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魔族決戦編 第一章 テロット王国戦
第141話 テロット王国
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王都を出発してから一か月。俺たちのパーティーと雷鳴、ブルームは別々行動していた。
俺たちのパーティーはテロット王国へと向かい、雷鳴とブルームはマット王国へと向かっている。
「ケンイチ、本当によかったの?」
横からシェリーが一週間前のことを言ってくる。
「なにが?」
なんのことを言っているのかは分かっていたがあえて聞いてみた。
「なにがって、雷鳴とブルームを別行動にしたことに決まってるでしょ」
「そのことなら大丈夫だよ。あの二パーティーがいたところで邪魔になるだけだよ」
「それもそうよね」
「テロット王国につく前にこれを渡しておくよ」
俺は王様から預かっているリングをミカに一つ、シェリーとヒョウカに二つずつ渡しておく。
「これって神器?」
「そうだ。王様から預かっていたものだ。それと俺が今持っているものを合わせて七つの神器がここに集まっていることになる」
この世界に存在する神器と呼ばれるリングは全部で七つある。そしてその全てを俺達のパーティーが全てを所持していることになる。
「これからの戦いはかなり厳しいものになっていくから、なにかあったら自分達の判断でそれを使ってくれ」
「わかった」
「なんで私だけ一つなの?」
「ミカには神様もらったこの剣と魔法があるだろう」
「確かにそうだね」
はっとした顔で納得したミカ。シェリーたちもそのことに納得して自分たちの指につけて魔族との戦いの準備に備えていく。
そして、
「皆様、もうすぐテロット王国の王都へと到着いたします」
御者をしている人から声がかかる。
「ゴクリ‼」
馬車の中に緊張がはしる。一度魔族との戦いを経験しているが、それでも生死をかけたギリギリの戦いになることは間違いない。それに、もしも生き残っている人達がいたらその人達を助けながらの戦いになる。
「全員準備はいいな」
「大丈夫よ」
「まかせて」
「がんばる」
それぞれから返事が返ってくる。
俺がこちらのテロット王国を選んだのには理由があった。一週間前、雷鳴とブルームと別れるときにどちらへと向かうかという話になった。そのとき俺はテロット王国の方から嫌な感じがしてきたのである。ただの感に過ぎないがもしかしたらとも思いテロット王国へ向かうことを選択した。あんな奴らでも死なれては寝覚めが悪くなる。
だが、テロット王国王都へと近づくにつれて感じていた嫌な感じがどんどん強くなってきている。
俺は、覚悟を決めていかないといけないのかと思いながら馬車が王都へと着くのを待っていた。
それから半日が経ち王都へと到着した。
「静かだね」
馬車から降りた俺たち。
「そうだな。完全に人の気配がないな」
「全滅したってこと?」
「そうだと思う。もしかしたら逃げ延びた人達もいるかもしれないがこの街には残ってないだろうな」
「とりあえず、街の中を探索してみない? もしかしたらってこともあるだろうし」
全員ミカの意見に賛成して、探索することになった。馬車の運転をしてもらっていた御者さんには何かあったら悪いので街の外で待ってもらうことに。
街の中はそれほど荒れていなく戦闘が行われたとは思えない程であった。建物は殆ど壊れていない。なにかへんな違和感を感じてしまうものであったがへんな気配を感じることもなかった。もしかしたら魔族の連中はすでに引き上げた後なのではないかと思ってしまった。
そんなことを考えながら歩いている微かに人の気配を感じる。しかもそれは昔感じたことのある気配であった。
俺は、少し小走り気味にその場所へと向かうとそこにとても懐かしい顔があった。
俺たちのパーティーはテロット王国へと向かい、雷鳴とブルームはマット王国へと向かっている。
「ケンイチ、本当によかったの?」
横からシェリーが一週間前のことを言ってくる。
「なにが?」
なんのことを言っているのかは分かっていたがあえて聞いてみた。
「なにがって、雷鳴とブルームを別行動にしたことに決まってるでしょ」
「そのことなら大丈夫だよ。あの二パーティーがいたところで邪魔になるだけだよ」
「それもそうよね」
「テロット王国につく前にこれを渡しておくよ」
俺は王様から預かっているリングをミカに一つ、シェリーとヒョウカに二つずつ渡しておく。
「これって神器?」
「そうだ。王様から預かっていたものだ。それと俺が今持っているものを合わせて七つの神器がここに集まっていることになる」
この世界に存在する神器と呼ばれるリングは全部で七つある。そしてその全てを俺達のパーティーが全てを所持していることになる。
「これからの戦いはかなり厳しいものになっていくから、なにかあったら自分達の判断でそれを使ってくれ」
「わかった」
「なんで私だけ一つなの?」
「ミカには神様もらったこの剣と魔法があるだろう」
「確かにそうだね」
はっとした顔で納得したミカ。シェリーたちもそのことに納得して自分たちの指につけて魔族との戦いの準備に備えていく。
そして、
「皆様、もうすぐテロット王国の王都へと到着いたします」
御者をしている人から声がかかる。
「ゴクリ‼」
馬車の中に緊張がはしる。一度魔族との戦いを経験しているが、それでも生死をかけたギリギリの戦いになることは間違いない。それに、もしも生き残っている人達がいたらその人達を助けながらの戦いになる。
「全員準備はいいな」
「大丈夫よ」
「まかせて」
「がんばる」
それぞれから返事が返ってくる。
俺がこちらのテロット王国を選んだのには理由があった。一週間前、雷鳴とブルームと別れるときにどちらへと向かうかという話になった。そのとき俺はテロット王国の方から嫌な感じがしてきたのである。ただの感に過ぎないがもしかしたらとも思いテロット王国へ向かうことを選択した。あんな奴らでも死なれては寝覚めが悪くなる。
だが、テロット王国王都へと近づくにつれて感じていた嫌な感じがどんどん強くなってきている。
俺は、覚悟を決めていかないといけないのかと思いながら馬車が王都へと着くのを待っていた。
それから半日が経ち王都へと到着した。
「静かだね」
馬車から降りた俺たち。
「そうだな。完全に人の気配がないな」
「全滅したってこと?」
「そうだと思う。もしかしたら逃げ延びた人達もいるかもしれないがこの街には残ってないだろうな」
「とりあえず、街の中を探索してみない? もしかしたらってこともあるだろうし」
全員ミカの意見に賛成して、探索することになった。馬車の運転をしてもらっていた御者さんには何かあったら悪いので街の外で待ってもらうことに。
街の中はそれほど荒れていなく戦闘が行われたとは思えない程であった。建物は殆ど壊れていない。なにかへんな違和感を感じてしまうものであったがへんな気配を感じることもなかった。もしかしたら魔族の連中はすでに引き上げた後なのではないかと思ってしまった。
そんなことを考えながら歩いている微かに人の気配を感じる。しかもそれは昔感じたことのある気配であった。
俺は、少し小走り気味にその場所へと向かうとそこにとても懐かしい顔があった。
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