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03 冒険者登録試験
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俺はエインに連れられ、ってエインに連れられてばっかじゃないか。
そんなことはいいとして、ついに冒険者になるための試験を行うことになった。
的あて程度なら楽だが、おそらくそんなことは無いだろう。
そうそう、冒険者のランクはレベルのように1から始めていく、というものらしい。
モン○ンのハンターランクと同じようなものだと思えばいいだろう。上限は無いがな。
ちなみにエインのランクは243だとさ。
ウルティでエインほど高ランクの者はいないそうだ。
ランクの振り分けは、
・1から30までがFランク
・31から50までがEランク
・51から80までがDランク
・81から100までがCランク
・101から200までがBランク
・201から500までがA-ランク
そしてそれ以上になるとそこから999まででA、A+へと変わり、1000以上はS-、S、S+へと変わっていくという。
うーむ、複雑だな。
そして思った以上にエインが上の方にいるんだよな。
「コウさん!着きましたよ」
おっと。色々考えていたら、試験場に着いたようだ。
試験場は思ったより広く造られていて、壁の表面に薄く何かが張られている。
「なあ、エイン」
「ん?なんですか?」
「ここの壁になんか張られているような気がするんだが、これは何だ?」
「え!?コウさん魔法見えるんですか!?」
「え、これ魔法なのか」
俺は気になって壁を軽く一割程度の力で弾いてみた。
ほう、こんなに薄いのに強度はかなり高い。流石ギルドの試験場だな。
ああ。早く指弾の威力を試したい。
ギルドマスターのラウィスさんの準備が整ったようだ。
ラウィスさんが何かを唱えると地面から石でできた的が出現した。
的当てだけだったわ、試験。
「さて、コウ。これから試験を始めるけれど、何か必要なものはある?杖も剣も持っていないようだけど」
「うーんそうですね、強いて言えば石がほしいです」
「石?そんなものでいいの?」
「ええ」
「どの位の大きさがいい?」
「これくらい」
と言って、人差し指の関節一個分を示した。
「量は?」
的は20個あるから、20でも良いんだけど一応少し多めにしよう。
「じゃあ40個で」
ラウィスさんはすぐさま呪文を唱え、ピッタリ40個石を生成してくれた。
「試験は簡単。魔法、又は武器を使って20個の的を壊せばいい。制限時間は30分。さあ、いい?」
俺は頷いた。
「それでは、••••••始め‼」
俺は、ラウィスさんの声と同時にいくつかの石を足で蹴り上げた。
空中に浮いた石を一つ一つ正確に、的に向けて六割、七割程度で弾いていく。
無意識的に強化した指から放たれる石は、まるで的に吸い込まれるかのように的を砕いていく。
まだ、始まって5分も経っていないが残りの的はあと3つ。
1つ目は八割で、2つ目は九割で、残りの1つは十割で。
八割だと石が的に当たるとそのまま砕けた。
九割だと的にめり込み、貫通孔を開け、魔法障壁まで当たった。
十割だと的の存在すら無くなるほどの威力で壁すら貫通してしまった。
「•••おう。なんてこった」
どうしよう壁すら貫通するってそんなことある?
気まずい気持ちになりながら、ラウィスさんとエインのいる方向を見やった。
••••••二人ともあんぐりしてるわ。
そりゃそうだよな。まさか自分が連れてきた人がこれ程強いとは思わんだろうよ。
二人の意識が戻ったのはこれから30分後であった。
そんなことはいいとして、ついに冒険者になるための試験を行うことになった。
的あて程度なら楽だが、おそらくそんなことは無いだろう。
そうそう、冒険者のランクはレベルのように1から始めていく、というものらしい。
モン○ンのハンターランクと同じようなものだと思えばいいだろう。上限は無いがな。
ちなみにエインのランクは243だとさ。
ウルティでエインほど高ランクの者はいないそうだ。
ランクの振り分けは、
・1から30までがFランク
・31から50までがEランク
・51から80までがDランク
・81から100までがCランク
・101から200までがBランク
・201から500までがA-ランク
そしてそれ以上になるとそこから999まででA、A+へと変わり、1000以上はS-、S、S+へと変わっていくという。
うーむ、複雑だな。
そして思った以上にエインが上の方にいるんだよな。
「コウさん!着きましたよ」
おっと。色々考えていたら、試験場に着いたようだ。
試験場は思ったより広く造られていて、壁の表面に薄く何かが張られている。
「なあ、エイン」
「ん?なんですか?」
「ここの壁になんか張られているような気がするんだが、これは何だ?」
「え!?コウさん魔法見えるんですか!?」
「え、これ魔法なのか」
俺は気になって壁を軽く一割程度の力で弾いてみた。
ほう、こんなに薄いのに強度はかなり高い。流石ギルドの試験場だな。
ああ。早く指弾の威力を試したい。
ギルドマスターのラウィスさんの準備が整ったようだ。
ラウィスさんが何かを唱えると地面から石でできた的が出現した。
的当てだけだったわ、試験。
「さて、コウ。これから試験を始めるけれど、何か必要なものはある?杖も剣も持っていないようだけど」
「うーんそうですね、強いて言えば石がほしいです」
「石?そんなものでいいの?」
「ええ」
「どの位の大きさがいい?」
「これくらい」
と言って、人差し指の関節一個分を示した。
「量は?」
的は20個あるから、20でも良いんだけど一応少し多めにしよう。
「じゃあ40個で」
ラウィスさんはすぐさま呪文を唱え、ピッタリ40個石を生成してくれた。
「試験は簡単。魔法、又は武器を使って20個の的を壊せばいい。制限時間は30分。さあ、いい?」
俺は頷いた。
「それでは、••••••始め‼」
俺は、ラウィスさんの声と同時にいくつかの石を足で蹴り上げた。
空中に浮いた石を一つ一つ正確に、的に向けて六割、七割程度で弾いていく。
無意識的に強化した指から放たれる石は、まるで的に吸い込まれるかのように的を砕いていく。
まだ、始まって5分も経っていないが残りの的はあと3つ。
1つ目は八割で、2つ目は九割で、残りの1つは十割で。
八割だと石が的に当たるとそのまま砕けた。
九割だと的にめり込み、貫通孔を開け、魔法障壁まで当たった。
十割だと的の存在すら無くなるほどの威力で壁すら貫通してしまった。
「•••おう。なんてこった」
どうしよう壁すら貫通するってそんなことある?
気まずい気持ちになりながら、ラウィスさんとエインのいる方向を見やった。
••••••二人ともあんぐりしてるわ。
そりゃそうだよな。まさか自分が連れてきた人がこれ程強いとは思わんだろうよ。
二人の意識が戻ったのはこれから30分後であった。
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