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第一章 恐怖のテンシ
第7話 強くて優しいマオウ
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レイは扉を開くと躊躇わずに城の外へ出たため、旋もそれに倣う。
彼らが空の下に姿を現した瞬間、四方八方からテンシの棘やハサミが迫ってきて旋は息をのむ。一方、レイは微動だにせず、視線の先に見えたテンシに冷たい眼差しを向ける。
旋とレイの周りにはいつの間にかドーム状のバリアが張られており、棘やハサミがそれにぶち当たると粉々に砕けた。建物の上などから攻撃してきたテンシ達は、体の一部を負傷し、口々に叫び声を上げる。
「ありがとう、レイ」
「礼には及ばぬ」
「それにしても、完全に囲まれてるな……。レイはこれに気づいてたのか?」
旋は自分達を覆っている透明なバリアに触れた後、ぐるりと周囲を見渡しながら問いかける。
レイは眉間にシワを寄せると、少し怒りのこもった低い声で「気配はしていた」と旋の問いに答えた。
「最初は不意打ち、それが失敗に終わった今は、数の暴力で我らを仕留める気でいるのだろう。姑息な、恐怖のテンシが考えそうな事だ」
「マジか……だとしたら割とピンチなんじゃ……。てか、こんだけの数のテンシ、どこから湧いてきたんだ?」
ゲームスタート直前に広場で見た数より、今ここにいるテンシの方が多い事に気がついた旋は首を傾げる。
「途中で増援を呼ぶのも恐怖のテンシの手口だ……余っ程、我らをここで潰しておきたいらしい」
「なるほど……まぁなんにしても、やるしかないか」
旋はそう言いながら少し移動し、レイと背中合わせの状態になると武器を構えた。
「何をしている?」
「なにって……戦わないとだろ?」
「これだけのテンシを相手に、貴様が戦うのは無理だ。我一人で戦う。旋はこの中で待っていろ」
「いや、それだと共に戦うって契約に違反してるだろ?」
旋は大剣を軽く上下に振り、戦う姿勢を見せる。彼の言葉に、「む……」と唸ったレイは少し思案した後、口を開く。
「少し待て。せめて数を減らす」
レイはそれだけ言うと目を閉じ、周囲にさまざまな武器を出現させた。それらの武器はレイが目を開くと同時に、テンシ達に次々と襲いかかる。テンシ達は回復が追いつかないまま、体を斬りつけられ続け、阿鼻叫喚の嵐だ。
「減らすって……これだと全滅してるんじゃ……」
周囲に飛び散っている肉片を目にした旋は、あまりの惨状にテンシとは言え、一瞬だけ同情してしまう。
旋の言葉を受けてレイは空を見上げると、「いや、まだいる」と真顔で答えた。高く飛び上がった事で、難を逃れた二体のテンシはなぜか、「キョフキョフ」と笑っている。
「仲間がやられたってのに笑ってる……?」
「恐怖のテンシに仲間意識などないのだろう」
レイは怒っているのか、ムスッとした表情で自分達を覆っているドーム状のバリアを叩いた。その瞬間、バリアは四枚の板状に変形し、テンシの翼に狙いを定めて飛んでいく。
猛スピードで近づいてくる透明の板を目にした二体のテンシは、笑いを引っ込めて逃げ回る。それから少しして、旋とレイの元へそれぞれ一体ずつ、突っ込んできた。
旋は慌てる事なく冷静に、飛んできたテンシを大剣で一刀両断する。レイは素早く刀を十字に振り、テンシを四分割にした。それと同時に、透明な板が二体のテンシの翼を半分以上、削ぎ落とす。
最後の足掻きとばかりに、一体のテンシがハサミでレイを狙う――だが、直前でターゲットを旋に変えた。旋は何とかハサミを大剣で受け止めるが、よろけて後ろに倒れそうになる。
そんな旋をレイは片手で受け止め、テンシのハサミを斬り落とす。そこから追い打ちをかけるように、回復中のテンシに向かって刀を投げて胴体に深く突き刺した。トドメに、旋の大剣を借りるとそれを片手で振り、竜巻を作り出す。その竜巻にテンシ達は吸い込まれ、残りの羽ごと木っ端微塵になる。
竜巻が消えると、レイの刀とテンシの種が二つ、地面に落ちる音が響いた。
「強すぎる……」
「恐怖のテンシが弱過ぎるだけだ。恐怖のテンシのボス自体も、そこまで強くはない。他の種類のテンシは一筋縄ではいかないがな……」
「そっか……」
レイが『弱過ぎる』と言った恐怖のテンシにも苦戦した旋は、更に強い存在がいる事を知って少し不安になる。
「ところで旋、怪我はないか?」
「うん、大丈夫」
レイは身を屈め、旋をじっと見つめる。表情は相変わらずクールだが、柔らかい声音から本気で心配してくれているのだと分かり、旋はニカッと笑って答えた。
「良かった……」
「レイが守ってくれたからな。それにテンシもほとんどレイが倒してくれたし。参加者のジブンがもっとしっかり戦わないといけないのに、何もできなくてごめん……」
結局、大した活躍もできないまま戦いが終わってしまった事を反省し、旋はシュンとする。そんな彼の姿を見て、レイは静かに首を横に振る。
「謝る事はない。向かってくるテンシを冷静に仕留め、最後は旋が作った大剣の能力で止めを刺した。初戦でこれだけ出来れば十分だ。それに旋は、我をも凌ぐポテンシャルを秘めている。力の使い方さえマスターすれば、確実に強くなるだろう」
とても真剣な顔でレイに励まされ、旋はこそばゆくなってヘラリと笑う――。
『不器用で極端なとこもあるケド、強くて優しいマオウだよ★』
──それと同時に、レイと知り合いである奈ノ禍が言っていた言葉を思い出し、本当に『強くて優しいマオウ』だと思った。
旋がそんな事を考えている間、レイは地面に散らばっているテンシの種を自作の磁石型アイテムで引き寄せていた。そして、その中の一つだけを旋に手渡す。
「ありがとう」
「礼には及ばぬ」
旋は受け取った種をじっと見つめながら小首を傾げる。主にレイが、あれだけ派手にテンシを倒していたにもかかわらず、種だけは全く傷ついていない。その事に旋は内心、驚きつつも種を指でつつく。
「後は必要ないゆえ、止めを刺す」
「え……」
旋はレイの言葉に、反射的に彼の方を見る。するとレイが無表情で淡々と、大量の種を手で握り潰していた。それを目にした旋は、『種を潰せばテンシにトドメを刺したことになるのか』と理解し、レイに倣って彼の手伝いを始める。
その後、旋とレイはテンシと戦いながら、他の転入生を鍵の在処や箱に案内した。旋はリツの事を少し心配しつつも、妹と奈ノ禍を信じてゲームが終わるまでレイと共に駆け回る。
そして時計の針が一時を指した瞬間、あの妙に不気味な音の鐘が鳴り、その直後にゲーム終了のアナウンスが流れた。
彼らが空の下に姿を現した瞬間、四方八方からテンシの棘やハサミが迫ってきて旋は息をのむ。一方、レイは微動だにせず、視線の先に見えたテンシに冷たい眼差しを向ける。
旋とレイの周りにはいつの間にかドーム状のバリアが張られており、棘やハサミがそれにぶち当たると粉々に砕けた。建物の上などから攻撃してきたテンシ達は、体の一部を負傷し、口々に叫び声を上げる。
「ありがとう、レイ」
「礼には及ばぬ」
「それにしても、完全に囲まれてるな……。レイはこれに気づいてたのか?」
旋は自分達を覆っている透明なバリアに触れた後、ぐるりと周囲を見渡しながら問いかける。
レイは眉間にシワを寄せると、少し怒りのこもった低い声で「気配はしていた」と旋の問いに答えた。
「最初は不意打ち、それが失敗に終わった今は、数の暴力で我らを仕留める気でいるのだろう。姑息な、恐怖のテンシが考えそうな事だ」
「マジか……だとしたら割とピンチなんじゃ……。てか、こんだけの数のテンシ、どこから湧いてきたんだ?」
ゲームスタート直前に広場で見た数より、今ここにいるテンシの方が多い事に気がついた旋は首を傾げる。
「途中で増援を呼ぶのも恐怖のテンシの手口だ……余っ程、我らをここで潰しておきたいらしい」
「なるほど……まぁなんにしても、やるしかないか」
旋はそう言いながら少し移動し、レイと背中合わせの状態になると武器を構えた。
「何をしている?」
「なにって……戦わないとだろ?」
「これだけのテンシを相手に、貴様が戦うのは無理だ。我一人で戦う。旋はこの中で待っていろ」
「いや、それだと共に戦うって契約に違反してるだろ?」
旋は大剣を軽く上下に振り、戦う姿勢を見せる。彼の言葉に、「む……」と唸ったレイは少し思案した後、口を開く。
「少し待て。せめて数を減らす」
レイはそれだけ言うと目を閉じ、周囲にさまざまな武器を出現させた。それらの武器はレイが目を開くと同時に、テンシ達に次々と襲いかかる。テンシ達は回復が追いつかないまま、体を斬りつけられ続け、阿鼻叫喚の嵐だ。
「減らすって……これだと全滅してるんじゃ……」
周囲に飛び散っている肉片を目にした旋は、あまりの惨状にテンシとは言え、一瞬だけ同情してしまう。
旋の言葉を受けてレイは空を見上げると、「いや、まだいる」と真顔で答えた。高く飛び上がった事で、難を逃れた二体のテンシはなぜか、「キョフキョフ」と笑っている。
「仲間がやられたってのに笑ってる……?」
「恐怖のテンシに仲間意識などないのだろう」
レイは怒っているのか、ムスッとした表情で自分達を覆っているドーム状のバリアを叩いた。その瞬間、バリアは四枚の板状に変形し、テンシの翼に狙いを定めて飛んでいく。
猛スピードで近づいてくる透明の板を目にした二体のテンシは、笑いを引っ込めて逃げ回る。それから少しして、旋とレイの元へそれぞれ一体ずつ、突っ込んできた。
旋は慌てる事なく冷静に、飛んできたテンシを大剣で一刀両断する。レイは素早く刀を十字に振り、テンシを四分割にした。それと同時に、透明な板が二体のテンシの翼を半分以上、削ぎ落とす。
最後の足掻きとばかりに、一体のテンシがハサミでレイを狙う――だが、直前でターゲットを旋に変えた。旋は何とかハサミを大剣で受け止めるが、よろけて後ろに倒れそうになる。
そんな旋をレイは片手で受け止め、テンシのハサミを斬り落とす。そこから追い打ちをかけるように、回復中のテンシに向かって刀を投げて胴体に深く突き刺した。トドメに、旋の大剣を借りるとそれを片手で振り、竜巻を作り出す。その竜巻にテンシ達は吸い込まれ、残りの羽ごと木っ端微塵になる。
竜巻が消えると、レイの刀とテンシの種が二つ、地面に落ちる音が響いた。
「強すぎる……」
「恐怖のテンシが弱過ぎるだけだ。恐怖のテンシのボス自体も、そこまで強くはない。他の種類のテンシは一筋縄ではいかないがな……」
「そっか……」
レイが『弱過ぎる』と言った恐怖のテンシにも苦戦した旋は、更に強い存在がいる事を知って少し不安になる。
「ところで旋、怪我はないか?」
「うん、大丈夫」
レイは身を屈め、旋をじっと見つめる。表情は相変わらずクールだが、柔らかい声音から本気で心配してくれているのだと分かり、旋はニカッと笑って答えた。
「良かった……」
「レイが守ってくれたからな。それにテンシもほとんどレイが倒してくれたし。参加者のジブンがもっとしっかり戦わないといけないのに、何もできなくてごめん……」
結局、大した活躍もできないまま戦いが終わってしまった事を反省し、旋はシュンとする。そんな彼の姿を見て、レイは静かに首を横に振る。
「謝る事はない。向かってくるテンシを冷静に仕留め、最後は旋が作った大剣の能力で止めを刺した。初戦でこれだけ出来れば十分だ。それに旋は、我をも凌ぐポテンシャルを秘めている。力の使い方さえマスターすれば、確実に強くなるだろう」
とても真剣な顔でレイに励まされ、旋はこそばゆくなってヘラリと笑う――。
『不器用で極端なとこもあるケド、強くて優しいマオウだよ★』
──それと同時に、レイと知り合いである奈ノ禍が言っていた言葉を思い出し、本当に『強くて優しいマオウ』だと思った。
旋がそんな事を考えている間、レイは地面に散らばっているテンシの種を自作の磁石型アイテムで引き寄せていた。そして、その中の一つだけを旋に手渡す。
「ありがとう」
「礼には及ばぬ」
旋は受け取った種をじっと見つめながら小首を傾げる。主にレイが、あれだけ派手にテンシを倒していたにもかかわらず、種だけは全く傷ついていない。その事に旋は内心、驚きつつも種を指でつつく。
「後は必要ないゆえ、止めを刺す」
「え……」
旋はレイの言葉に、反射的に彼の方を見る。するとレイが無表情で淡々と、大量の種を手で握り潰していた。それを目にした旋は、『種を潰せばテンシにトドメを刺したことになるのか』と理解し、レイに倣って彼の手伝いを始める。
その後、旋とレイはテンシと戦いながら、他の転入生を鍵の在処や箱に案内した。旋はリツの事を少し心配しつつも、妹と奈ノ禍を信じてゲームが終わるまでレイと共に駆け回る。
そして時計の針が一時を指した瞬間、あの妙に不気味な音の鐘が鳴り、その直後にゲーム終了のアナウンスが流れた。
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