイチャイチャしてたんでしょ!」
「いや、してないから」
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早く星野君を埋めてあげないと」
「ああ! ショータ! いい子ぶって!! ショータだってお兄ちゃんを狙っているんでしょ!
私には分かる! また雌の顔してる!!」
「えっ! ね、狙ってなんていないよ! メ、メスの顔なんてしてないから!!」
と将太は全力で否定した。
「ドモルところなんて怪しい!!」
「私も緑山君が碧くんのことをどう思っているか知りたいわ!」
「茜ちゃんも七海さんも何言っているの? 僕は男だよ!!」
「でも今は女でしょ!! だって昔からショータは怪しかったもん!! お兄ちゃんにべったりで!」
「アオ君とは子供の頃からの幼馴染じゃない! 茜ちゃんだって幼馴染でしょ!
僕たち3人は兄弟みたいなものでしょ!」
「ちょっと3人とも、そんな話しは後回しにして、今はやることがあるでしょ!!」
「お兄ちゃんは黙っていて!!」
「碧くん、今大事な話しをしているんです」
茜ちゃんどころか七海までもが真剣な顔をして答える。
「私は兄妹でもお兄ちゃんが大好きなんだから! ショータだって男でもお兄ちゃんが大好きでもおかしくないわ!」
「そ、そ、そりゃ好きだよ! いつでも僕を助けてくれたし、この間だって僕がゾンビになりそうになったとき霊峰まで行って龍のちゃんの爪を取ってきてくれたし・・・・・・」
と言うと将太は下を向きプルプルと震えながら何かをこらえている様子だった。
今の言葉を聞いたとき茜と加奈は龍之介と碧たちが龍之介と行動をともにしていいる理由を悟った。
そして将太は徐に顔を上げると真っ赤な顔をしながら言った。
「そうだよ! 僕もアオ君が大好きなの!」
(ウゲッ! 将太!お前、それ言ったらイカンやつだろ!)
そして無言の時間が流れる・・・・どうするんだよ!この空気!
俺には何も出来ないぞ!!
「そうか! 将太! 俺には分かっていたよ! 実はな! 碧!!」
幼女・智弘が真剣な顔をして俺を見る。
「俺もお前のことが好きだっ!!」
と空気を読み智弘が明らかな嘘をつきこのマズイ空気を何とかしようと頑張ってくれた。
そして俺に両手を出した瞬間
「ほらね!! 私は昔から分かっていたんだから!!」
「緑山君はやっぱりそうだったんですね」
と茜と七海が智弘の告白を無視しながら将太を追求し始めた。
幼女・智弘は手を伸ばしたまま石のように動くことはなかった。
「相変わらずマヌケだな! 勇者・茜!」
その時、上空から女性の声が響いた。
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