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序章 第3章 夏休み
第29話 温泉 1
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試合が終わり、5人で夕食を食べていた。
「ケンイチ、決勝戦ロイゼ相手に苦戦していたな。」
「パパ、僕苦戦してないよ。ただ試合を面白くしてただけだよ。」
「じゃぁ何か。お前はあの試合で本気を出さなかったと言いたいのか。」
「そうだね。最後の攻防だけ少し本気を出したぐらいかな。」
それを聞いた父さんはかなりびっくりしていた。
「ケンイチあんたどれだけ強いのよ。」
「まだ全力を出したこと無いから俺にも分からないかな。」
シェリーは、驚きのあまり座っていたイスから転げ落ちてしまった。
「ケンイチ君凄い。」
ヒョウカだけはいつも通りであった。
「それでケンちゃん明日からどうするの?」
「そう言えば何も考えて無かったけどシェリー達は何かしたいことある?」
俺の質問にイスをに座り直したばかりのシェリーは、
「私も考えてなかったわ。」
「私も。」
「それなら、明日3人で温泉にでも行ってきたらどうかしら。」
「温泉?」(ケンイチ・シェリー・ヒョウカ)
俺達の声がハモった。
「ママこの近くに温泉があるなんて村でも聞いたこと無いよ。」
「それはね。温泉を見つけたのが私と父さんだけだからよ。」
「そんな所があったんだ。シェリー達はどうかな?」
少しびっくりしながらシェリーの方を見てみると、凄く目を輝かせていた。
「私、温泉行きたいです。」
「お姉ちゃんが行くなら私も行きたいです。」
2人とも凄い乗り気で俺だけ嫌だとも言えずに、
「2人が行くなら俺も行くよ。」
「そうと決まれば、今日は早く寝ないとね。明日に疲れ残しちゃうと山登れないからね。」
「はーい!!」(ケンイチ・シェリー・ヒョウカ)
3人声を合わせて返事をした。
夕食を食べ終わった後、3人で部屋に戻り眠りについた。
部屋の窓から差し込む日差しで目を覚ました俺は、服を着替えて1階へと降りていった。
「おはようケンちゃん。」
「あ~あ。おはようママ。」
大きなおくびをしながら挨拶をかわした。それからすぐに2人も降りてきた。
「おはようございますお母様。ケンイチ。」
「おはようございますお母様。ケンイチ君。」
2人とも眠たい目をこすりながら降りてきた。
「2人ともおはよう。まだ眠そうね。」
母さんが2人に挨拶を返した。それに続き俺も、挨拶を返した。それから、3人で朝食を食べていると、
「これ、今日の昼食のお弁当ね。」
母さんは、3人分の弁当を用意してくれていた。それを受け取って、
「じゃぁ、行ってきます。」
「行って参ります。」
「いってきます。」
「いってらっしゃい。気をつけてね。」
母さんに見送られながら、裏の山へと向かった。
裏山へと入って母さんから俺達の姿が見えなくなった辺りで、
「2人のお弁当も俺が持つから少し貸してもらっていいかな。」
「それはいいけど、もし戦闘になった時にあんたお弁当3人分持ったまま戦えるの?」
「そのことなら大丈夫だよ。」
2人からお弁当を受け取り、俺のと合わせて異空間収納へとしまった。
「あんた、それ何よ!!」
異空間収納を見てシェリーが驚いていた。
「そう言えば異空間収納の説明をしていなかったね。この魔法は、持ち物をこことは違う別の空間に収納できる魔法でこの中にある物の時間は止まってるし、容量の制限もないんだよね。」
俺は、試しに野外演習の時に討伐したモンスターを出して見せた。
「これ、あのときの野外演習で倒したモンスターなんだけど4ヵ月経ってもこの通り腐ってないでしょ。」
2人は声も出ないくらいに驚いていたがすぐに正気に戻って、
「本当ケンイチには驚かせられっぱなしね。」
「そうかな。別に俺は驚かせているつもり無いんだけどな。」
「はいはい。それはもういいから先を急ぎましょ。」
シェリーに軽くあしらわれてしまった。出したモンスターをしまい直して山登りを再開した。
それから、しばらく登ったところで俺の気配察知に数匹のモンスターの反応を感じた。トレーニングでこの裏山を使っているが、今までモンスターとの遭遇自体殆ど無かった。あったとしても1匹か2匹だったが、今回の反応は5匹であった。
「シェリー、ヒョウカ近くにモンスターの反応が5つあるから少し用心して。」
それを聞いた2人は、それぞれ槍と、杖を構えていつでも戦闘に入れる体勢をとった。俺も異空間収納から鉄の剣を取り出して準備をした。
「2人ともちょっと俺のそばまで来てくれるか。」
「いいけど何よ?すぐ近くにモンスターがいるんでしょ。」
「いいから。」
2人の服に防御力アップの付与をした。
「ケンイチ君何をしたの?」
「今のままでもし強力なモンスターと戦ったら大変だと思って2人の服に防御力アップの付与をしておいたんだよ。」
「本当に、あなたって何でもありね。」
3人で話していると、5匹のモンスターが姿を現わした。モンスターは、Dランクのゴブリンであった。
ゴブリン達はこちらに気づいた様子がなかったので、シェリーに、
「シェリー、ライトニングの魔法で1匹倒せないか?」
「それぐらい出来るけど、大丈夫なの。」
「ああ、後は俺に任せてくれ。それとヒョウカ。」
「はい、何ですか?」
「3匹のゴブリンの相手は俺がする。だから残り1匹はヒョウカにお願いしたいんだがいいか?」
「はい、任せてください。」
「よし、じゃぁシェリー頼む。」
俺の声を聞いたシェリーは、雷魔法のライトニングを放った。それに気づいたゴブリン達であったが、1匹は回避が間に合わずに黒焦げになってやられてしまった.だがそれ以外の4匹は俺達に向かって攻めて来たのだった。
「ケンイチ、決勝戦ロイゼ相手に苦戦していたな。」
「パパ、僕苦戦してないよ。ただ試合を面白くしてただけだよ。」
「じゃぁ何か。お前はあの試合で本気を出さなかったと言いたいのか。」
「そうだね。最後の攻防だけ少し本気を出したぐらいかな。」
それを聞いた父さんはかなりびっくりしていた。
「ケンイチあんたどれだけ強いのよ。」
「まだ全力を出したこと無いから俺にも分からないかな。」
シェリーは、驚きのあまり座っていたイスから転げ落ちてしまった。
「ケンイチ君凄い。」
ヒョウカだけはいつも通りであった。
「それでケンちゃん明日からどうするの?」
「そう言えば何も考えて無かったけどシェリー達は何かしたいことある?」
俺の質問にイスをに座り直したばかりのシェリーは、
「私も考えてなかったわ。」
「私も。」
「それなら、明日3人で温泉にでも行ってきたらどうかしら。」
「温泉?」(ケンイチ・シェリー・ヒョウカ)
俺達の声がハモった。
「ママこの近くに温泉があるなんて村でも聞いたこと無いよ。」
「それはね。温泉を見つけたのが私と父さんだけだからよ。」
「そんな所があったんだ。シェリー達はどうかな?」
少しびっくりしながらシェリーの方を見てみると、凄く目を輝かせていた。
「私、温泉行きたいです。」
「お姉ちゃんが行くなら私も行きたいです。」
2人とも凄い乗り気で俺だけ嫌だとも言えずに、
「2人が行くなら俺も行くよ。」
「そうと決まれば、今日は早く寝ないとね。明日に疲れ残しちゃうと山登れないからね。」
「はーい!!」(ケンイチ・シェリー・ヒョウカ)
3人声を合わせて返事をした。
夕食を食べ終わった後、3人で部屋に戻り眠りについた。
部屋の窓から差し込む日差しで目を覚ました俺は、服を着替えて1階へと降りていった。
「おはようケンちゃん。」
「あ~あ。おはようママ。」
大きなおくびをしながら挨拶をかわした。それからすぐに2人も降りてきた。
「おはようございますお母様。ケンイチ。」
「おはようございますお母様。ケンイチ君。」
2人とも眠たい目をこすりながら降りてきた。
「2人ともおはよう。まだ眠そうね。」
母さんが2人に挨拶を返した。それに続き俺も、挨拶を返した。それから、3人で朝食を食べていると、
「これ、今日の昼食のお弁当ね。」
母さんは、3人分の弁当を用意してくれていた。それを受け取って、
「じゃぁ、行ってきます。」
「行って参ります。」
「いってきます。」
「いってらっしゃい。気をつけてね。」
母さんに見送られながら、裏の山へと向かった。
裏山へと入って母さんから俺達の姿が見えなくなった辺りで、
「2人のお弁当も俺が持つから少し貸してもらっていいかな。」
「それはいいけど、もし戦闘になった時にあんたお弁当3人分持ったまま戦えるの?」
「そのことなら大丈夫だよ。」
2人からお弁当を受け取り、俺のと合わせて異空間収納へとしまった。
「あんた、それ何よ!!」
異空間収納を見てシェリーが驚いていた。
「そう言えば異空間収納の説明をしていなかったね。この魔法は、持ち物をこことは違う別の空間に収納できる魔法でこの中にある物の時間は止まってるし、容量の制限もないんだよね。」
俺は、試しに野外演習の時に討伐したモンスターを出して見せた。
「これ、あのときの野外演習で倒したモンスターなんだけど4ヵ月経ってもこの通り腐ってないでしょ。」
2人は声も出ないくらいに驚いていたがすぐに正気に戻って、
「本当ケンイチには驚かせられっぱなしね。」
「そうかな。別に俺は驚かせているつもり無いんだけどな。」
「はいはい。それはもういいから先を急ぎましょ。」
シェリーに軽くあしらわれてしまった。出したモンスターをしまい直して山登りを再開した。
それから、しばらく登ったところで俺の気配察知に数匹のモンスターの反応を感じた。トレーニングでこの裏山を使っているが、今までモンスターとの遭遇自体殆ど無かった。あったとしても1匹か2匹だったが、今回の反応は5匹であった。
「シェリー、ヒョウカ近くにモンスターの反応が5つあるから少し用心して。」
それを聞いた2人は、それぞれ槍と、杖を構えていつでも戦闘に入れる体勢をとった。俺も異空間収納から鉄の剣を取り出して準備をした。
「2人ともちょっと俺のそばまで来てくれるか。」
「いいけど何よ?すぐ近くにモンスターがいるんでしょ。」
「いいから。」
2人の服に防御力アップの付与をした。
「ケンイチ君何をしたの?」
「今のままでもし強力なモンスターと戦ったら大変だと思って2人の服に防御力アップの付与をしておいたんだよ。」
「本当に、あなたって何でもありね。」
3人で話していると、5匹のモンスターが姿を現わした。モンスターは、Dランクのゴブリンであった。
ゴブリン達はこちらに気づいた様子がなかったので、シェリーに、
「シェリー、ライトニングの魔法で1匹倒せないか?」
「それぐらい出来るけど、大丈夫なの。」
「ああ、後は俺に任せてくれ。それとヒョウカ。」
「はい、何ですか?」
「3匹のゴブリンの相手は俺がする。だから残り1匹はヒョウカにお願いしたいんだがいいか?」
「はい、任せてください。」
「よし、じゃぁシェリー頼む。」
俺の声を聞いたシェリーは、雷魔法のライトニングを放った。それに気づいたゴブリン達であったが、1匹は回避が間に合わずに黒焦げになってやられてしまった.だがそれ以外の4匹は俺達に向かって攻めて来たのだった。
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