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1章 軋轢はいつしか、埋まらない溝に
外伝 弱き心の聖騎士
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聖ガイア歴297年 暗竜の月 7日
マリナポルタ公国 公国直轄領
首都メリディエス
アウロラ十字軍がマリナポルタ公国の首都に侵攻している。
指揮官はファーゼン=クローネ。
公爵が住む屋敷前広場にて、ファーゼンと若い騎士が対峙。
「そなたは、アウロラの聖騎士とお見受けする。我が名はレグルス=ククルカン。そなたらが踏みにじるこの国の騎士である。そなたの頸を持って、彼方の国への手土産とする」
騎士レグルスの手には斧槍。
穂先をファーゼンに油断無く向けている。
騎士レグルスは目にあらん限りの力を籠め、威圧する。
「黒曜騎士のファーゼン=クローネだ。若き騎士よ、そなたも投降するつもりは無いか?」
対するファーゼンは物憂げな顔。
「無いッ! 参るッ!」
レグルスは、穂先を向けながら猛進してくる。
「仕方ないか……」
ファーゼンはため息をつき、長剣で迎え打つ。
二人ともフルプレートメイルで全身を覆っていた。
レグルスは顔を兜で隠しているが、ファーゼンは顔を開けていた。
「シッ!」
冷たい鋼が迫るのに遅れて、風切り音が鳴る。
「……ッ!」
レグルスが放った顔面への突きをファーゼンが左下から力強く打ち払った。
レグルスに僅かな隙。
ファーゼンは霞の構えから、レグルスの頸元に突きを入れようとした。
――ビュオオオオ
その瞬間、ファーゼンは突風にて後方へと吹き飛ばされた。
見ると、レグルスが力強く斧槍を握りしめ、祈りを込めているようだ。
剣戟は仕切り直し。
ファーゼンは素早く体制を立て直し、再び正眼の構え。
レグルスは上段に斧槍を構える。
両騎士は、じりじりとにじり寄る。
レグルスは斧槍を右下段脇に構えている。
斧槍のリーチが活かせない構え。
「ハァッ!!」
レグルスはそのまま、力強く掬い切り。
低空を掬いあげる猛撃が風を切り裂く。
剣をはじく目的ととっさに判断し、ファーゼンは後方へ逃れた。
瞬間、兜の奥で笑みが見えたような気がした。
「シッ!」
――鋭い刺突がファーゼンを襲う
「クッ!」
レグルスは掬い切りの勢いを己の筋力にて無理やり殺し、
素早く突く。
ファーゼンは咄嗟に剣で受けた。
体制が悪い。
穂先が顔面に迫ってくる。
後方には軒先があり、後ろには引けない。
レグルスが不敵に笑ったその瞬間、ファーゼンの長剣が赤光を放った。
握力と祈りが神マルスの奇蹟を賜る。
「ぐわっッ!!」
赤光は斧槍を通じて、レグルスの手を焼く。
敵を討つ戦神の炎。
レグルスの気が逸れ、圧力が弱まった。
ファーゼンは右前蹴りでレグルスを突き飛ばした。
――ビュオオオオ
暑い突風。
しかし、ファーゼンは赤光の長剣でこれを切り裂き、
「すまない、若き騎士よ……」
永遠にも感じられた一瞬が、熱い鋼によって終焉をもたらした。
「が、ふっ……」
レグルスは斧槍を構えたが、ファーゼンはそれを踏み付け、レグルスの頸へ鎧通し。
勝敗は決し、敗者は彼方の国へ旅立つ。
レグルスの頸元から血が垂れて鎧を伝い、焼け焦げた匂いが辺りに漂う。
ファーゼンは斧槍を蹴り飛ばし、座りこんだレグルスの兜を取り去った。
兜の下は、白髪の青年の美麗な貌。
「誇り高き騎士よ……これが最後だが、投降はしないか?」
「……せぬ……我が、誇りに掛けて…………」
レグルスの枯れた声にファーゼンは目を伏せ、剣を首元に突きつける。
「……しかし、聖騎士よ、我が妹……だけはどうか助けてくれ……我が妹は聖戦を知らぬ……慈悲を……」
「我が神マルスに誓って必ずや……誇り高き騎士よ、さらばだッ!!」
ファーゼンの一閃がレグルスの命脈を断ち、美麗な青年を彼方の国へ送った。
「…………」
ファーゼンはレグルスの瞼を降ろした。
彼方の国への旅立ちが良いものになるよう、祈りを捧げた。
「ミセリア……私もそちらへ行きたい……」
---
ファーゼンは複数名の部下を連れ、公爵の屋敷に押し入った。
公爵と公爵夫人が屋敷のエントランスに居た。
「公爵様、投降されよッ!」
ファーゼンが声を張り上げた。
勇ましい声は、なぜか悲しさを孕む。
「……投降する。その様子だと、我が息子はそなたに敗北したのだな?」
ククルカン公爵は奥歯を嚙みつぶしながら声を絞り出した。
「その通りです。立派な騎士でした」
「そうか……」
「レグルス……レグルス……」
公爵は目頭を抑え、公爵夫人はその場に崩れ落ちた。
「降伏宣言をさせてくれ……そなたらも、悪戯に兵を損耗したくはあるまい。敗軍の将の最後の責務だ」
「……すまない」
ファーゼンは唇を噛み締め、公爵の顔を見つめた。
「なぜ、其方が謝るのだ。さ、連れて行ってくれ」
「……わかった。貴殿ら……特にデネボラ殿は必ずや私が守ると誓おう」
「それは有難いな……」
---
この日から『マリナポルタ公国』はマリナポルタ地方へと名前を変え、公国の主神はマルスの下位の神と定義された。
旧マリナポルタ公国の貴人たちは、マルス大聖堂に連行された。
浸礼式を行うため。
彼方への旅路、赤いカーペットの先には、銀製の大きな桶がそびえ立つ。
中には、赤く光る水が並々と張られている。
勇壮な讃美歌が轟き、修道士たちは恍惚とした表情。
「アルギエバッ!」
「マリアッ!」
公爵夫人マリアは、白く美しい髪を振り乱してアルギエバに固くしがみ付いた。
公爵アルギエバは優しく抱き返す。
「次の者、早くしなさい」
修道士たちにマリアは引きはがされ、赤い水の淵へ。
「アルギエバッ! ……愛しているわ。いつも、いつまでも。後はよろしくね……」
美麗な婦人は赤い水へ。
聖なる銀の煙が音もなくたち、婦人は跡形も残らない。
彼方の国へ。
「…………マリア。デネボラは、私が守って見せる」
「……母様が、母様がッ! うっ、あぁ、あぁ………」
白い聖少女--デネボラは母とよく似た相貌を涙で歪ませ、父に縋りつく。
声は、司教や司祭の断末魔、反響する讃美歌にかき消された。
――白い聖少女の心に、暗い情念が宿る
---
今回の戦いでファーゼンは武功を挙げた。
教皇謁見の間にて、ファーゼンは頭を垂れ、教皇の手の甲へ接吻をした。
「そなたは武功を挙げたにも関わらず、何も必要無いと申すのか?」
フォボス教皇が、ファーゼンに言う。
「はい、私には必要ございませぬ」
ファーゼンは口を一文字に結ぶ。
「マルス様の威信にかかわる故、何か申されよ。勇壮なる黒曜騎士よ」
フォボス教皇は再度述べ、ファーゼンの両肩をがっしりと掴んだ。
聖職者とは思えぬ分厚い、騎士の誇りの様な手、力強さ。
「……では、亡き我が妻ミセリアの墓に消えることの無い火を灯したい。そのため、聖下には奇蹟の御技をお願いしたく存じます」
ファーゼンは、フォボス教皇の表情を見ながら口をモゴモゴさせた後、言葉を発した。
「わかった。準備しよう」
本当は、ミセリアを殺めた下手人を問いただしたかったが、言い出せなかった。
ライオットとローレル、それに臣下達の為に追及しないと決めていた。
――この選択が、彼の悲劇を運命づけた
---
マルス大聖堂を抜け、中央都市内の宿にて宿泊することになった。
疲労が酷く、泥の様に眠りにつけた。
夢の中では愛しのミセリアが、愛しのライオットが、ファーゼンを攻め立てる。
その身体に、あの聖騎士の短剣を突き立てて来る。
赤い瞳。
雫を滴らせた幼きライオットが言う。
「父さん……どうして仇を取らないの?」
「許してくれ……ライオット……私はミセリアの名誉よりも、ただ、お前を……」
「はッ!?」
ファーゼンは飛び起きた。
その身体には汗と手を強く握りしめた痕が残っている。
「ミセリア……ライオット……」
心は悲嘆に満ちている。
マリナポルタ公国 公国直轄領
首都メリディエス
アウロラ十字軍がマリナポルタ公国の首都に侵攻している。
指揮官はファーゼン=クローネ。
公爵が住む屋敷前広場にて、ファーゼンと若い騎士が対峙。
「そなたは、アウロラの聖騎士とお見受けする。我が名はレグルス=ククルカン。そなたらが踏みにじるこの国の騎士である。そなたの頸を持って、彼方の国への手土産とする」
騎士レグルスの手には斧槍。
穂先をファーゼンに油断無く向けている。
騎士レグルスは目にあらん限りの力を籠め、威圧する。
「黒曜騎士のファーゼン=クローネだ。若き騎士よ、そなたも投降するつもりは無いか?」
対するファーゼンは物憂げな顔。
「無いッ! 参るッ!」
レグルスは、穂先を向けながら猛進してくる。
「仕方ないか……」
ファーゼンはため息をつき、長剣で迎え打つ。
二人ともフルプレートメイルで全身を覆っていた。
レグルスは顔を兜で隠しているが、ファーゼンは顔を開けていた。
「シッ!」
冷たい鋼が迫るのに遅れて、風切り音が鳴る。
「……ッ!」
レグルスが放った顔面への突きをファーゼンが左下から力強く打ち払った。
レグルスに僅かな隙。
ファーゼンは霞の構えから、レグルスの頸元に突きを入れようとした。
――ビュオオオオ
その瞬間、ファーゼンは突風にて後方へと吹き飛ばされた。
見ると、レグルスが力強く斧槍を握りしめ、祈りを込めているようだ。
剣戟は仕切り直し。
ファーゼンは素早く体制を立て直し、再び正眼の構え。
レグルスは上段に斧槍を構える。
両騎士は、じりじりとにじり寄る。
レグルスは斧槍を右下段脇に構えている。
斧槍のリーチが活かせない構え。
「ハァッ!!」
レグルスはそのまま、力強く掬い切り。
低空を掬いあげる猛撃が風を切り裂く。
剣をはじく目的ととっさに判断し、ファーゼンは後方へ逃れた。
瞬間、兜の奥で笑みが見えたような気がした。
「シッ!」
――鋭い刺突がファーゼンを襲う
「クッ!」
レグルスは掬い切りの勢いを己の筋力にて無理やり殺し、
素早く突く。
ファーゼンは咄嗟に剣で受けた。
体制が悪い。
穂先が顔面に迫ってくる。
後方には軒先があり、後ろには引けない。
レグルスが不敵に笑ったその瞬間、ファーゼンの長剣が赤光を放った。
握力と祈りが神マルスの奇蹟を賜る。
「ぐわっッ!!」
赤光は斧槍を通じて、レグルスの手を焼く。
敵を討つ戦神の炎。
レグルスの気が逸れ、圧力が弱まった。
ファーゼンは右前蹴りでレグルスを突き飛ばした。
――ビュオオオオ
暑い突風。
しかし、ファーゼンは赤光の長剣でこれを切り裂き、
「すまない、若き騎士よ……」
永遠にも感じられた一瞬が、熱い鋼によって終焉をもたらした。
「が、ふっ……」
レグルスは斧槍を構えたが、ファーゼンはそれを踏み付け、レグルスの頸へ鎧通し。
勝敗は決し、敗者は彼方の国へ旅立つ。
レグルスの頸元から血が垂れて鎧を伝い、焼け焦げた匂いが辺りに漂う。
ファーゼンは斧槍を蹴り飛ばし、座りこんだレグルスの兜を取り去った。
兜の下は、白髪の青年の美麗な貌。
「誇り高き騎士よ……これが最後だが、投降はしないか?」
「……せぬ……我が、誇りに掛けて…………」
レグルスの枯れた声にファーゼンは目を伏せ、剣を首元に突きつける。
「……しかし、聖騎士よ、我が妹……だけはどうか助けてくれ……我が妹は聖戦を知らぬ……慈悲を……」
「我が神マルスに誓って必ずや……誇り高き騎士よ、さらばだッ!!」
ファーゼンの一閃がレグルスの命脈を断ち、美麗な青年を彼方の国へ送った。
「…………」
ファーゼンはレグルスの瞼を降ろした。
彼方の国への旅立ちが良いものになるよう、祈りを捧げた。
「ミセリア……私もそちらへ行きたい……」
---
ファーゼンは複数名の部下を連れ、公爵の屋敷に押し入った。
公爵と公爵夫人が屋敷のエントランスに居た。
「公爵様、投降されよッ!」
ファーゼンが声を張り上げた。
勇ましい声は、なぜか悲しさを孕む。
「……投降する。その様子だと、我が息子はそなたに敗北したのだな?」
ククルカン公爵は奥歯を嚙みつぶしながら声を絞り出した。
「その通りです。立派な騎士でした」
「そうか……」
「レグルス……レグルス……」
公爵は目頭を抑え、公爵夫人はその場に崩れ落ちた。
「降伏宣言をさせてくれ……そなたらも、悪戯に兵を損耗したくはあるまい。敗軍の将の最後の責務だ」
「……すまない」
ファーゼンは唇を噛み締め、公爵の顔を見つめた。
「なぜ、其方が謝るのだ。さ、連れて行ってくれ」
「……わかった。貴殿ら……特にデネボラ殿は必ずや私が守ると誓おう」
「それは有難いな……」
---
この日から『マリナポルタ公国』はマリナポルタ地方へと名前を変え、公国の主神はマルスの下位の神と定義された。
旧マリナポルタ公国の貴人たちは、マルス大聖堂に連行された。
浸礼式を行うため。
彼方への旅路、赤いカーペットの先には、銀製の大きな桶がそびえ立つ。
中には、赤く光る水が並々と張られている。
勇壮な讃美歌が轟き、修道士たちは恍惚とした表情。
「アルギエバッ!」
「マリアッ!」
公爵夫人マリアは、白く美しい髪を振り乱してアルギエバに固くしがみ付いた。
公爵アルギエバは優しく抱き返す。
「次の者、早くしなさい」
修道士たちにマリアは引きはがされ、赤い水の淵へ。
「アルギエバッ! ……愛しているわ。いつも、いつまでも。後はよろしくね……」
美麗な婦人は赤い水へ。
聖なる銀の煙が音もなくたち、婦人は跡形も残らない。
彼方の国へ。
「…………マリア。デネボラは、私が守って見せる」
「……母様が、母様がッ! うっ、あぁ、あぁ………」
白い聖少女--デネボラは母とよく似た相貌を涙で歪ませ、父に縋りつく。
声は、司教や司祭の断末魔、反響する讃美歌にかき消された。
――白い聖少女の心に、暗い情念が宿る
---
今回の戦いでファーゼンは武功を挙げた。
教皇謁見の間にて、ファーゼンは頭を垂れ、教皇の手の甲へ接吻をした。
「そなたは武功を挙げたにも関わらず、何も必要無いと申すのか?」
フォボス教皇が、ファーゼンに言う。
「はい、私には必要ございませぬ」
ファーゼンは口を一文字に結ぶ。
「マルス様の威信にかかわる故、何か申されよ。勇壮なる黒曜騎士よ」
フォボス教皇は再度述べ、ファーゼンの両肩をがっしりと掴んだ。
聖職者とは思えぬ分厚い、騎士の誇りの様な手、力強さ。
「……では、亡き我が妻ミセリアの墓に消えることの無い火を灯したい。そのため、聖下には奇蹟の御技をお願いしたく存じます」
ファーゼンは、フォボス教皇の表情を見ながら口をモゴモゴさせた後、言葉を発した。
「わかった。準備しよう」
本当は、ミセリアを殺めた下手人を問いただしたかったが、言い出せなかった。
ライオットとローレル、それに臣下達の為に追及しないと決めていた。
――この選択が、彼の悲劇を運命づけた
---
マルス大聖堂を抜け、中央都市内の宿にて宿泊することになった。
疲労が酷く、泥の様に眠りにつけた。
夢の中では愛しのミセリアが、愛しのライオットが、ファーゼンを攻め立てる。
その身体に、あの聖騎士の短剣を突き立てて来る。
赤い瞳。
雫を滴らせた幼きライオットが言う。
「父さん……どうして仇を取らないの?」
「許してくれ……ライオット……私はミセリアの名誉よりも、ただ、お前を……」
「はッ!?」
ファーゼンは飛び起きた。
その身体には汗と手を強く握りしめた痕が残っている。
「ミセリア……ライオット……」
心は悲嘆に満ちている。
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