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●123 破天荒妃vsエトワール王家
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「まぁ、なんて事をおっしゃいますの!」
「貴女が本来、国王陛下に嫁ぐはずだったのは公然の事実でしょう。そうなっていれば妃殿下教育をされて居なかった妹のソニア様も長年の婚約者と結ばれ、末妹様も家督を継がれたのに貴女は気持ち一つで沢山の人の心を削られた後では無いですか。更に子の世代まで口を挟まれるのはいかがなものか、と。私とてエトワール王家の血は流れているのをお忘れですか?」
「王家の…なら、より都合良いわ。マルチネットにフォーレットの皇族が嫁いだ過去が有り、ミカエリスはアンザスタンへ送られた。ならばフォーレットとてエトワールの王族を迎えたとて悪くないはずよ!!」
「それを言うならアンザスタン帝国からフォーレット皇国へで三角形が結ばれるの間違いでしょう」
呆れ顔で義兄様の隣から口を挟まれるのはアリストテレス第二王子、唯一残された王子にして王太子でも有る
皆、固唾を飲んで眺める中、口を挟めるのはこの方と王、王妃殿下だけだろう
「確かに私はかつて王の婚約者でこの国の妃殿下教育も受けた身、だから申しましてよ?私がこの国の側妃殿下に戻りますってね」
一瞬何を言われたのか理解出来ず、ただこの発言を聞いた全ての貴族の喉が鳴った気がする
「それで今更どうされようと言うのか。貴女が戻ればカサンドラ様をフォーレットに貰っても良いだろうなんて寝言にもなりませんよ」
第二王子の発言に皆、今度こそ息を飲む
まさか、そんな『恥晒し』な真似を本当にするおつもりだったのだろうか
「フォーレットの側室から自国の側室になるだけじゃないの、構わないでしょう?カサンドラ様だってあの若さで親の年程離れた王の側室なんてお可愛そうでしょう?」
ニヤリと妖艶な笑みはいかにお若く見えても年相応。長年の妃殿下のお立場ゆえか自信に満ち溢れていた
隣でミクル姫が驚きに眼をかっ広げてる所を見ると何も聞かされて居なかったご様子に少し安堵する
余り嫌いになりたくないものね
「私が卒業すれば王家としてきちんと公務を全うしますし、婚約者のラーナ嬢とも直ぐに婚姻しますからお気遣い無く。大体、他国の情報を持つ貴女様が今更、我が国の側室になれるはずも有りませんよ。幾らあちらをもう追い出されるとは言え」
更なる爆弾発言にハクハクと声にならない声をあげるカナデ様だが、それは私たちも同じだ
追い出されるって何ですか!?
動揺で辺りの貴族もざわめき出した
「それとこちらのレンファラン嬢も幾ら甥の元婚約者に当たるとは言え、暴言はお止め頂きたい。エルシャ大伯母様の血を引くエトワール王家の縁戚であり、私の側室になり得る可能性が有りますのでね」
もう、白目を剥いても可笑しく無い状況で上空を見上げ、亡き両親と侯爵夫妻の義父義母様を思い浮かべ現実逃避した私は悪く無いと思います
「貴女が本来、国王陛下に嫁ぐはずだったのは公然の事実でしょう。そうなっていれば妃殿下教育をされて居なかった妹のソニア様も長年の婚約者と結ばれ、末妹様も家督を継がれたのに貴女は気持ち一つで沢山の人の心を削られた後では無いですか。更に子の世代まで口を挟まれるのはいかがなものか、と。私とてエトワール王家の血は流れているのをお忘れですか?」
「王家の…なら、より都合良いわ。マルチネットにフォーレットの皇族が嫁いだ過去が有り、ミカエリスはアンザスタンへ送られた。ならばフォーレットとてエトワールの王族を迎えたとて悪くないはずよ!!」
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皆、固唾を飲んで眺める中、口を挟めるのはこの方と王、王妃殿下だけだろう
「確かに私はかつて王の婚約者でこの国の妃殿下教育も受けた身、だから申しましてよ?私がこの国の側妃殿下に戻りますってね」
一瞬何を言われたのか理解出来ず、ただこの発言を聞いた全ての貴族の喉が鳴った気がする
「それで今更どうされようと言うのか。貴女が戻ればカサンドラ様をフォーレットに貰っても良いだろうなんて寝言にもなりませんよ」
第二王子の発言に皆、今度こそ息を飲む
まさか、そんな『恥晒し』な真似を本当にするおつもりだったのだろうか
「フォーレットの側室から自国の側室になるだけじゃないの、構わないでしょう?カサンドラ様だってあの若さで親の年程離れた王の側室なんてお可愛そうでしょう?」
ニヤリと妖艶な笑みはいかにお若く見えても年相応。長年の妃殿下のお立場ゆえか自信に満ち溢れていた
隣でミクル姫が驚きに眼をかっ広げてる所を見ると何も聞かされて居なかったご様子に少し安堵する
余り嫌いになりたくないものね
「私が卒業すれば王家としてきちんと公務を全うしますし、婚約者のラーナ嬢とも直ぐに婚姻しますからお気遣い無く。大体、他国の情報を持つ貴女様が今更、我が国の側室になれるはずも有りませんよ。幾らあちらをもう追い出されるとは言え」
更なる爆弾発言にハクハクと声にならない声をあげるカナデ様だが、それは私たちも同じだ
追い出されるって何ですか!?
動揺で辺りの貴族もざわめき出した
「それとこちらのレンファラン嬢も幾ら甥の元婚約者に当たるとは言え、暴言はお止め頂きたい。エルシャ大伯母様の血を引くエトワール王家の縁戚であり、私の側室になり得る可能性が有りますのでね」
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