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第2章:野外生活は爆弾だらけ
第4話 野草料理で全員ハイテンション
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昼下がりの森の道。
いつものようにお腹を空かせた一行は、昼食の食材を探していた。
「ふにゃ~、お腹すいたにゃ……!
レオン、今日のお昼なににゃ?」
「聞くな、ミュリ。今探してる
ところだ」
レオンがため息をついたその時、
しゃがみ込んでいたノアがメガネを
光らせた。
「……ふふふ。ちょうどいい野草が
ここに」
「また怪しいの持ってきたにゃ!」
「怪しくない。これは食べられる
野草だ。しかも滋養強壮、疲労回復、
活力増強に効く」
ノアが袋いっぱいの葉っぱを
見せつけた。
「……活力増強?」
チャチャの目がきらり。
「つまりスパイスの一種ってことね! 面白そう!」
「スパイスじゃねえよ!
薬効だよ!」レオンの突っ込みは
空しく響く。
🐈🐾 🐾 🐾
「まぁまぁ。お試ししましょう」
ノアが鍋を出し、スイが無言で
水を汲み始める。
「スイ、また桶ごと持ってきたにゃ?」
「……鍋には水が必要」
当然のように金箔桶を庭園から
再利用していた。
「その桶まだ返してねえのかぁぁ!」
レオンが絶叫するも、誰も聞いて
いない。
🐈🐾 🐾 🐾
ぐつぐつ……ぐつぐつ……。
野草スープが出来上がる。
紫がかった緑色に、怪しい泡が
ぷくぷく浮かんでいる。
「や、やっぱり毒にしか見えねえ……」
レオンが顔を引きつらせる。
「にゃ~! でもいい匂いにゃ!」
ミュリは早速レンゲを手にして、
ぱくり。
「どうだ?」
「……うま……! にゃっ! なんか
身体がぽかぽかしてきたにゃ!」
ミュリがぴょんぴょん跳ね始めた。
「はやっ! もう効いてんのか!?」
🐈🐾 🐾 🐾
次はチャチャが挑む。
「ふふん、私の舌に合うかしら……」
一口飲んだ瞬間、目がぎらりと
光る。
「スパイスっぽい! スパイスっぽい
わこれ! もっと唐辛子入れたら最高に……!」
「落ち着け! もう目が危ないぞ!」
🐈🐾 🐾 🐾
ビビも我慢できずに器を持ち上げた。
「わ、わたしも飲むーっ!」
ごくごく……。
「……うひゃ~! なんか元気出た!
草引き百本勝負できそう!」
その場で鍬を振り回し始め、
ミュリとぐるぐる回転ダンスに突入。
「にゃー! ダンスにゃ!」
「よせ! 草刈りダンスやめろ!
危ねえ!」
レオンが必死に止めるが、二人は
完全にハイテンションだ。
🐈🐾 🐾 🐾
そして問題の本人、ノアも口に
する。
「ふむ……研究のために」
ごく。
「……! あ、頭が冴えてきた!
新しいハーブ式爆裂薬が……
ぐふふふふ!」
「やばい方向にテンション上がっ
てるぅぅ!」
🐈🐾 🐾 🐾
最後にスイがひょいと器を
持ち上げた。
「……水」
「いやいや、それスープだぞ!?」
ずず……。
「……落ち着く」
淡々と三杯目に突入。
「なんでスイだけ平常運転なんだよ!!」
レオンが頭を抱えたその横で、
他の面々は完全に野草ハイ。
🐈🐾 🐾 🐾
「にゃー! 走るにゃー!」
「燃えるわ! スパイスの炎よ!」
「草むしり百倍楽しいーっ!」
「ふふふ、世界を変える薬草発明が……!」
庭中を走り回り、踊り狂い、叫び、
混沌の宴が繰り広げられる。
「……やっぱり毒じゃねえか」
レオンのつぶやきは誰にも
届かなかった。
🐈🐾 🐾 🐾
そして一時間後。
全員、電池が切れたように地面に
転がっていた。
「……にゃ……もう動けないにゃ……」
「頭痛い……」
「腕が……ぷるぷるする……」
「研究ノートがぐしゃぐしゃに……」
「……スイは?」
レオンが恐る恐る振り向くと、
スイだけはすっきりした顔で桶を
磨いていた。
「……みんな、弱い」
「弱いじゃねえ! お前だけ
異常なんだよ!」
レオンの怒鳴り声が、森にむなしく
響いた。
🐈🐾 🐾 🐾
その日の夕食は、レオンが必死に
作った普通のシチュー。
全員が涙を流しながら「普通の味って
幸せだにゃ……」と呟いたのだった。
🐈🐾 🐾 🐾 🐈🐾 🐾 🐾
キャラ紹介は、目次≡の⬇️
📘特別編 ミュリの仲間たち
( 。・ω・。)ノ 凸ポチッ
いつものようにお腹を空かせた一行は、昼食の食材を探していた。
「ふにゃ~、お腹すいたにゃ……!
レオン、今日のお昼なににゃ?」
「聞くな、ミュリ。今探してる
ところだ」
レオンがため息をついたその時、
しゃがみ込んでいたノアがメガネを
光らせた。
「……ふふふ。ちょうどいい野草が
ここに」
「また怪しいの持ってきたにゃ!」
「怪しくない。これは食べられる
野草だ。しかも滋養強壮、疲労回復、
活力増強に効く」
ノアが袋いっぱいの葉っぱを
見せつけた。
「……活力増強?」
チャチャの目がきらり。
「つまりスパイスの一種ってことね! 面白そう!」
「スパイスじゃねえよ!
薬効だよ!」レオンの突っ込みは
空しく響く。
🐈🐾 🐾 🐾
「まぁまぁ。お試ししましょう」
ノアが鍋を出し、スイが無言で
水を汲み始める。
「スイ、また桶ごと持ってきたにゃ?」
「……鍋には水が必要」
当然のように金箔桶を庭園から
再利用していた。
「その桶まだ返してねえのかぁぁ!」
レオンが絶叫するも、誰も聞いて
いない。
🐈🐾 🐾 🐾
ぐつぐつ……ぐつぐつ……。
野草スープが出来上がる。
紫がかった緑色に、怪しい泡が
ぷくぷく浮かんでいる。
「や、やっぱり毒にしか見えねえ……」
レオンが顔を引きつらせる。
「にゃ~! でもいい匂いにゃ!」
ミュリは早速レンゲを手にして、
ぱくり。
「どうだ?」
「……うま……! にゃっ! なんか
身体がぽかぽかしてきたにゃ!」
ミュリがぴょんぴょん跳ね始めた。
「はやっ! もう効いてんのか!?」
🐈🐾 🐾 🐾
次はチャチャが挑む。
「ふふん、私の舌に合うかしら……」
一口飲んだ瞬間、目がぎらりと
光る。
「スパイスっぽい! スパイスっぽい
わこれ! もっと唐辛子入れたら最高に……!」
「落ち着け! もう目が危ないぞ!」
🐈🐾 🐾 🐾
ビビも我慢できずに器を持ち上げた。
「わ、わたしも飲むーっ!」
ごくごく……。
「……うひゃ~! なんか元気出た!
草引き百本勝負できそう!」
その場で鍬を振り回し始め、
ミュリとぐるぐる回転ダンスに突入。
「にゃー! ダンスにゃ!」
「よせ! 草刈りダンスやめろ!
危ねえ!」
レオンが必死に止めるが、二人は
完全にハイテンションだ。
🐈🐾 🐾 🐾
そして問題の本人、ノアも口に
する。
「ふむ……研究のために」
ごく。
「……! あ、頭が冴えてきた!
新しいハーブ式爆裂薬が……
ぐふふふふ!」
「やばい方向にテンション上がっ
てるぅぅ!」
🐈🐾 🐾 🐾
最後にスイがひょいと器を
持ち上げた。
「……水」
「いやいや、それスープだぞ!?」
ずず……。
「……落ち着く」
淡々と三杯目に突入。
「なんでスイだけ平常運転なんだよ!!」
レオンが頭を抱えたその横で、
他の面々は完全に野草ハイ。
🐈🐾 🐾 🐾
「にゃー! 走るにゃー!」
「燃えるわ! スパイスの炎よ!」
「草むしり百倍楽しいーっ!」
「ふふふ、世界を変える薬草発明が……!」
庭中を走り回り、踊り狂い、叫び、
混沌の宴が繰り広げられる。
「……やっぱり毒じゃねえか」
レオンのつぶやきは誰にも
届かなかった。
🐈🐾 🐾 🐾
そして一時間後。
全員、電池が切れたように地面に
転がっていた。
「……にゃ……もう動けないにゃ……」
「頭痛い……」
「腕が……ぷるぷるする……」
「研究ノートがぐしゃぐしゃに……」
「……スイは?」
レオンが恐る恐る振り向くと、
スイだけはすっきりした顔で桶を
磨いていた。
「……みんな、弱い」
「弱いじゃねえ! お前だけ
異常なんだよ!」
レオンの怒鳴り声が、森にむなしく
響いた。
🐈🐾 🐾 🐾
その日の夕食は、レオンが必死に
作った普通のシチュー。
全員が涙を流しながら「普通の味って
幸せだにゃ……」と呟いたのだった。
🐈🐾 🐾 🐾 🐈🐾 🐾 🐾
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