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第一章 異世界転生
13 討伐戦 1
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「ふああああああああぁぁぁ……」
「なんじゃ前線にたっておるのにそのでかい欠伸は」
「いや~なんでだろうね。緊張より眠気が勝ったな」
「ハヤテよ、恐らく昨日我とリンの配下たちに魔力を与えておったであろう?それが原因ではないか?」
「あー、やったわ。え、もしかして魔力譲渡しすぎて自分の中の魔力が少なくなったから?」
「そんなことしとったんか。なんかこそこそしとると思ったら」
◇◆◇◆◇
そう、俺は配下にいるリンとザードの傘下にいるゴブリン達に名前を付けていった。
以前ザードとの戦いで『隠密』を獲得したり『探知』を獲得したりした。それらのスキルはもともとリンの配下であるゴブリン達が一人一人持っていたものだった。そのゴブリン達に名前を付けたところ、今のリンたちのように自在に霊体化したり実体化したりできるようになったらしい。
『隠密スキル』を持ったゴブリンは”クローク”と『探知スキル』を持ったゴブリナには”サーチ”と安直だが名付けた。二人ともとても優秀なのでモンスターを探すときや忍び寄るときに重宝している。
今彼らはリンの直属の配下となっている。
とまあ、こんな感じになっているが実際のところゴブリンとリザードマンたちはしっかり進化して人間とほぼ大差ないぐらいに成長していた。簡単に言うと二頭身から八頭身になった感じだ。
たまたま以前名付けをすると保有者の魔力に応じて進化するというファンタジー小説を読んだばっかでそれが証明された感じだな。何とは言わん。強いて言うなら転生してスライムが無双するあの小説だといえば大半の人はわかるだろう。
『ハヤテ様!!』
おっとそんな話をしている場合じゃなくなってきたな。この声はサーチからだ。
「ハヤテ様!前方から強い魔力と数千の魔物の姿が確認できました!」
実体化したサーチが教えてくれた。
「ありがとう、サーチ。よし、これから作戦を伝える。クロークを中心としたアサシン部隊は敵に悟られないように後ろに回ってから徐々に数を減らしてくれ」
「了!俺らにお任せください」
「サーチは後方で敵の動向を逐一、念話で教えてくれ」
「わかりました!」
「で、リンとザードは俺と一緒に正面から来た敵の排除。サーチによると大きな魔力持ちが二人とその比ではないほどの魔力持ちが一人。おそらくそいつが幹部だろう。そいつの配下二人をリンとザードがそれぞれあたってくれ」
「「御意」」
「そして右翼と左翼は残りのメンバーでゴブ…じゃなくてブルクハルト部隊は右から攻めて、アダルガー部隊は左から」
『了解‼』
「さあ、頼んだぞ。お前ら‼ここは戦場だ‼命乞いする奴は生け捕りにしろ‼しないやつは容赦なく切り捨てろ‼始めるぞ‼」
『応ッ!!!!!!』
こうして数千の魔物と魔族の大群と、ブルクハルトとアダルガー、そして俺を加えたその数[317]の魔人達の戦いの火蓋が切られたのだった。
追伸
「ハヤテ様」
「うん?どした?クイネ」
クイネは料理担当のブルクハルトだ。
「さきほど、またゴブリンって言いそうになってませんでしたか?」
あっ、やっべえ忘れてた。クイネは根に持つんだった。俺の配下の中で一番。料理も一番に上手なんだけどなあ。
「どうなんです?」
「あー、まあ、ついついブルクハルトっていうこと忘れちゃうんだよなあ」
「もうっ、ちゃんと覚えてくださいね?覚えてくださらないとハヤテ様の分の夕食変えますからね」
「えっ、代える?変える?どっちや」
「まあ、それはまたの機会に取っておきますね」
「食えない飯はやめてくれよ?」
「否定はできませんね」
「おい」
「冗談です」
冗談に聞こえないんだよなあ。クイネは怒らせないようにしよう。
俺はそう誓ったのであった。
「なんじゃ前線にたっておるのにそのでかい欠伸は」
「いや~なんでだろうね。緊張より眠気が勝ったな」
「ハヤテよ、恐らく昨日我とリンの配下たちに魔力を与えておったであろう?それが原因ではないか?」
「あー、やったわ。え、もしかして魔力譲渡しすぎて自分の中の魔力が少なくなったから?」
「そんなことしとったんか。なんかこそこそしとると思ったら」
◇◆◇◆◇
そう、俺は配下にいるリンとザードの傘下にいるゴブリン達に名前を付けていった。
以前ザードとの戦いで『隠密』を獲得したり『探知』を獲得したりした。それらのスキルはもともとリンの配下であるゴブリン達が一人一人持っていたものだった。そのゴブリン達に名前を付けたところ、今のリンたちのように自在に霊体化したり実体化したりできるようになったらしい。
『隠密スキル』を持ったゴブリンは”クローク”と『探知スキル』を持ったゴブリナには”サーチ”と安直だが名付けた。二人ともとても優秀なのでモンスターを探すときや忍び寄るときに重宝している。
今彼らはリンの直属の配下となっている。
とまあ、こんな感じになっているが実際のところゴブリンとリザードマンたちはしっかり進化して人間とほぼ大差ないぐらいに成長していた。簡単に言うと二頭身から八頭身になった感じだ。
たまたま以前名付けをすると保有者の魔力に応じて進化するというファンタジー小説を読んだばっかでそれが証明された感じだな。何とは言わん。強いて言うなら転生してスライムが無双するあの小説だといえば大半の人はわかるだろう。
『ハヤテ様!!』
おっとそんな話をしている場合じゃなくなってきたな。この声はサーチからだ。
「ハヤテ様!前方から強い魔力と数千の魔物の姿が確認できました!」
実体化したサーチが教えてくれた。
「ありがとう、サーチ。よし、これから作戦を伝える。クロークを中心としたアサシン部隊は敵に悟られないように後ろに回ってから徐々に数を減らしてくれ」
「了!俺らにお任せください」
「サーチは後方で敵の動向を逐一、念話で教えてくれ」
「わかりました!」
「で、リンとザードは俺と一緒に正面から来た敵の排除。サーチによると大きな魔力持ちが二人とその比ではないほどの魔力持ちが一人。おそらくそいつが幹部だろう。そいつの配下二人をリンとザードがそれぞれあたってくれ」
「「御意」」
「そして右翼と左翼は残りのメンバーでゴブ…じゃなくてブルクハルト部隊は右から攻めて、アダルガー部隊は左から」
『了解‼』
「さあ、頼んだぞ。お前ら‼ここは戦場だ‼命乞いする奴は生け捕りにしろ‼しないやつは容赦なく切り捨てろ‼始めるぞ‼」
『応ッ!!!!!!』
こうして数千の魔物と魔族の大群と、ブルクハルトとアダルガー、そして俺を加えたその数[317]の魔人達の戦いの火蓋が切られたのだった。
追伸
「ハヤテ様」
「うん?どした?クイネ」
クイネは料理担当のブルクハルトだ。
「さきほど、またゴブリンって言いそうになってませんでしたか?」
あっ、やっべえ忘れてた。クイネは根に持つんだった。俺の配下の中で一番。料理も一番に上手なんだけどなあ。
「どうなんです?」
「あー、まあ、ついついブルクハルトっていうこと忘れちゃうんだよなあ」
「もうっ、ちゃんと覚えてくださいね?覚えてくださらないとハヤテ様の分の夕食変えますからね」
「えっ、代える?変える?どっちや」
「まあ、それはまたの機会に取っておきますね」
「食えない飯はやめてくれよ?」
「否定はできませんね」
「おい」
「冗談です」
冗談に聞こえないんだよなあ。クイネは怒らせないようにしよう。
俺はそう誓ったのであった。
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