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テルト王国編 第三章 海底遺跡
第112話 海底遺跡 4
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半漁人との戦闘が始まった。
俺とミカ剣を構えて走り出す。左右に分かれて攻撃を仕掛ける。シェリーは正面から火の魔法を放つ。
「ファイアーランス」
三本の火の槍が向かって行く。
それに対して半漁人は口から水を吐き魔法を打ち消してきた。シェリーの魔法に意識が言った瞬間を狙って俺とミカで斬りかかる。その攻撃は半漁人に命中はしたが皮膚の鱗を数枚切り落とすだけだった。
それに合わせてヒョウカが正面から突きを全力で放っていった。
だがその攻撃は半漁人によって完全に止められてしまう。それどころか、半漁人の張り手を受けて壁まで吹飛ばされてしまった。
「大丈夫か!」
「大丈夫」
返事が返ってきてよかった。だけどこのモンスターの一撃はかなり強い。受けたらきついかも知れない。
俺はヒョウカの元へと行き回復魔法を掛ける。
傷はとりあえず塞がった。だが少しの間ヒョウカは戦えない。
「シェリー防御系の魔法に集中を頼む」
「了解!」
俺は正面から攻撃を仕掛けて行く。
ミカもそれに合わせて背後から向かって行った。
「攻撃の型でいけ!」
「分かった」
ミカは全身の気を足に集めて移動速度を上げる。俺も同じく早足を使い半漁人へと近づいていく。
それに合わせて俺の方へと攻撃を仕掛けてくる。
俺はフェイントを使い攻撃を交わしていく。意識は俺方へと集中している。その隙に背後に回り込んでいたミカの攻撃が命中。
だが、体の表面から出されて粘液によってその攻撃は防がれてしまう。
こちらへと向って口から水の弾が数発飛んで来る。
それを風のシールドでシェリーが防ぐ。
「助かった!」
それだけ言って、俺は半漁人の正面へと接近。剛炎剣に魔力を流し炎を出して斬りかかる。先程ヒョウカの攻撃を防いだのと同じように防ごうとしてくるが今度はそうは行かない。炎を纏わせた剣は半漁人の手を焼き攻撃は半漁人の体へと向かって行く。
だが、体から出る粘液を出す。だがその粘液も炎で蒸発させる。俺の剣が半漁人を切り裂いたが少し浅く入ってしまった。
剣が当たる寸前の所で交わされてしまったのだ。
こちらだって休む暇は与えない。すぐに背後からミカが斬りかかる。その瞬間ミカの持っている剣がもの凄い輝きを放っている。その瞬間半漁人の体が真っ二つに切り裂かれてしまった。
「星龍斬り」
剣の輝きが収まるとそこには完全に動きを止めた半漁人が倒れていた。
「お疲れ!」
シェリーがヒョウカを連れてこちらへと近づいてくる。
「お疲れ!」
ミカもこちらへとやって来た。
気配察知にもモンスターの反応はない。これで本当に一安心だと思った。
「全員無事でよかった」
「でも、あのモンスター何だったのかしら?」
「分からないが、何らかのトラップだろう多分」
「そうね」
などと話していると、部屋の端にあった扉が開いた。俺達が入ってきた扉はまだ完全に閉まっているまんま。こちらへとすすめと言うことなのだろう。
「先へと進もう」
三人が頷く。
扉の向こうにまた狭い通路が広がっていく。だが今回は最初に通っていた通路とは違い目に見えるところに曲がり角が見えている。今度は一直線に進むだけでなくくねくねとしているとみるべきだと思う。
その通路右に左と何回か曲がった先に一つの階段があった。上へと続く階段。
「どうするの?」
隣から聞いてくる。
「進むしかないだろう。俺達はここの調査に来ているのだから」
「そうよね」
他の皆も頷く。それを返事とり、階段を上り次の階へと進んでいく。
俺とミカ剣を構えて走り出す。左右に分かれて攻撃を仕掛ける。シェリーは正面から火の魔法を放つ。
「ファイアーランス」
三本の火の槍が向かって行く。
それに対して半漁人は口から水を吐き魔法を打ち消してきた。シェリーの魔法に意識が言った瞬間を狙って俺とミカで斬りかかる。その攻撃は半漁人に命中はしたが皮膚の鱗を数枚切り落とすだけだった。
それに合わせてヒョウカが正面から突きを全力で放っていった。
だがその攻撃は半漁人によって完全に止められてしまう。それどころか、半漁人の張り手を受けて壁まで吹飛ばされてしまった。
「大丈夫か!」
「大丈夫」
返事が返ってきてよかった。だけどこのモンスターの一撃はかなり強い。受けたらきついかも知れない。
俺はヒョウカの元へと行き回復魔法を掛ける。
傷はとりあえず塞がった。だが少しの間ヒョウカは戦えない。
「シェリー防御系の魔法に集中を頼む」
「了解!」
俺は正面から攻撃を仕掛けて行く。
ミカもそれに合わせて背後から向かって行った。
「攻撃の型でいけ!」
「分かった」
ミカは全身の気を足に集めて移動速度を上げる。俺も同じく早足を使い半漁人へと近づいていく。
それに合わせて俺の方へと攻撃を仕掛けてくる。
俺はフェイントを使い攻撃を交わしていく。意識は俺方へと集中している。その隙に背後に回り込んでいたミカの攻撃が命中。
だが、体の表面から出されて粘液によってその攻撃は防がれてしまう。
こちらへと向って口から水の弾が数発飛んで来る。
それを風のシールドでシェリーが防ぐ。
「助かった!」
それだけ言って、俺は半漁人の正面へと接近。剛炎剣に魔力を流し炎を出して斬りかかる。先程ヒョウカの攻撃を防いだのと同じように防ごうとしてくるが今度はそうは行かない。炎を纏わせた剣は半漁人の手を焼き攻撃は半漁人の体へと向かって行く。
だが、体から出る粘液を出す。だがその粘液も炎で蒸発させる。俺の剣が半漁人を切り裂いたが少し浅く入ってしまった。
剣が当たる寸前の所で交わされてしまったのだ。
こちらだって休む暇は与えない。すぐに背後からミカが斬りかかる。その瞬間ミカの持っている剣がもの凄い輝きを放っている。その瞬間半漁人の体が真っ二つに切り裂かれてしまった。
「星龍斬り」
剣の輝きが収まるとそこには完全に動きを止めた半漁人が倒れていた。
「お疲れ!」
シェリーがヒョウカを連れてこちらへと近づいてくる。
「お疲れ!」
ミカもこちらへとやって来た。
気配察知にもモンスターの反応はない。これで本当に一安心だと思った。
「全員無事でよかった」
「でも、あのモンスター何だったのかしら?」
「分からないが、何らかのトラップだろう多分」
「そうね」
などと話していると、部屋の端にあった扉が開いた。俺達が入ってきた扉はまだ完全に閉まっているまんま。こちらへとすすめと言うことなのだろう。
「先へと進もう」
三人が頷く。
扉の向こうにまた狭い通路が広がっていく。だが今回は最初に通っていた通路とは違い目に見えるところに曲がり角が見えている。今度は一直線に進むだけでなくくねくねとしているとみるべきだと思う。
その通路右に左と何回か曲がった先に一つの階段があった。上へと続く階段。
「どうするの?」
隣から聞いてくる。
「進むしかないだろう。俺達はここの調査に来ているのだから」
「そうよね」
他の皆も頷く。それを返事とり、階段を上り次の階へと進んでいく。
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