恋道

Yuzu

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プロローグ

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ねえ、覚えてますか。
たくさん一緒に遊んだね。
たくさん一緒に笑ったね。

たくさんたくさん…ありがとう。


リク、リオ
二人の大切な私の幼馴染はもうこの世にはいません。


面白いことも楽しいことを教えてくれたのは二人だった。

ドキドキしたり恋をすることも。全部全部教えてくれたのはキミだったよ。

私は、二人とも大切で大好きだったけど、キミは私の中で特別で、なんだかドキドキして辛くて胸がチクチク痛くて、どこか切ないこの気持ちを教えてくれた。

伝えられずに終わっちゃったなあ。
こういうのなんていうのかな。
みんながよく言ってる初恋かな。
だとしたら、叶わなそうだね。
でも…気持ちだけでも伝えたかったな。

なんで、いなくなっちゃったの?

「俺がずっとコハルのそばにいてやる」

そういってくれたじゃん。


ねえ、会いたいよ。
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