14 / 36
第二部 ―青空かすむ怠惰の魔女―
ep.14 理不尽すぎるトウガラシ仕入れ作業
しおりを挟む
ジョン達に続き、僕とヘル達が王宮へと到着したのは、そのあと。
上界でひまわり組と礼治が不仲になった理由や、チアノーゼと暗黒城にまつわる詳細など、訊きたい事は山ほどあるけど、その前に今回の任務で気になった点がある。
「こんなに沢山の種類の食材が、ポーションの精製に使われていたとはな。しかも実際にヘル達が調合で使うものと、効能が、一致している」
と、マニュエルがいう。
そう。ジョンとキャミが、帰りに何故か石橋の横から持ち運んできた木箱だ。
その中には現実世界と同じ、もしくは酷似した野菜や果物、動物性の食物等がわんさか入っている。まるでバーベキュー用に用意したかのよう。
だけど、食べ物を保存するにしては少し乱雑に入れられている感じがあった。一部の食べ物は潰れているし、少し汁が漏れている。食べる為に蓄えたとは思えない見栄えであった。
「やっぱり、エビも沢山入っているね。あんな、城周辺をガスまみれにする事のために」
ヒナも、その木箱の中の適当さには内心、怒りを覚えている模様。
僕はそんな仲間数人の話し合いと観察を横目で見ながら、廊下の一室ドアから微かに物音がしたのを聞き逃さなかった。
そこは女王の寝室。という事は、アゲハがあの日以来ようやく元気を取り戻したのかな?
ガチャ。
「みんな、おはよう」
予想通り、アゲハが白いワンピース姿で、マニー達の集まりへと歩いてきた。
一時はどうなるかと思ったけど、あのとき一気に辛い気持ちを泣いて吐きだした事で、気持ちが落ち着いてきたのだと信じよう。
「もう大丈夫なのか?」
と、マニーが気にかける。アゲハは頷いた。
「一応ね。ヘル達も無事に解放されて、本当に良かった。ところで、その木箱は?」
そうだった。彼女はまだ木箱の件について、何も聞いていないんだっけ。
なので、このあとすぐにジョンとキャミの2人が、かくかくしかじかと説明した。
彼らがここへ態々持ってきた理由は、確認のための証拠集めといったところ。
するとアゲハは肩をすくめ、納得した様子である。
ところでジョンのこの所感。
「それにしても、ポーションの精製を悪用していたのが魔族だったからか、やっぱネギ類が一切入ってねぇな。それに、一通り材料が揃うほど調べ尽くされている割には、香辛料さえも入っていない。奴らは暗視ポに頼らなくてもいい目なのかねぇ?」
暗視効果のポーション――。その原料となる香辛料、つまり「唐辛子」。
言われてみれば、この異世界へ来てから僕はまだ一度も、唐辛子たるものを見かけていない。だけど、“実在すること”は知っているのだ。
「唐辛子って、結構前にハーフリングの奥様方が地下渓谷で、最近は食べる機会もなくなったみたいな事を言っていたけど、アゲハ。今、唐辛子ってこの辺には生えていないのか?」
そう、僕は顎をしゃくりながら質問した。
アゲハが、僅かに気まずそうな表情を浮かべ、視線を箱へと戻す。
おっと、やはりアガーレールの女王、その件についてはあまり良い思い出がないみたいだ。
当時の地下渓谷にいた時にも、同じ様な反応を見せていたし、一体何があったのやら。
「それなら、南部の少数民族コロニーに…」
というのが、アゲハの口からでた答えである。
コロニー、ね。それも前に名前だけは聞いているけど、正確にはどんな所なのか全く見当が付かない。すると、次にマニーが困った表情でこう補足を入れた。
「少数民族コロニーは文字通り、ドワーフやハーフリング以外の種族が住まう街だ。エルフやオーク、ドラゴニュートといった種族のこと。街というより、もはや1つの『国家』になりかけている。そちらとは、今もアガーレールとの軋轢が生じていてね」
「軋轢?」
「例の襲撃の影響だよ。彼らは日中陽に当たれず、戦線に立つのが難しい小人達に代わり、襲撃時には戦力として動いてくれていた。だけどその結果、多くの種族が戦死してな」
「うわぁ」
「アゲハ達ニンゲンや小人達には被害が少なく、戦線に立った彼らは多くの命が死に絶えた。それを、元はといえば余所者の女王が勝手に国を作ったから、よく分かりもしない機械文明に狙われたのだと八つ当たりをし、この城下町から揃って土地を離れたんだよ。
以来、彼らは国交断絶の如く、自分達が築き上げたコロニーで生活を送っている」
「なんだよそれ… フェデュートが勝手に襲ってきたんだろ? なのに、その襲撃で多くの犠牲を生んだのはアゲハのせいだっていうのかよ!? あまり、こういう事は言いたくないけど… 戦線に立つ方が、命の危険に晒されやすい事は、考えれば分かるはず…!」
僕はこれ以上、怒りに任せていうのを躊躇ってしまった。
あまりこれ以上言うと、アゲハ達にとっても、戦場で命を落とした人達にとっても良くない、と判断したからだ。
少し冷静になるべきだったか、我ながら不覚である。
先方の、あまりに身勝手な動機と勝手な思い込みを聞いて、つい感情的になってしまった。
マニーが咳払いをした。
「ゴホン。話を本題に戻そう。
さっきジョナサンも木箱の中をみて指摘した通り、唐辛子がこの辺りにない理由は、その生息地がちょうどコロニーの敷地内にしかないからだ。俺達と会う事を頑なに拒んでいる種族達に、唐辛子の栽培を独占されているといってもいい。よろず屋に相当する者が、こっちへ運んでくる事も一切ないからな」
「ウソだろ、メチャクチャ不利じゃないか。じゃあ、このままだと暗視ポは作れないと?」
すると、僕のそんな呟きを前に、ヘルと若葉が苦そうな表情を浮かべた。
「それは、ちょっとまずいな。アゲハとしては、この国の戦力については一旦置いておいて、あのチアノーゼと会って話がしたいんだろう? ならば、場所は暗黒城一択だぞ」
「だねー。暗黒城って、言っておくけど虹色蝶でも足りないくらいメッチャ暗いからね? しかもからくり城だから、どこから何が飛んでくるか分からないし」
「ひぇ」
と、僕の背筋が凍った。彼らはアゲハに話しかけているつもりなんだけどな…
「あの城のからくりは何度か見てきたけど、未だに稼働の仕組みが分からない。もしかしたら、あのチアノーゼが壁や天井の裏から、魔法の氷塊で押し上げたりしている可能性があるけど、それだって俺達ニンゲンの視野で乗り越えていくには限界があるんだ」
「うんうん。だからそこらの魔族と同じ様に暗い場所を歩くのなら、暗視ポは沢山用意した方が良いだろうね。その、コロニーの唐辛子? 何とかして手に入らないもんなの?」
「…」
「弱ったな」
なんて、アゲハもマニーも流石に困った顔をみせ、マニーに至っては自身の後頭部を掻く。
そりゃそうだ。暗黒城へ突入する前に、また一つ難題が立ちはだかったのだから。
しかもよりによって、今ここにいる女王関係者とメチャクチャ仲が悪いとされるそのコロニーを、先にどうにかしなきゃいけないなんて。
(つづく)
上界でひまわり組と礼治が不仲になった理由や、チアノーゼと暗黒城にまつわる詳細など、訊きたい事は山ほどあるけど、その前に今回の任務で気になった点がある。
「こんなに沢山の種類の食材が、ポーションの精製に使われていたとはな。しかも実際にヘル達が調合で使うものと、効能が、一致している」
と、マニュエルがいう。
そう。ジョンとキャミが、帰りに何故か石橋の横から持ち運んできた木箱だ。
その中には現実世界と同じ、もしくは酷似した野菜や果物、動物性の食物等がわんさか入っている。まるでバーベキュー用に用意したかのよう。
だけど、食べ物を保存するにしては少し乱雑に入れられている感じがあった。一部の食べ物は潰れているし、少し汁が漏れている。食べる為に蓄えたとは思えない見栄えであった。
「やっぱり、エビも沢山入っているね。あんな、城周辺をガスまみれにする事のために」
ヒナも、その木箱の中の適当さには内心、怒りを覚えている模様。
僕はそんな仲間数人の話し合いと観察を横目で見ながら、廊下の一室ドアから微かに物音がしたのを聞き逃さなかった。
そこは女王の寝室。という事は、アゲハがあの日以来ようやく元気を取り戻したのかな?
ガチャ。
「みんな、おはよう」
予想通り、アゲハが白いワンピース姿で、マニー達の集まりへと歩いてきた。
一時はどうなるかと思ったけど、あのとき一気に辛い気持ちを泣いて吐きだした事で、気持ちが落ち着いてきたのだと信じよう。
「もう大丈夫なのか?」
と、マニーが気にかける。アゲハは頷いた。
「一応ね。ヘル達も無事に解放されて、本当に良かった。ところで、その木箱は?」
そうだった。彼女はまだ木箱の件について、何も聞いていないんだっけ。
なので、このあとすぐにジョンとキャミの2人が、かくかくしかじかと説明した。
彼らがここへ態々持ってきた理由は、確認のための証拠集めといったところ。
するとアゲハは肩をすくめ、納得した様子である。
ところでジョンのこの所感。
「それにしても、ポーションの精製を悪用していたのが魔族だったからか、やっぱネギ類が一切入ってねぇな。それに、一通り材料が揃うほど調べ尽くされている割には、香辛料さえも入っていない。奴らは暗視ポに頼らなくてもいい目なのかねぇ?」
暗視効果のポーション――。その原料となる香辛料、つまり「唐辛子」。
言われてみれば、この異世界へ来てから僕はまだ一度も、唐辛子たるものを見かけていない。だけど、“実在すること”は知っているのだ。
「唐辛子って、結構前にハーフリングの奥様方が地下渓谷で、最近は食べる機会もなくなったみたいな事を言っていたけど、アゲハ。今、唐辛子ってこの辺には生えていないのか?」
そう、僕は顎をしゃくりながら質問した。
アゲハが、僅かに気まずそうな表情を浮かべ、視線を箱へと戻す。
おっと、やはりアガーレールの女王、その件についてはあまり良い思い出がないみたいだ。
当時の地下渓谷にいた時にも、同じ様な反応を見せていたし、一体何があったのやら。
「それなら、南部の少数民族コロニーに…」
というのが、アゲハの口からでた答えである。
コロニー、ね。それも前に名前だけは聞いているけど、正確にはどんな所なのか全く見当が付かない。すると、次にマニーが困った表情でこう補足を入れた。
「少数民族コロニーは文字通り、ドワーフやハーフリング以外の種族が住まう街だ。エルフやオーク、ドラゴニュートといった種族のこと。街というより、もはや1つの『国家』になりかけている。そちらとは、今もアガーレールとの軋轢が生じていてね」
「軋轢?」
「例の襲撃の影響だよ。彼らは日中陽に当たれず、戦線に立つのが難しい小人達に代わり、襲撃時には戦力として動いてくれていた。だけどその結果、多くの種族が戦死してな」
「うわぁ」
「アゲハ達ニンゲンや小人達には被害が少なく、戦線に立った彼らは多くの命が死に絶えた。それを、元はといえば余所者の女王が勝手に国を作ったから、よく分かりもしない機械文明に狙われたのだと八つ当たりをし、この城下町から揃って土地を離れたんだよ。
以来、彼らは国交断絶の如く、自分達が築き上げたコロニーで生活を送っている」
「なんだよそれ… フェデュートが勝手に襲ってきたんだろ? なのに、その襲撃で多くの犠牲を生んだのはアゲハのせいだっていうのかよ!? あまり、こういう事は言いたくないけど… 戦線に立つ方が、命の危険に晒されやすい事は、考えれば分かるはず…!」
僕はこれ以上、怒りに任せていうのを躊躇ってしまった。
あまりこれ以上言うと、アゲハ達にとっても、戦場で命を落とした人達にとっても良くない、と判断したからだ。
少し冷静になるべきだったか、我ながら不覚である。
先方の、あまりに身勝手な動機と勝手な思い込みを聞いて、つい感情的になってしまった。
マニーが咳払いをした。
「ゴホン。話を本題に戻そう。
さっきジョナサンも木箱の中をみて指摘した通り、唐辛子がこの辺りにない理由は、その生息地がちょうどコロニーの敷地内にしかないからだ。俺達と会う事を頑なに拒んでいる種族達に、唐辛子の栽培を独占されているといってもいい。よろず屋に相当する者が、こっちへ運んでくる事も一切ないからな」
「ウソだろ、メチャクチャ不利じゃないか。じゃあ、このままだと暗視ポは作れないと?」
すると、僕のそんな呟きを前に、ヘルと若葉が苦そうな表情を浮かべた。
「それは、ちょっとまずいな。アゲハとしては、この国の戦力については一旦置いておいて、あのチアノーゼと会って話がしたいんだろう? ならば、場所は暗黒城一択だぞ」
「だねー。暗黒城って、言っておくけど虹色蝶でも足りないくらいメッチャ暗いからね? しかもからくり城だから、どこから何が飛んでくるか分からないし」
「ひぇ」
と、僕の背筋が凍った。彼らはアゲハに話しかけているつもりなんだけどな…
「あの城のからくりは何度か見てきたけど、未だに稼働の仕組みが分からない。もしかしたら、あのチアノーゼが壁や天井の裏から、魔法の氷塊で押し上げたりしている可能性があるけど、それだって俺達ニンゲンの視野で乗り越えていくには限界があるんだ」
「うんうん。だからそこらの魔族と同じ様に暗い場所を歩くのなら、暗視ポは沢山用意した方が良いだろうね。その、コロニーの唐辛子? 何とかして手に入らないもんなの?」
「…」
「弱ったな」
なんて、アゲハもマニーも流石に困った顔をみせ、マニーに至っては自身の後頭部を掻く。
そりゃそうだ。暗黒城へ突入する前に、また一つ難題が立ちはだかったのだから。
しかもよりによって、今ここにいる女王関係者とメチャクチャ仲が悪いとされるそのコロニーを、先にどうにかしなきゃいけないなんて。
(つづく)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜
音無響一
ファンタジー
わーい、異世界来ちゃった!
スキルスキル〜何かな何かな〜
ネットスーパー……?
これチートでしょ!?
当たりだよね!?
なになに……
注文できるのは、食材と調味料だけ?
完成品は?
カップ麺は?
え、私料理できないんだけど。
──詰みじゃん。
と思ったら、追放された料理人に拾われました。
素材しか買えない転移JK
追放された料理人
完成品ゼロ
便利アイテムなし
あるのは、調味料。
焼くだけなのに泣く。
塩で革命。
ソースで敗北。
そしてなぜかペンギンもいる。
今日も異世界で、
調味料無双しちゃいます!
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる