最強剣士異世界で無双する

夢見叶

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テルト王国編 第三章 海底遺跡

第114話 海底遺跡 6

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 こちらに気づいた二体の鬼。

 イスから立ち上がりこちらへと向ってくる。

「ケンイチどうするのよ? モンスターがこっちに来るわよ」

 慌てながら聞いてくるシェリー。

 そんなに慌てなく手も良いだろうと思いながら、

「シェリーとヒョウカで青い方を頼む。俺とミカで赤い方を倒す」

「分かったわ」

 それだけ言って青い鬼の方へと向かって行く。

 それじゃこっちはっと、赤鬼方へとむく。

「ミカは援護を頼む」

「無茶はしないでね」

 少し心配そうに言ってくる。いつもは平気な顔で向かって行かせるくせにと思いながらも剣を構えて戦闘に向っていく。

 何が効くかは分からない。そのため、氷魔剣と剛炎剣、二本を取り出し構える。両方に魔力を流し準備完了。

「ミカ、俺の合図で魔法を頼む」

「わかった」

 俺は近づいてくる赤鬼を見ながらタイミングを計っていく。

 出来るだけギリギリまで待って、

「いまだ!」

 それと同時に火と雷の魔法が赤鬼めがけて放たれた。

 それの魔法を防ごうと棍棒を振り魔法を打ち払っていく。

 俺はその隙に正面から接近。それに気づくと後方へと回避して俺から距離を取り魔法をかわす。

 だが、それを見逃す俺でない。後方への回避を追い距離を開けずにいる。

 そに気づくと俺を振り払おうと棍棒を振り攻撃を仕掛けてくるがそれをギリギリの所でかわす。

 棍棒が当たらないとなれば左手で俺を捕まえようとしてくるが、そこへミカの風魔法が命中する。

 ナイス!

 心の中でミカを褒めた。

 それにより体が反り返る赤鬼。俺はその隙を付いて切り裂く。

 右手、左手と順番に。攻撃手段を失った赤鬼はなすすべなくやられてしまう。

「お兄ちゃんやったね」

「楽勝だよ。それよりもあっちは大丈夫か?」

 シェリーとヒョウカ、青鬼との戦闘はどうだろうか? 少し心配しながらそっちの方を見てみる。




 シェリーとヒョウカ、青鬼との戦い。

「ケンイチ達はさすがね」

 ちらりとあちらの方を見てみるとすでに戦闘は終っている。

「こっちも終らそう」

「そうね」

 気合いを入れるシェリー達。

 前衛をヒョウカが後衛をシェリーが努めて戦闘を行っている。

 先程から戦闘は硬直状態。ヒョウカの攻撃にシェリーの魔法と全て棍棒で防がれてしまっている。

 ここまでは連携は取らず個々の力で戦っていた。だが、

「ヒョウカ、連携して行くよ」

「分かった!」

「ライトニング」

 雷魔法の初級『ライトニング』が放たれた。

 それに合わせてヒョウカが青鬼の背後へと回り込む。

 魔法は青鬼の棍棒で防がれてしまったがその隙に青鬼の背後を取っていたヒョウカの槍が青鬼に向って放たれる。だが、槍までもが防がれてしまう。

 だが、攻撃がそれだけで終るわけではなく、

「フレイムランス、ウインドエッジ」

 火に風と連続で魔法を放つシェリー。

 その魔法はヒョウカの槍と同時に放たれたために青鬼は防ぐ事が出来ずに背中に魔法を受けてしまった。

 それにより生まれる新たな隙、これまでの戦闘の経験からヒョウカはその隙を見逃すわけもなく、青鬼の心臓を一突きで倒してしまう。

 突かれた最初は抵抗して攻撃を仕掛けてきていたが、少しずつ体力もなくなっていき息絶えてしまった。

「お姉ちゃん倒せた!」

 凄く嬉しそうにシェリーの元へと戻るヒョウカ。

「そうね。ヒョウカも強くなったよ」

 ヒョウカの頭を撫でながら褒めるシェリー。

「二人ともお疲れ!」

 俺とミカもシェリーの元へと近づいていく。

「これでこの遺跡のボスも倒せたのかしら?」

 ボスだったのか? などと思っていると部屋の中央に宝箱が出現した。

 もしやこれが目的の物なのかも知れないとその宝箱に近づいていくのだった。
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