最強剣士異世界で無双する

夢見叶

文字の大きさ
152 / 162
魔族決戦編 第二章 魔王

第151話 Sランク一位冒険者

しおりを挟む
 俺が戦闘態勢に入るのを見ても余裕の表情のままゆっくりとこちらに向かって歩いてくる魔族達。

 そして、その中の一人が、

「君、Sランクトーナメントでソウルメイトっ言う冒険者のリーダーをやっている子だよね?」

「な……」

 俺は一瞬何故そんなことを知っているのかと聞きそうになったが、もう一度魔族達の気配を探ってみると、あのとき試合会場で感じた物と同じ物だと気づいた。

「何故かと聞こうとしたみたいだけど、気づいたみたいだね」

 魔族の問いかけに対して何も答えない。

「まさか、雷鳴のリーダーを倒してしまうなんて驚いたよ」

「どうして雷鳴のリーダーのことを知っているのだ」

 試合を見ていればある程度のことは分かったとしてもパーティーの誰がリーダーかまでは分からないはず。

「そうだね。魔だ僕たちの自己紹介がまだだったね」

 こちらへと歩いてきていた魔族達は俺と向き合う形で足を止めた。

「俺達はSランク冒険者パーティートップのにいるんだよ」

 アレクシスが人間の化けて学院に通っていたこともありもしやと思っていたが、

「確かに、魔族が冒険者をやっていれば誰も一位にはなれないわな。それじゃ俺達はここでお前達四人を倒したらトップは俺達って事いいのかな?」

「勝てればな、だがたかが人間の分際で俺達魔族、その中でもトップの四人には勝てると思ってるのか」

「ああ、思っているさ。たかが魔族の幹部だろ」

 魔族達を俺の方へと意識させるための挑発。それに乗ってくる魔族達四人。

 ちょろい。そう思ってしまった。

 俺を取り囲んでくる。

「もう逃げ場はないぜ」

 俺の背にいるやつが話しかけてくる。

「逃げる気なんてないさ」

 狙い通りに動いてくれて助かる。

 俺は辺りの気を探り魔族達を動きを探る。

 最初に動きを見せたのは俺の正面にいる背の高い魔族。それに続いて右にいる魔族、左、後ろにいるやつと少し時間をを開けて攻撃を仕掛けてくる。

「はぁ~」

 俺は、それに対してため息を吐きながら、両手に持っている剣を構える。

 少しの時間差で魔法が飛んで来たり蹴りが飛んで来たりなどと、休む暇もない連続攻撃が飛んでくる。だがそれを紙一重でかわしながら魔族達の隙を探していく。

「かわしてばかり反撃はしないのか?」

「そうですね。そろそろこちらも仕掛けさていただきましょうか」

 俺は、魔族達に囲まれている中から一瞬で姿を消す。

「どこへ!」

 俺は魔族の後ろから肩を突いてみる。

「誰だ!」

「俺だよ」

 それに対してびっくりして動きが止まる。

 その隙をつき正面にいた魔族を倒す。

 仲間一人やられたことにより我に返った魔族の攻撃が再開される。

 だが、魔族達攻撃が俺に当たることはない。どんだけ至近距離から攻撃こようとその一手先の攻撃を読んでいる状態いる限り攻撃当たることはない。

 そして戦闘が長引くにつれて少しづつ魔族達の体力は切れていく。

「どうした、もう終わりか」

 戦闘が開始されてしばらくした頃、魔族達攻撃が少し弱まってき始める。目立った隙も見せなかった魔族小さな隙が生まれ始めた。

「もう、終わりでいいかな」

 俺が小さな声で囁くと、先ほどまでやっていたただ動きを先読みすることから、完全に動きを読んで攻撃を仕掛けていくスタイルに変えていく。

 疲れで足元への注意が散漫になっている者や動きが少し大きくなりそこに隙が生まれている者、魔力がもう少ししかなく魔力での攻撃と近接戦闘を混ぜながら騙し騙し攻撃を仕掛けてきている者など、疲れが出てきている。

 魔法の発動を先読みすると、その攻撃が放たれるのに合わせてこちらからの攻撃を仕掛ける。それに対して他の二人の魔族が攻撃を仕掛けてきてこちらの動きを妨害しようとしてくるがその攻撃をも読めているためにこちらの攻撃を止めることは出来ず魔法を放っていた魔族が倒されてしまう。


 そして残るは二人の魔族だけになってしまった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主

雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。 荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。 十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、 ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。 ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、 領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。 魔物被害、経済不安、流通の断絶── 没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。 新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。

S級冒険者の子どもが進む道

干支猫
ファンタジー
【12/26完結】 とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。 父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。 そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。 その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。 魔王とはいったい? ※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。

転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚

熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。 しかし職業は最強!? 自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!? ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する 

namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。  転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。  しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。  凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。  詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。  それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。  「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」  前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。  痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。  そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。 これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

処理中です...