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魔族決戦編 第一章 テロット王国戦
第148話 戦闘の後
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戦闘が終了した後、アレクシスを尋問したが特に何の情報も引き出すことは出来なかった。
ミカに魔法でアレクシスを凍らした後、異空間収納へとしまい街の中を見て回る。
「誰にいないね」
「うん、まあ思っていた通りだけど、誰一人いないなんてね」
街全体の気配を探っても俺達以外の気配は見つからない。
その後、街を一通り見て回った後、雷鳴とブルームがいるマット王国へと向かうことになった。もしかしたら、アレクシス以外の魔族幹部がいるかもしれないからである。
マット王国まではここから馬車で一週間ほどである。
そして、その道中、
「あの二パーティーのことだからとっくの昔に全滅しちゃってるかもね」
馬車の中でシェリーがそんなことを言い出した。
「そんなこと言っちゃだめだよ。あんな弱い人達だって一応は私達と同じSランク冒険者なんだから何とかしてるでしょ」
「さすがに時間ぐらいが稼いでくれてるかも」
皆、雷鳴とブルームに対していい印象を持っていないようである。
俺自身もあのパーティーにいい印象はない。
「もしもマット王国に魔族幹部の上位メンバーがいたらすでに全滅している可能性が高いと思う。それにもしかしたら魔王がいる可能性も考えておいてもいいかもしれないしな」
まあ、そんなことがあったら俺達だってどうなるかわからない。
「さすがに魔王はいないでしょう」
「可能性の話だよ。それにないとは言えないだろう」
「それもそうだけど」
正直何が起こるかわからないのが今の現状である。
「もしも、魔王がいたらどうするの?」
「シェリー達は逃げろ。その間、俺が時間を稼ぐ」
勝算があるわけではない。ただ、魔王に対抗できるの俺しかいないし、そこで時間を稼げればシェリー達は少しは長生きできる。
「……」
俺の言葉に対して誰からも返事が返ってこない。
その後、無言のまま時間は進んでいった。
それから一週間マット王国へと到着した。
気配察知を使い街の中を探ってみる数人の気配がある。
俺達急ぎ気配のする方へと向かうと、そこにいたのは雷鳴とブルームの案内役として同行していた人達であった。
「皆さんどうされたのですか?」
「あなた方はソウルメイトのケンイチ様」
その人達に話を聞いたところ、つい一週間ほど前にこの街へと着いて、街にいた魔族達と戦闘になったそうだ。その戦闘で多少の負傷者を出したものの、誰一人かけることなく討伐には成功した。ただその集団にはリーダーらしき者はおらず、まだ息の残っていた魔族を問い詰めた結果、魔族領に今回の指示を出した者がいると吐いた。
それを聞いた二パーティーは一つ馬車に乗り込み魔族領にある魔王城へと向かっていった。その際に馬車に案内役まで乗せる余裕がなかったためにここに置いて行かれてしまったそうである。
「思っていたよりも最悪の事態になっている。正直魔族達を倒したくらいで調子に乗っていないといいんだけどな」
「それは無理かと思います」
案内役のおじさんが俺の言葉に返してきた。
「自分達の力で魔族を倒して、この程度なら余裕などと言っておりましたゆえ」
俺は何も言えなかった。確かに予想しなかった事態ではなかったが、まさかそこまで馬鹿なことをするとも思っていなかった。
「俺達もすぐに出発する」
俺はそれだけ言って馬車へと乗り込んでいく。それに続きシェリー達、そして案内役のおじさんたちも乗り込み魔族領へと向かって出発するのだった。
ミカに魔法でアレクシスを凍らした後、異空間収納へとしまい街の中を見て回る。
「誰にいないね」
「うん、まあ思っていた通りだけど、誰一人いないなんてね」
街全体の気配を探っても俺達以外の気配は見つからない。
その後、街を一通り見て回った後、雷鳴とブルームがいるマット王国へと向かうことになった。もしかしたら、アレクシス以外の魔族幹部がいるかもしれないからである。
マット王国まではここから馬車で一週間ほどである。
そして、その道中、
「あの二パーティーのことだからとっくの昔に全滅しちゃってるかもね」
馬車の中でシェリーがそんなことを言い出した。
「そんなこと言っちゃだめだよ。あんな弱い人達だって一応は私達と同じSランク冒険者なんだから何とかしてるでしょ」
「さすがに時間ぐらいが稼いでくれてるかも」
皆、雷鳴とブルームに対していい印象を持っていないようである。
俺自身もあのパーティーにいい印象はない。
「もしもマット王国に魔族幹部の上位メンバーがいたらすでに全滅している可能性が高いと思う。それにもしかしたら魔王がいる可能性も考えておいてもいいかもしれないしな」
まあ、そんなことがあったら俺達だってどうなるかわからない。
「さすがに魔王はいないでしょう」
「可能性の話だよ。それにないとは言えないだろう」
「それもそうだけど」
正直何が起こるかわからないのが今の現状である。
「もしも、魔王がいたらどうするの?」
「シェリー達は逃げろ。その間、俺が時間を稼ぐ」
勝算があるわけではない。ただ、魔王に対抗できるの俺しかいないし、そこで時間を稼げればシェリー達は少しは長生きできる。
「……」
俺の言葉に対して誰からも返事が返ってこない。
その後、無言のまま時間は進んでいった。
それから一週間マット王国へと到着した。
気配察知を使い街の中を探ってみる数人の気配がある。
俺達急ぎ気配のする方へと向かうと、そこにいたのは雷鳴とブルームの案内役として同行していた人達であった。
「皆さんどうされたのですか?」
「あなた方はソウルメイトのケンイチ様」
その人達に話を聞いたところ、つい一週間ほど前にこの街へと着いて、街にいた魔族達と戦闘になったそうだ。その戦闘で多少の負傷者を出したものの、誰一人かけることなく討伐には成功した。ただその集団にはリーダーらしき者はおらず、まだ息の残っていた魔族を問い詰めた結果、魔族領に今回の指示を出した者がいると吐いた。
それを聞いた二パーティーは一つ馬車に乗り込み魔族領にある魔王城へと向かっていった。その際に馬車に案内役まで乗せる余裕がなかったためにここに置いて行かれてしまったそうである。
「思っていたよりも最悪の事態になっている。正直魔族達を倒したくらいで調子に乗っていないといいんだけどな」
「それは無理かと思います」
案内役のおじさんが俺の言葉に返してきた。
「自分達の力で魔族を倒して、この程度なら余裕などと言っておりましたゆえ」
俺は何も言えなかった。確かに予想しなかった事態ではなかったが、まさかそこまで馬鹿なことをするとも思っていなかった。
「俺達もすぐに出発する」
俺はそれだけ言って馬車へと乗り込んでいく。それに続きシェリー達、そして案内役のおじさんたちも乗り込み魔族領へと向かって出発するのだった。
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