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第三章
トゥテラリィ
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「あ、あのっ…!た、隊長が大変ご迷、惑おかけしましッ、た!!」
男の中でも最も幼い少年が、前に出て勢いよく頭を下げた。
「え…?あ、いや大丈夫ですよ。無事で良かったです。」
「二度も助けて頂いて…本当にありがとうございます。」
隊長と呼ばれた彼女が並んでお辞儀をする。
「ご職業は?」
モノクルをした、鋭い目付きの男性が尋ねる。
「プファラーです。」
俺を除く全員が息を飲んだ。
「な…!?隊長、彼はもしかして…」
モノクルの男性(以下、モノクル)が隊長を見ると、彼女は頷く。
「ええ…彼は『メシアス』だと思うの。」
「メシアス…?」
「ええっ!!それなら、中央教会へ来てもらいましょうよ!」
少年は興奮で手を大きく動かしながら言った。
「そうね、私もそのつもりよ。シャルさん、来て頂けますか?」
「あ、あのー…さっきからその、トゥテラリィとか中央教会って何ですか?」
「…君、初心者か?」
モノクルの質問に頷く。
「説明するより来てもらった方が早いです。さあ、行きましょう。」
「…ち、ちょっと待って下さい!」
歩き出した彼らが振り向く。
「…まだ、ご飯食べてなくて…その、リアルで。」
「そうでしたか。」
隊長はにっこりと微笑んだ。
「では、私達はここでお待ちしております。どうぞごゆっくり召し上がって下さい。」
男達も合わせて頷く。
(ゆっくり召し上がらせるつもりないだろ…怖)
仕方ない、すぐ食べて戻るか…。
【ログアウトします】
装置を外すと、視界がフライハイトの教会の、寝室の天井から自分の部屋に戻った。
「…?スマホに通知か…?」
見慣れない通知はヴェルトからだった。
《ヴェルトに新機能追加!ヴェルトチャットがスマホでもできるように!》
「へー…あ、そうだ。オルクスにトゥテラリィについて聞いてみるか。」
アプリをインストールして、オルクスにチャットを送る。
『朝から悪い、トゥテラリィって何者だ?なんか中央教会に行くことになった。』
朝ご飯を食べ始めると、返信が来た。
『守護者か。創造主を崇拝してるプファラーの集まりで、守護者達が創造主を奉ってるのが中央教会だ。ヴェルト過激派の一グループだから気を付けろ。』
『えっ…それ、大丈夫か?なんか救世主とかなんとか言われたが…。』
『そうか。奴等の前で制裁でもしたのか。丁度いい、守護者になれ。』
『は!?…何でだ?』
『ヨシュカを探しているんだろう、きっと見つかる。奴等の情報網は侮れない。それに、創造主についても分かるだろ。』
『…確かに、でもあんな怪しい奴等の仲間になんて…!!』
『命令だからな、拒否権はない。』
『えっ、ちょっと』
返信が止まった。
「マジかよ…。」
俺は憂鬱な気分で部屋に戻った。
男の中でも最も幼い少年が、前に出て勢いよく頭を下げた。
「え…?あ、いや大丈夫ですよ。無事で良かったです。」
「二度も助けて頂いて…本当にありがとうございます。」
隊長と呼ばれた彼女が並んでお辞儀をする。
「ご職業は?」
モノクルをした、鋭い目付きの男性が尋ねる。
「プファラーです。」
俺を除く全員が息を飲んだ。
「な…!?隊長、彼はもしかして…」
モノクルの男性(以下、モノクル)が隊長を見ると、彼女は頷く。
「ええ…彼は『メシアス』だと思うの。」
「メシアス…?」
「ええっ!!それなら、中央教会へ来てもらいましょうよ!」
少年は興奮で手を大きく動かしながら言った。
「そうね、私もそのつもりよ。シャルさん、来て頂けますか?」
「あ、あのー…さっきからその、トゥテラリィとか中央教会って何ですか?」
「…君、初心者か?」
モノクルの質問に頷く。
「説明するより来てもらった方が早いです。さあ、行きましょう。」
「…ち、ちょっと待って下さい!」
歩き出した彼らが振り向く。
「…まだ、ご飯食べてなくて…その、リアルで。」
「そうでしたか。」
隊長はにっこりと微笑んだ。
「では、私達はここでお待ちしております。どうぞごゆっくり召し上がって下さい。」
男達も合わせて頷く。
(ゆっくり召し上がらせるつもりないだろ…怖)
仕方ない、すぐ食べて戻るか…。
【ログアウトします】
装置を外すと、視界がフライハイトの教会の、寝室の天井から自分の部屋に戻った。
「…?スマホに通知か…?」
見慣れない通知はヴェルトからだった。
《ヴェルトに新機能追加!ヴェルトチャットがスマホでもできるように!》
「へー…あ、そうだ。オルクスにトゥテラリィについて聞いてみるか。」
アプリをインストールして、オルクスにチャットを送る。
『朝から悪い、トゥテラリィって何者だ?なんか中央教会に行くことになった。』
朝ご飯を食べ始めると、返信が来た。
『守護者か。創造主を崇拝してるプファラーの集まりで、守護者達が創造主を奉ってるのが中央教会だ。ヴェルト過激派の一グループだから気を付けろ。』
『えっ…それ、大丈夫か?なんか救世主とかなんとか言われたが…。』
『そうか。奴等の前で制裁でもしたのか。丁度いい、守護者になれ。』
『は!?…何でだ?』
『ヨシュカを探しているんだろう、きっと見つかる。奴等の情報網は侮れない。それに、創造主についても分かるだろ。』
『…確かに、でもあんな怪しい奴等の仲間になんて…!!』
『命令だからな、拒否権はない。』
『えっ、ちょっと』
返信が止まった。
「マジかよ…。」
俺は憂鬱な気分で部屋に戻った。
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