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第四章 記憶の返還と
第52話 王子系お嬢様の涙と迷い
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「ごめん……」
長い沈黙の後、煌寿はそれだけ言うと、旋達の方へと歩いてきた。
体育館の角から現れた煌寿は今にも泣きそうな顔をしていて、旋は「あ……」と声をもらす。旋達の存在に気がついた煌寿は一瞬、目を見開き、ばつの悪そうな顔をした。
「嘉御崎くん……」
まずは立ち聞きしてしまった事を謝ろうと、旋は口を開く。だが、煌寿は下を向いて旋の横を通り、足早にその場を去ってしまった。
しばらく旋はその場に立ち尽くしていたが、イツキが莉愛の方へと走って行った事でハッと我に返り、彼女の後を追う。
「莉愛ち……?」
「っ……イツキちゃん……旋君まで……」
泣いていた莉愛は旋達の方を見た後、慌てて目元を手の甲で拭う。
「莉愛ち、大丈夫?」
「これはその……目にゴミが入っただけですわ。だから心配なさらないでください」
莉愛はそう言ってニコリと笑う。けれども旋には、莉愛が無理に笑っているように見えた。
「ところでお二人はどうしてこんなところに?」
莉愛の問いかけに旋とイツキは一瞬、顔を見合わせた後、同時に「ごめんなさい」と言って頭を下げた。
「え……突然、どうしたんですの?」
「その、莉愛ちゃんと嘉御崎くんの会話を聞いてしまって……」
明らかに戸惑っている莉愛に、旋は正直に立ち聞きしていた事を話す。
「そうだったのですね……。ちなみにいつから聞いていたんですの……?」
「莉愛ちが『やはり私は納得できませんわ』って言ってたあたりから……」
莉愛の問いかけに、イツキは正直に答える。すると莉愛は困ったように笑った。
「いつ誰が来るか分からないところで、喧嘩をしていた私達が悪いので気にしないでください。それにとてもお聞き苦しかったでしょう?」
「いや、そんなことは……」
旋は否定し、イツキは首を横に振るが、莉愛は自嘲気味に笑う。
「気を使わないでください。正直、自分でも恥ずかしいですし。あんな風に、煌寿と喧嘩になるのも初めてで……」
不意に莉愛の目から涙がこぼれ、彼女はそれを慌てて手の甲で拭う。
「ごめんなさい……大丈夫ですから……」
「莉愛ち……」
必死で笑顔を作ろうとする莉愛を、イツキは少し背伸びをしてぎゅっと抱きしめる。
「泣きたい時はっ……泣いて、いいんだよ?」
イツキは声を震わせ、莉愛の背中を擦る。
少しの間、莉愛は固まっていたが、イツキの背中に手を回しながらボロボロと涙を流す。イツキも泣いているようで、鼻をすすっている。
そんな二人を旋は黙って見つめた。旋には莉愛と煌寿の事情は分からない。けれども、二人の会話から彼女達の大切な人が亡くなったのだと察し、胸が苦しくなる。頬に何かが伝う感覚で、旋は自分が泣いている事に気がつき、手で乱暴気味に顔を拭った。
それから数分後、体育館裏に烈と燦也がやってきた。
「誰に泣かされた!? まさかテンシか!? テンシの野郎許さねぇぞ……! どこに行った!? 隠れてないで出てこい! 己と燦也が相手になってやる!」
烈は拳を握り締め、怒りのこもった声で叫びながら、周囲を睨みつけるように見渡す。燦也は烈の言葉に頷き、怖い顔で手に持った木刀をブンブン振り回している。そんな二人を見て、旋は慌てて首を横に振り、莉愛とイツキと一緒に簡単に事情を説明した。
「なるほどな……」
旋達の話を聞いた後、烈は腕を組んで何かを考えているのか、小さな声で唸り始める。
「追いかけなくていいの? 嘉御崎くんの事」
燦也の問いかけに、莉愛は首を横に振る。
「今は……煌寿の顔を見たくはありませんわ……」
莉愛の声はどこか素っ気ない。燦也は少しの間、何か言いたげに莉愛を見つめていたが、結局「そっか……」とだけしか言わなかった。
「でも……煌ち、泣きそうな顔してたよ? それなのに放っておいていいの?」
イツキは控え目にそう言いながら莉愛の方を見た。すると、一瞬だけ莉愛の瞳が揺れたが、少ししてゆっくりと首を横に振る。
「追いかけても……どうせまた、喧嘩になるだけですわ……」
俯く莉愛にイツキはそれ以上、何も言えないようで黙り込んでしまう。
「あのさ……ジブンは二人の事情をよく知らないから……これはあくまで憶測なんだけど……。嘉御崎くんは莉愛ちゃんのことを想って、ジブンらとは関わるべきじゃないって言ったんじゃないかな?」
旋は少しだけ躊躇った後、意を決して莉愛の目を真っ直ぐ見つめ、自分が思った事を伝える。
「私の為……?」
「うん。もし、ジブンらの内の誰かが……死んでしまったら、莉愛ちゃんはきっと悲しむ。莉愛ちゃんにはそんな辛い想いをしてほしくないって、嘉御崎くんは思ったんじゃないかな? それに嘉御崎くんだって、莉愛ちゃんに生きていてほしいんだとジブンは思う」
旋の言葉に莉愛は大きく目を見開く。
「あたしもそう思う! だからやっぱり煌ちのこと、放っておいたらダメだよ」
イツキは莉愛の手を取り、彼女に真剣な眼差しを向ける。けれども莉愛は「ですが……」とイツキから視線を逸らす。するとイツキは莉愛の頬を両手で包み込み、強引に目を合わせてニコリと笑う。
「い、イツキちゃん……?」
「莉愛ち、あたし達のために怒ってくれてありがとう。でも、出会ったばっかのあたし達より、幼馴染の煌ちを大切にしてあげて? あたし達とは……しばらく距離を置いてさ。そんでもし、煌ちもあたし達と仲良くしたいって言ってくれたら、莉愛ちもまたお話しようよ。ね?」
莉愛は限界まで大きく目を見開き、じっとイツキの顔を見つめる。それから少しして、莉愛の瞳が微かに揺れると同時に彼女はゆっくりと小さく口を開く。
「でも……どうやって仲直りをすればいいのか、わかりませんわ……」
「んなもん互いに謝った後、しっかり腹割って話せばいいだけだろ」
莉愛が弱々しく言葉を発すると、ずっと小さな声で唸っていた烈が突然、話に割って入ってきた。莉愛の頬から手を離したイツキは『うんうん』と頷いているが、燦也はまたあのジト目で烈を睨む。
「いや、あのさ……誰も彼もが烈とイツキみたいに、そんな単純な訳じゃないから……」
「そんな褒めんなって」
「いや、褒めてないし……」
「てか思ったんだけどよ、莉愛も煌寿も腹減ってんじゃねぇの?」
脈絡のない烈の言葉に、ポカンとなった旋が莉愛を見れば案の定、彼女はきょとんとしていた。旋の隣からは燦也の深いため息が聞こえてくる。
「あのさぁ……今は真剣な話をしてるって事、解ってる?」
「まぁまぁ、最後まで聞けよ。人って空腹だとつい、イラついてしまうだろ? だから同じ釜の飯をしっかり食って、満腹になった後にまた、話し合ったらいいんじゃねぇかって思ったんだよ」
「そういう問題かなぁ……」
燦也は怪訝そうな声を出すが、烈があまりにも真剣な顔をして言うものだから旋はすんなりと納得した。
莉愛は目を数回パチパチさせた後、しばらくフリーズしていたが、不意にふわりと明るい表情で微笑む。
「ふふっ……確かにそうですわね」
莉愛はそう言った後、どこかスッキリしたような表情で旋達に頭を下げた。
「皆さん、ありがとうございます。煌寿と食事をした後、冷静にじっくりと話し合ってみます。時間はかかるかもしれませんが……煌寿を連れて会いに来ますので……その時はまた、仲良くしてください」
「うん。気長に待ってるね」
「うん! もちろんだよ~!」
「おう! 頑張れよ!」
「うん。無理はしないでね」
旋達が口々に言葉を返すと、莉愛は一礼してから歩き出した。
「うわ~ん! 莉愛ちとしばらくお話できないのは寂しいよ~……!」
莉愛の背中が見えなくなると、イツキはしゃがみ込んで地面に向かって叫んだ。旋は烈と燦也と順番に目を合わせてから微笑むと、三人同時にしゃがみ込む。
「でもあぁ言った事、後悔はしてないでしょ?」
「してないけど~!」
「よく頑張ったな、イツキ!」
イツキの肩を、両側から燦也と烈がポンポンと叩く。その様子を旋は微笑ましそうに見つめながら、『幼なじみっていいなぁ……』と思った。それと同時に、相手が引っ越して以来、久しく会っていない幼馴染の顔が思い浮かんだ。
その日の夜。旋がお風呂上りにタブレットを見ると、莉愛からメッセージが届いていた。
『煌寿と一緒に食事をした後、じっくりと話し合い、仲直りできました。旋君達のアドバイスのおかげですわ。ありがとうございます。ただ、いろんな事が重なって、煌寿は今、あまり人と関わりたくないようです。けれど、私は煌寿を一人にはできないので……彼が落ち着くまで、二人だけで過ごそうと思います。ごめんなさい』
莉愛と煌寿が仲直りできた事に旋は嬉しくなる。だからその気持ちと『ジブン達のことは気にしないで、嘉御崎くんの傍にいてあげて』と、メッセージを送った。
長い沈黙の後、煌寿はそれだけ言うと、旋達の方へと歩いてきた。
体育館の角から現れた煌寿は今にも泣きそうな顔をしていて、旋は「あ……」と声をもらす。旋達の存在に気がついた煌寿は一瞬、目を見開き、ばつの悪そうな顔をした。
「嘉御崎くん……」
まずは立ち聞きしてしまった事を謝ろうと、旋は口を開く。だが、煌寿は下を向いて旋の横を通り、足早にその場を去ってしまった。
しばらく旋はその場に立ち尽くしていたが、イツキが莉愛の方へと走って行った事でハッと我に返り、彼女の後を追う。
「莉愛ち……?」
「っ……イツキちゃん……旋君まで……」
泣いていた莉愛は旋達の方を見た後、慌てて目元を手の甲で拭う。
「莉愛ち、大丈夫?」
「これはその……目にゴミが入っただけですわ。だから心配なさらないでください」
莉愛はそう言ってニコリと笑う。けれども旋には、莉愛が無理に笑っているように見えた。
「ところでお二人はどうしてこんなところに?」
莉愛の問いかけに旋とイツキは一瞬、顔を見合わせた後、同時に「ごめんなさい」と言って頭を下げた。
「え……突然、どうしたんですの?」
「その、莉愛ちゃんと嘉御崎くんの会話を聞いてしまって……」
明らかに戸惑っている莉愛に、旋は正直に立ち聞きしていた事を話す。
「そうだったのですね……。ちなみにいつから聞いていたんですの……?」
「莉愛ちが『やはり私は納得できませんわ』って言ってたあたりから……」
莉愛の問いかけに、イツキは正直に答える。すると莉愛は困ったように笑った。
「いつ誰が来るか分からないところで、喧嘩をしていた私達が悪いので気にしないでください。それにとてもお聞き苦しかったでしょう?」
「いや、そんなことは……」
旋は否定し、イツキは首を横に振るが、莉愛は自嘲気味に笑う。
「気を使わないでください。正直、自分でも恥ずかしいですし。あんな風に、煌寿と喧嘩になるのも初めてで……」
不意に莉愛の目から涙がこぼれ、彼女はそれを慌てて手の甲で拭う。
「ごめんなさい……大丈夫ですから……」
「莉愛ち……」
必死で笑顔を作ろうとする莉愛を、イツキは少し背伸びをしてぎゅっと抱きしめる。
「泣きたい時はっ……泣いて、いいんだよ?」
イツキは声を震わせ、莉愛の背中を擦る。
少しの間、莉愛は固まっていたが、イツキの背中に手を回しながらボロボロと涙を流す。イツキも泣いているようで、鼻をすすっている。
そんな二人を旋は黙って見つめた。旋には莉愛と煌寿の事情は分からない。けれども、二人の会話から彼女達の大切な人が亡くなったのだと察し、胸が苦しくなる。頬に何かが伝う感覚で、旋は自分が泣いている事に気がつき、手で乱暴気味に顔を拭った。
それから数分後、体育館裏に烈と燦也がやってきた。
「誰に泣かされた!? まさかテンシか!? テンシの野郎許さねぇぞ……! どこに行った!? 隠れてないで出てこい! 己と燦也が相手になってやる!」
烈は拳を握り締め、怒りのこもった声で叫びながら、周囲を睨みつけるように見渡す。燦也は烈の言葉に頷き、怖い顔で手に持った木刀をブンブン振り回している。そんな二人を見て、旋は慌てて首を横に振り、莉愛とイツキと一緒に簡単に事情を説明した。
「なるほどな……」
旋達の話を聞いた後、烈は腕を組んで何かを考えているのか、小さな声で唸り始める。
「追いかけなくていいの? 嘉御崎くんの事」
燦也の問いかけに、莉愛は首を横に振る。
「今は……煌寿の顔を見たくはありませんわ……」
莉愛の声はどこか素っ気ない。燦也は少しの間、何か言いたげに莉愛を見つめていたが、結局「そっか……」とだけしか言わなかった。
「でも……煌ち、泣きそうな顔してたよ? それなのに放っておいていいの?」
イツキは控え目にそう言いながら莉愛の方を見た。すると、一瞬だけ莉愛の瞳が揺れたが、少ししてゆっくりと首を横に振る。
「追いかけても……どうせまた、喧嘩になるだけですわ……」
俯く莉愛にイツキはそれ以上、何も言えないようで黙り込んでしまう。
「あのさ……ジブンは二人の事情をよく知らないから……これはあくまで憶測なんだけど……。嘉御崎くんは莉愛ちゃんのことを想って、ジブンらとは関わるべきじゃないって言ったんじゃないかな?」
旋は少しだけ躊躇った後、意を決して莉愛の目を真っ直ぐ見つめ、自分が思った事を伝える。
「私の為……?」
「うん。もし、ジブンらの内の誰かが……死んでしまったら、莉愛ちゃんはきっと悲しむ。莉愛ちゃんにはそんな辛い想いをしてほしくないって、嘉御崎くんは思ったんじゃないかな? それに嘉御崎くんだって、莉愛ちゃんに生きていてほしいんだとジブンは思う」
旋の言葉に莉愛は大きく目を見開く。
「あたしもそう思う! だからやっぱり煌ちのこと、放っておいたらダメだよ」
イツキは莉愛の手を取り、彼女に真剣な眼差しを向ける。けれども莉愛は「ですが……」とイツキから視線を逸らす。するとイツキは莉愛の頬を両手で包み込み、強引に目を合わせてニコリと笑う。
「い、イツキちゃん……?」
「莉愛ち、あたし達のために怒ってくれてありがとう。でも、出会ったばっかのあたし達より、幼馴染の煌ちを大切にしてあげて? あたし達とは……しばらく距離を置いてさ。そんでもし、煌ちもあたし達と仲良くしたいって言ってくれたら、莉愛ちもまたお話しようよ。ね?」
莉愛は限界まで大きく目を見開き、じっとイツキの顔を見つめる。それから少しして、莉愛の瞳が微かに揺れると同時に彼女はゆっくりと小さく口を開く。
「でも……どうやって仲直りをすればいいのか、わかりませんわ……」
「んなもん互いに謝った後、しっかり腹割って話せばいいだけだろ」
莉愛が弱々しく言葉を発すると、ずっと小さな声で唸っていた烈が突然、話に割って入ってきた。莉愛の頬から手を離したイツキは『うんうん』と頷いているが、燦也はまたあのジト目で烈を睨む。
「いや、あのさ……誰も彼もが烈とイツキみたいに、そんな単純な訳じゃないから……」
「そんな褒めんなって」
「いや、褒めてないし……」
「てか思ったんだけどよ、莉愛も煌寿も腹減ってんじゃねぇの?」
脈絡のない烈の言葉に、ポカンとなった旋が莉愛を見れば案の定、彼女はきょとんとしていた。旋の隣からは燦也の深いため息が聞こえてくる。
「あのさぁ……今は真剣な話をしてるって事、解ってる?」
「まぁまぁ、最後まで聞けよ。人って空腹だとつい、イラついてしまうだろ? だから同じ釜の飯をしっかり食って、満腹になった後にまた、話し合ったらいいんじゃねぇかって思ったんだよ」
「そういう問題かなぁ……」
燦也は怪訝そうな声を出すが、烈があまりにも真剣な顔をして言うものだから旋はすんなりと納得した。
莉愛は目を数回パチパチさせた後、しばらくフリーズしていたが、不意にふわりと明るい表情で微笑む。
「ふふっ……確かにそうですわね」
莉愛はそう言った後、どこかスッキリしたような表情で旋達に頭を下げた。
「皆さん、ありがとうございます。煌寿と食事をした後、冷静にじっくりと話し合ってみます。時間はかかるかもしれませんが……煌寿を連れて会いに来ますので……その時はまた、仲良くしてください」
「うん。気長に待ってるね」
「うん! もちろんだよ~!」
「おう! 頑張れよ!」
「うん。無理はしないでね」
旋達が口々に言葉を返すと、莉愛は一礼してから歩き出した。
「うわ~ん! 莉愛ちとしばらくお話できないのは寂しいよ~……!」
莉愛の背中が見えなくなると、イツキはしゃがみ込んで地面に向かって叫んだ。旋は烈と燦也と順番に目を合わせてから微笑むと、三人同時にしゃがみ込む。
「でもあぁ言った事、後悔はしてないでしょ?」
「してないけど~!」
「よく頑張ったな、イツキ!」
イツキの肩を、両側から燦也と烈がポンポンと叩く。その様子を旋は微笑ましそうに見つめながら、『幼なじみっていいなぁ……』と思った。それと同時に、相手が引っ越して以来、久しく会っていない幼馴染の顔が思い浮かんだ。
その日の夜。旋がお風呂上りにタブレットを見ると、莉愛からメッセージが届いていた。
『煌寿と一緒に食事をした後、じっくりと話し合い、仲直りできました。旋君達のアドバイスのおかげですわ。ありがとうございます。ただ、いろんな事が重なって、煌寿は今、あまり人と関わりたくないようです。けれど、私は煌寿を一人にはできないので……彼が落ち着くまで、二人だけで過ごそうと思います。ごめんなさい』
莉愛と煌寿が仲直りできた事に旋は嬉しくなる。だからその気持ちと『ジブン達のことは気にしないで、嘉御崎くんの傍にいてあげて』と、メッセージを送った。
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