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ヘクトール①
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ライヘンベルガー王国から二度目の友好の使者が来た。奴らは独身の俺に己の姫を差し出すと言う。平和ボケした国とはこれほどみっともないのかと嘲笑った。
しかし会談の後に宰相のラースは別の問題を示唆した。
「姫を嫁がせて子を産ませ、己の子が世継ぎとなると同時に傀儡政権とする策がございます」
「それを行うには、異国に行った姫を逐一監視する必要があるだろう。
それにもう一つ。俺がこの世に居ない事が大前提だな」
「ええ、子を宿したら陛下に暗殺者を仕向ける可能性もございます」
「皇帝とはそこまで用心せねばならぬのか……」
「ヘクトール様が初代の皇帝でございますから用心に越したことはございません」
「あぁ分かった分かった。だから華を前に無粋な話は止めろ」
ラースは「畏まりました」と頷き、
「ライヘンベルガー王国には三人の姫がおられます。今代の国王は世継ぎの王子に恵まれ無かった為、一姫のマリアナ姫が来る事は有りません」
「つまり来るのは次女か三女なのだな」
「二姫がアニータ姫で三姫はレティーツィア姫と申すようです」
ラースはそう言いながらあちらの使者が持ってきたと言う肖像画をテーブルに置いた。その一枚に俺は目を奪われた。
三女のレティーツィア。
「この娘はとても美しいな」
「ええですが……、二姫よりも年が行っているように見えるのが気になりますな」
「三女だけ母が違ったはずだ、その所為ではないか?」
確か使者が持ってきた書類にその様な事が書いてあったような気がする。
「腹違いであれば、三姫と二姫の年齢はそれほど違わないのかもしれませんな」
「よしレティーツィアに決めよう」
「畏まりました。使者に間違いなく伝えます」
そして待ちに待ったその日、現れたのは肖像画と雰囲気だけがそっくりな子供だった。背丈は俺の腹ほどまでしかない。
姉はどこかと聞けば、自分がレティーツィア姫だと名乗る。肖像画を持って来て見せれば、母だと泣き出す始末。
乳離れもしていないガキを嫁がせるとは馬鹿にしやがって!
その件についてライヘンベルガー王国に文句を言うと、子供で成長が早いレティーツィアの最近の肖像画は無いと返答があった。だから良く似ている彼女の母の肖像画を持たせたのだが、どうやら使者がそれを伝え忘れたようだと謝罪しやがった。
「それみろお前たちも子供だと認めているではないか!」
「伝え忘れたのは我が国の使者の落ち度でございました。
その件については改めて、お詫びの食糧を贈らせて頂きましょう。ですからなにとぞ婚姻の儀をお願いいたします」
「ふんっ婚姻を見届けぬと国に帰れぬと申すか」
「ご明察恐れ入ります」
「食糧は今回の倍よこせ。それで手を打ってやる」
「ありがとうございます」
そして型式だけの婚姻の儀を行い。レティーツィアは俺の妻になった。
レティーツィアの事についてラースから報告が上がった。なんでもレティーツィアを城の部屋から追い出そうとした奴らが居たらしい。
大方南部の将軍らだろうとアタリを付ける。山を越えた難民をあの国は槍で追い返したと聞く。大方その腹いせでもしたのだろう。
双方に怪我が無いと言うからどうでも良いかとラースに丸投げをした。
「よろしいのですか?」
「ああ構わん。ああそうだ姫に怪我を負わせなければ今度は報告はいらん。
お前の方で勝手に処理して置け」
「それは流石に……」
「くっく二年後だったか? 成人したら教えろよ」
ラースはそれ以上何も言わなかった。
俺がいつも通り将軍たちと晩餐を共にしていると、レティーツィアがその席に入って来た。その幼い顔には怒りが浮かんでいる。
「私が晩餐に呼ばれなかったのは伝え忘れと言う事でいいかしら?」
これだからガキは面倒臭いんだ……
戦を終わらせた功績。それを労うこの晩餐の意味を軽んじるとは、イスターツ帝国に嫁いできた姫とは思えない発言だと、俺は小さなため息を吐いた。
本当に小さなため息だったが隣にいたリブッサには聞こえたらしい。彼女はレティーツィアに当て付けるように俺の腕に抱きついてきた。
普段ならば諌めただろうが、先ほどの言葉を聞いて俺も引く訳には行かずそのまま許した。するとガキのレティーツィアはリブッサにも噛みついてきた。
売り言葉に買い言葉。
酌をするか末席に座れと二つの選択を迫る。
しかしレティーツィアはそのどちらも選ばず、あろうことか俺に手をあげた。
温室育ちの姫の手など、戦場で飛び交う剣や矢よりも遅い。俺は難なくそれを止めて見せた。
ガキだからどこかで泣くかと思っていたが、予想に反してレティーツィアは最後まで毅然とした態度のまま部屋を出て行った。
西部で民衆の反乱が起きたと聞きその対策を練っていた。
ラースの情報によれば西部は独立を考えているらしく、マイファルト王国との繋がりも見えているそうだ。
「後ろに国と言うか、軍がいるなら俺が行くしかないな」
「しかし相手はライヘンベルガー王国とは懇意のあるマイファルト王国ですから、あえて皇妃様にお命じになるのも有りではないでしょうか?」
「俺にガキの伝手を頼れというのか?」
「案の一つとして提案しております。
今回は民衆相手ですから、軍をどれだけ率いても意味がありませんのでね」
「民衆は盾で抑え、その間に残った兵を使って治水と畑を行うつもりだ」
「それだけだと長期戦になりそうですね」
「仕方が無かろう」
「こちらでもなんとか出来ないか考えてみます」
「期待せずに待っておこう」
三ヶ月ほど経った頃、ラースから報告書と要望書が届いた。
それは『マイファルト王国との友好を結びたい』と言う要望だった。レティーツィアが祖国の伝手を使って口を聞くからその許可が欲しいらしい。
どうやったかは知らんがラースが上手くレティーツィアを説得したのだろうと許可を出して置いた。
六ヶ月ほど経つとマイファルト王国と南部から安定した安価な食糧が入り始め、それから三ヶ月経つ頃には西部の反乱はすっかり終わった。
俺は九ヶ月ぶりに城に戻った。
出迎えの兵たちの真ん前に紫のドレスを着たリブッサが見える。相変わらず自己主張の激しい女だ、遠くともよく目立つ色だなと苦笑する。
その隣に簡素な服を着ているがとても美しい女性を見つけた。
脳裏に思い出したのは、レティーツィアが母だと呼んだあの肖像画だ。しかしあれに比べればその女は若い。
もしやあれはレティーツィアか?
近づいてみると確かにレティーツィアの面影がある。
ほんの九ヶ月会わなかっただけだと言うのに、彼女はすっかり背が伸びて少女から女性に変わっていた。
俺は馬を降りてレティーツィアの方へ歩いて行った。
「お帰りとお聞きしましたので、せめてご挨拶をと思いやってきました。
ご無事にお帰り下さいまして安心しましたわ」
簡素な服なのに気高いあの雰囲気を一切損なうことなく、とても美しく成長したレティーツィアに俺は見惚れた。
何とか「そうか」とだけ返すと、横からぶわっと香りの強いモノに覆われた。
リブッサだ。
やめろと腕から引き離している間に、レティーツィアは居なくなっていた。
俺がレティーツィアにやった事は無関心と言う名の罪だ。
ガキだと決めつけ無視した。
それをたったの九ヶ月で後悔することになるとは思わなかった。
彼女は出会った頃から比べてかなり背が伸びた。
まぁ胸は控えめだが、皆無と言う訳ではなさそうなので構うことは無い。つまり俺から見ればとっくに大人と思える容姿なのだが、これでもまだ未成年だと言う。
なるほどな、ライヘンベルガー王国が十六歳を成人と認める理由が少しだけ分かった気がした。
しかし我が国ではまだ未成年だ。
皇帝である俺が法に縛られることは無いが、それでもあえて犯そうとは思わん。
接してみてレティーツィアはかなり俺を警戒している事が分かった。
「お前が俺を嫌っているのは知っている。
しかしお前は俺の唯一の妻だからな、その責務があるはずだ」
「はい存じております。
ですがヘクトール様は皇帝陛下なのですから、未成年の私に固執なさらずに一先ず妾を持った方がよろしいかと思います」
妾を取らせて俺の相手をせぬと言うつもりか……
それを追及すると覚悟は決めていると言う、しかしすぐに顔色が悪くなりやっぱり口だけかと呆れた。
だが……と思う。
今まで散々無視していたのに、美しくなった瞬間に手のひらを返したのは俺の方だ。だからレティーツィアが俺を嫌うのは無理もない事だろう。
ふむ、いままで散々子供と馬鹿にしていたのだ、まずは年長者の俺から変わるべきだな。
しかし会談の後に宰相のラースは別の問題を示唆した。
「姫を嫁がせて子を産ませ、己の子が世継ぎとなると同時に傀儡政権とする策がございます」
「それを行うには、異国に行った姫を逐一監視する必要があるだろう。
それにもう一つ。俺がこの世に居ない事が大前提だな」
「ええ、子を宿したら陛下に暗殺者を仕向ける可能性もございます」
「皇帝とはそこまで用心せねばならぬのか……」
「ヘクトール様が初代の皇帝でございますから用心に越したことはございません」
「あぁ分かった分かった。だから華を前に無粋な話は止めろ」
ラースは「畏まりました」と頷き、
「ライヘンベルガー王国には三人の姫がおられます。今代の国王は世継ぎの王子に恵まれ無かった為、一姫のマリアナ姫が来る事は有りません」
「つまり来るのは次女か三女なのだな」
「二姫がアニータ姫で三姫はレティーツィア姫と申すようです」
ラースはそう言いながらあちらの使者が持ってきたと言う肖像画をテーブルに置いた。その一枚に俺は目を奪われた。
三女のレティーツィア。
「この娘はとても美しいな」
「ええですが……、二姫よりも年が行っているように見えるのが気になりますな」
「三女だけ母が違ったはずだ、その所為ではないか?」
確か使者が持ってきた書類にその様な事が書いてあったような気がする。
「腹違いであれば、三姫と二姫の年齢はそれほど違わないのかもしれませんな」
「よしレティーツィアに決めよう」
「畏まりました。使者に間違いなく伝えます」
そして待ちに待ったその日、現れたのは肖像画と雰囲気だけがそっくりな子供だった。背丈は俺の腹ほどまでしかない。
姉はどこかと聞けば、自分がレティーツィア姫だと名乗る。肖像画を持って来て見せれば、母だと泣き出す始末。
乳離れもしていないガキを嫁がせるとは馬鹿にしやがって!
その件についてライヘンベルガー王国に文句を言うと、子供で成長が早いレティーツィアの最近の肖像画は無いと返答があった。だから良く似ている彼女の母の肖像画を持たせたのだが、どうやら使者がそれを伝え忘れたようだと謝罪しやがった。
「それみろお前たちも子供だと認めているではないか!」
「伝え忘れたのは我が国の使者の落ち度でございました。
その件については改めて、お詫びの食糧を贈らせて頂きましょう。ですからなにとぞ婚姻の儀をお願いいたします」
「ふんっ婚姻を見届けぬと国に帰れぬと申すか」
「ご明察恐れ入ります」
「食糧は今回の倍よこせ。それで手を打ってやる」
「ありがとうございます」
そして型式だけの婚姻の儀を行い。レティーツィアは俺の妻になった。
レティーツィアの事についてラースから報告が上がった。なんでもレティーツィアを城の部屋から追い出そうとした奴らが居たらしい。
大方南部の将軍らだろうとアタリを付ける。山を越えた難民をあの国は槍で追い返したと聞く。大方その腹いせでもしたのだろう。
双方に怪我が無いと言うからどうでも良いかとラースに丸投げをした。
「よろしいのですか?」
「ああ構わん。ああそうだ姫に怪我を負わせなければ今度は報告はいらん。
お前の方で勝手に処理して置け」
「それは流石に……」
「くっく二年後だったか? 成人したら教えろよ」
ラースはそれ以上何も言わなかった。
俺がいつも通り将軍たちと晩餐を共にしていると、レティーツィアがその席に入って来た。その幼い顔には怒りが浮かんでいる。
「私が晩餐に呼ばれなかったのは伝え忘れと言う事でいいかしら?」
これだからガキは面倒臭いんだ……
戦を終わらせた功績。それを労うこの晩餐の意味を軽んじるとは、イスターツ帝国に嫁いできた姫とは思えない発言だと、俺は小さなため息を吐いた。
本当に小さなため息だったが隣にいたリブッサには聞こえたらしい。彼女はレティーツィアに当て付けるように俺の腕に抱きついてきた。
普段ならば諌めただろうが、先ほどの言葉を聞いて俺も引く訳には行かずそのまま許した。するとガキのレティーツィアはリブッサにも噛みついてきた。
売り言葉に買い言葉。
酌をするか末席に座れと二つの選択を迫る。
しかしレティーツィアはそのどちらも選ばず、あろうことか俺に手をあげた。
温室育ちの姫の手など、戦場で飛び交う剣や矢よりも遅い。俺は難なくそれを止めて見せた。
ガキだからどこかで泣くかと思っていたが、予想に反してレティーツィアは最後まで毅然とした態度のまま部屋を出て行った。
西部で民衆の反乱が起きたと聞きその対策を練っていた。
ラースの情報によれば西部は独立を考えているらしく、マイファルト王国との繋がりも見えているそうだ。
「後ろに国と言うか、軍がいるなら俺が行くしかないな」
「しかし相手はライヘンベルガー王国とは懇意のあるマイファルト王国ですから、あえて皇妃様にお命じになるのも有りではないでしょうか?」
「俺にガキの伝手を頼れというのか?」
「案の一つとして提案しております。
今回は民衆相手ですから、軍をどれだけ率いても意味がありませんのでね」
「民衆は盾で抑え、その間に残った兵を使って治水と畑を行うつもりだ」
「それだけだと長期戦になりそうですね」
「仕方が無かろう」
「こちらでもなんとか出来ないか考えてみます」
「期待せずに待っておこう」
三ヶ月ほど経った頃、ラースから報告書と要望書が届いた。
それは『マイファルト王国との友好を結びたい』と言う要望だった。レティーツィアが祖国の伝手を使って口を聞くからその許可が欲しいらしい。
どうやったかは知らんがラースが上手くレティーツィアを説得したのだろうと許可を出して置いた。
六ヶ月ほど経つとマイファルト王国と南部から安定した安価な食糧が入り始め、それから三ヶ月経つ頃には西部の反乱はすっかり終わった。
俺は九ヶ月ぶりに城に戻った。
出迎えの兵たちの真ん前に紫のドレスを着たリブッサが見える。相変わらず自己主張の激しい女だ、遠くともよく目立つ色だなと苦笑する。
その隣に簡素な服を着ているがとても美しい女性を見つけた。
脳裏に思い出したのは、レティーツィアが母だと呼んだあの肖像画だ。しかしあれに比べればその女は若い。
もしやあれはレティーツィアか?
近づいてみると確かにレティーツィアの面影がある。
ほんの九ヶ月会わなかっただけだと言うのに、彼女はすっかり背が伸びて少女から女性に変わっていた。
俺は馬を降りてレティーツィアの方へ歩いて行った。
「お帰りとお聞きしましたので、せめてご挨拶をと思いやってきました。
ご無事にお帰り下さいまして安心しましたわ」
簡素な服なのに気高いあの雰囲気を一切損なうことなく、とても美しく成長したレティーツィアに俺は見惚れた。
何とか「そうか」とだけ返すと、横からぶわっと香りの強いモノに覆われた。
リブッサだ。
やめろと腕から引き離している間に、レティーツィアは居なくなっていた。
俺がレティーツィアにやった事は無関心と言う名の罪だ。
ガキだと決めつけ無視した。
それをたったの九ヶ月で後悔することになるとは思わなかった。
彼女は出会った頃から比べてかなり背が伸びた。
まぁ胸は控えめだが、皆無と言う訳ではなさそうなので構うことは無い。つまり俺から見ればとっくに大人と思える容姿なのだが、これでもまだ未成年だと言う。
なるほどな、ライヘンベルガー王国が十六歳を成人と認める理由が少しだけ分かった気がした。
しかし我が国ではまだ未成年だ。
皇帝である俺が法に縛られることは無いが、それでもあえて犯そうとは思わん。
接してみてレティーツィアはかなり俺を警戒している事が分かった。
「お前が俺を嫌っているのは知っている。
しかしお前は俺の唯一の妻だからな、その責務があるはずだ」
「はい存じております。
ですがヘクトール様は皇帝陛下なのですから、未成年の私に固執なさらずに一先ず妾を持った方がよろしいかと思います」
妾を取らせて俺の相手をせぬと言うつもりか……
それを追及すると覚悟は決めていると言う、しかしすぐに顔色が悪くなりやっぱり口だけかと呆れた。
だが……と思う。
今まで散々無視していたのに、美しくなった瞬間に手のひらを返したのは俺の方だ。だからレティーツィアが俺を嫌うのは無理もない事だろう。
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