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セレモニア王国編 第3章王都奪還
第70話 VSエメル 3
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魔族達との戦いが開始されてからもケンイチに呼びかけている。
「起きて、起きてよケンイチ」
少しずつ押され始めている。もう何体倒したか分らない。
正面の敵だけならまだなんとかなる、でも後ろや左右いろんな方向から攻めてきている。それに今はケンイチをかばいながら戦っている。
「ケンイチもあの時こんなにきつかったのかな」
私は王都の北門での魔族との戦闘を思い出していた。あの時は自分がケンイチに守られていた。そのときケンイチはどんな気持ちで戦っていたのか考えてしまう。
「私、どうしたらいいのかな? このままじゃ二人とも死んじゃうよ」
不安な気持ちで一杯になっていく。
「ケンイチ、ケンイチ起きて、起きてよ」
もう本当にどうしていいのか分らない。それなのに魔族達が休むこと無く襲いかかってくる。
「お嬢ちゃん頑張るね。だけどそろそろ限界かな?」
「限界だよな。もしそこの後ろで寝ている奴をこっちに渡してくれたら見逃してやってもいいぜ」
「おいおい、見逃すだけかよ。どうせなら楽しましてもらおうじゃねえか」
「それでも死ぬよりましだよな」
好き勝手に何かを言っている魔族達。
「誰が魔族になんて渡すもんですか。そんな事するくらいなら一緒に死ぬ方がましよ」
言葉が自然と出てきていた。
「そうかい。ならお望み通り二人仲良く殺してやるよ」
もうダメだ。私がそう思った時、
「心配掛けてごめん。でももう大丈夫だよ」
その言葉を聞いた瞬間に止まったはずの涙が溢れてきた。
「ケンイチ遅いわよ」
声のした方を見てみるそこに先程まで倒れていたケンイチが起上がっていた
「ごめん。後は俺に任せて」
私はその言葉にしたがってケンイチの後ろに下がった。
エメルを倒した後、魔力の使いすぎで体に力が入らなくなってしまい倒れてしまった。
「俺何やってんだろ」
ぼそりと呟くしか出来なかった。魔族幹部のエメルを倒すことは出来たが倒れてしまったは意味が無い。まだ近くには魔族が沢山いる。このままではシェリーが危ない。
そんな考えばかり浮かんでくるが体を動かすことが出来ない。それに何とか意識を保つので精一杯である。
魔族達がこちらに向かって何かを言っているようだが聞こえない。もしかした俺死ぬのかな。そんな言葉が頭をよぎった。
魔族達が俺に向かって攻めてくる。それと同時に俺の前にシェリーが現れた。
「逃げろ!!」
何とか声を出すことが出来たが、小さすぎてシェリーに聞こえていない。俺の事なんて気にしないでいいから逃げろ。心の中で叫び続ける。
その気持ちは届かない。
そしてシェリーと魔族の戦いが始まってしまた。確かに一対一ならシェリーは魔族に負けることはないだろう。でも今は一対多。どう見てもシェリーが不利である。
それにシェリーは俺に魔力まで分けてくれている。俺をかばって戦っているだけでも辛いだろう。それなのにそんな事をすれば君のが先にやられてしまう。
どうしたら彼女を、仲間を守れるんだ。頭の中にその言葉だけが響いている。
そんな中で魔族達がシェリーに何かを言っているがよく聞こえなかった。
でも最後に魔族が言った言葉だけが聞こえてきた。シェリーに向かって『死ね』その言葉を聞いた瞬間体の奥底から何かが湧き上がってくるのを感じた。この気持ちが何かは分らない。
でも、
「心配掛けてごめん。でももう大丈夫だよ」
その言葉が自然と出ていた。シェリーは俺の方を見ながら目に涙を浮かべている。
「ケンイチ遅いわよ」
涙を拭きながら言ってく。俺は、彼女の頭に撫でながら、
「ごめん。後は俺に任せて」
その言葉を聞いたシェリーは俺の後ろへと隠れた。体を震わせている。よっぽど怖かったのだろ。
「お前ら俺の仲間をよくも可愛がってくれたな」
周りを人睨み効かせてみる。
「こっからは俺が相手だ。たっぷりとお返ししてやる覚悟しろ」
俺の声はかなり怒りに満ちているのが自分でも分る。
「人間ごときが、エメル様に勝ったからっていい気になるなよ」
「この数を相手に勝算があると思っているのか」
「そこでおとなしく寝ていれば痛い思いしなくて済んだのによ」
魔族達は好き勝手に何か言っている。
「さっさとかかってこい」
少し挑発してみるとすぐに乗ってくる魔族達。
地面に落ちている剣を広い構えなおす。
そして怒りをそのまま魔力とともに左手に握っている剛炎剣に魔力を流して周りの魔族を全て焼き払う。手加減なしで。
一瞬で全ての魔族を撃退した。気配察知にも魔族の反応はない。これで一安心と思った。
「起きて、起きてよケンイチ」
少しずつ押され始めている。もう何体倒したか分らない。
正面の敵だけならまだなんとかなる、でも後ろや左右いろんな方向から攻めてきている。それに今はケンイチをかばいながら戦っている。
「ケンイチもあの時こんなにきつかったのかな」
私は王都の北門での魔族との戦闘を思い出していた。あの時は自分がケンイチに守られていた。そのときケンイチはどんな気持ちで戦っていたのか考えてしまう。
「私、どうしたらいいのかな? このままじゃ二人とも死んじゃうよ」
不安な気持ちで一杯になっていく。
「ケンイチ、ケンイチ起きて、起きてよ」
もう本当にどうしていいのか分らない。それなのに魔族達が休むこと無く襲いかかってくる。
「お嬢ちゃん頑張るね。だけどそろそろ限界かな?」
「限界だよな。もしそこの後ろで寝ている奴をこっちに渡してくれたら見逃してやってもいいぜ」
「おいおい、見逃すだけかよ。どうせなら楽しましてもらおうじゃねえか」
「それでも死ぬよりましだよな」
好き勝手に何かを言っている魔族達。
「誰が魔族になんて渡すもんですか。そんな事するくらいなら一緒に死ぬ方がましよ」
言葉が自然と出てきていた。
「そうかい。ならお望み通り二人仲良く殺してやるよ」
もうダメだ。私がそう思った時、
「心配掛けてごめん。でももう大丈夫だよ」
その言葉を聞いた瞬間に止まったはずの涙が溢れてきた。
「ケンイチ遅いわよ」
声のした方を見てみるそこに先程まで倒れていたケンイチが起上がっていた
「ごめん。後は俺に任せて」
私はその言葉にしたがってケンイチの後ろに下がった。
エメルを倒した後、魔力の使いすぎで体に力が入らなくなってしまい倒れてしまった。
「俺何やってんだろ」
ぼそりと呟くしか出来なかった。魔族幹部のエメルを倒すことは出来たが倒れてしまったは意味が無い。まだ近くには魔族が沢山いる。このままではシェリーが危ない。
そんな考えばかり浮かんでくるが体を動かすことが出来ない。それに何とか意識を保つので精一杯である。
魔族達がこちらに向かって何かを言っているようだが聞こえない。もしかした俺死ぬのかな。そんな言葉が頭をよぎった。
魔族達が俺に向かって攻めてくる。それと同時に俺の前にシェリーが現れた。
「逃げろ!!」
何とか声を出すことが出来たが、小さすぎてシェリーに聞こえていない。俺の事なんて気にしないでいいから逃げろ。心の中で叫び続ける。
その気持ちは届かない。
そしてシェリーと魔族の戦いが始まってしまた。確かに一対一ならシェリーは魔族に負けることはないだろう。でも今は一対多。どう見てもシェリーが不利である。
それにシェリーは俺に魔力まで分けてくれている。俺をかばって戦っているだけでも辛いだろう。それなのにそんな事をすれば君のが先にやられてしまう。
どうしたら彼女を、仲間を守れるんだ。頭の中にその言葉だけが響いている。
そんな中で魔族達がシェリーに何かを言っているがよく聞こえなかった。
でも最後に魔族が言った言葉だけが聞こえてきた。シェリーに向かって『死ね』その言葉を聞いた瞬間体の奥底から何かが湧き上がってくるのを感じた。この気持ちが何かは分らない。
でも、
「心配掛けてごめん。でももう大丈夫だよ」
その言葉が自然と出ていた。シェリーは俺の方を見ながら目に涙を浮かべている。
「ケンイチ遅いわよ」
涙を拭きながら言ってく。俺は、彼女の頭に撫でながら、
「ごめん。後は俺に任せて」
その言葉を聞いたシェリーは俺の後ろへと隠れた。体を震わせている。よっぽど怖かったのだろ。
「お前ら俺の仲間をよくも可愛がってくれたな」
周りを人睨み効かせてみる。
「こっからは俺が相手だ。たっぷりとお返ししてやる覚悟しろ」
俺の声はかなり怒りに満ちているのが自分でも分る。
「人間ごときが、エメル様に勝ったからっていい気になるなよ」
「この数を相手に勝算があると思っているのか」
「そこでおとなしく寝ていれば痛い思いしなくて済んだのによ」
魔族達は好き勝手に何か言っている。
「さっさとかかってこい」
少し挑発してみるとすぐに乗ってくる魔族達。
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そして怒りをそのまま魔力とともに左手に握っている剛炎剣に魔力を流して周りの魔族を全て焼き払う。手加減なしで。
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