感情シャットアウト

アラ神

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2話 肩車と仕事

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前回のあらすじ
私は買われ売られるの繰り返しを続けある男に買われた、その男は「この娘は私が買おう」そう言って私を買った。その後街を出て少し歩いている、そして私は・・・・・肩車されている!?
「主人、なぜ私は肩車をされているのですか?」
私は問いかけた、そしたら主人は
「何でって、う~ん・・・したかったから?」
私はなぜ問いに問いを返されたのだろうか?今までにないタイプの人だった。
「下ろしていただけますか。」
「え~まぁいいけど。」
やっと下ろしてもらえた。
「そういえばまだ自己紹介してなかったね。僕の名前はヘル・ステル、ヘルと呼んでくれ!」
ヘル、ヘル、ヘル・・・覚えた。
「でわヘル様とお呼びします。」
「様か~何か居心地悪いけど最初はそれでもいいかな。」
ヘル様ではダメなのか、でもいいと言っているからこのままで呼ぼう。
「でわヘル様」
「何?」
「私はどのような仕事をすれば良いのでしょうか?」
その仕事次第でこいつがどんなやつか分かる、お前はどんな酷い仕事を私にさせるんだ。だが私は次の主人の言葉に驚いた。
「え、何もしなくていいよ。」
             は                   こいつは何を言っているんだ!私に何もさせないのに私を買ったのか!その時、主人は言った。
「僕は家族が欲しいんだ。」
家族・・・・・私には、そんな物いらない。
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