31 / 31
30.2度目 ※
しおりを挟む
広い室内に水音と喘ぎ声が響く。時々彼の低くて優しい声がする。
「れ、お君ッ!!もう、イけなッ……んんんっ!っは、ああぁッ!!」
「大丈夫だよ。怖がんないで。」
まだ、指も何も入っていないのに、茜は汗と愛液でびっしょりになっている。舌、唇、指で愛撫され続け敏感になっている。
「舐めても、舐めても溢れてくる。」
「指で、やめて、欲しッ!刺激が、強すぎて…っんぅ、あっ!」
「舌がいいの?んじゃあ、キスしてあげる。」
「ぅう、はあッんん…ッ!!」
唇が触れると軽く吸い付くようにされ、簡単に絶頂を迎える。
「んっ…気持ちよさそ。そろそろ、指入れて慣らしていこうね。」
望んでいるような、いないような感覚をこじ開けられ、全身がビリビリしてうまく声が出ない。
「あっ、あっあぁ……。」
「その、余裕のない顔堪んないんだけど。」
指が何本入ってるかなど、どうでもよくなる程の刺激。下腹部が重い快感に支配されていく。
「あっ、あぁッん…っ!!」
「俺が入ること、思い出してよ?」
記憶を辿る前に、身体は快楽を覚えていたようで腰が引けてしまう。
「おっと…逃げないよ。」
彼の左腕が腰の下に入り込み、頭側に逃げる事を阻止する。
「おかしく、なっちゃう…っ!!!」
「おかしくなってもいいよ。どんな茜さんも可愛い…」
「や、だぁ…ぁあっ!」
「茜さんのいいトコロたくさん知ってるよ。指でする時は、ココの上の方をたくさん刺激すると……。」
茜の反応を見るれおの視線は、熱っぽく、高揚しているように見えた。
長い指の腹で一箇所だけ押し上げられるように激しくされると、どうしようもない程の快感が襲ってくる。
「ああッ、んっ…んっ…イッちゃ…、ダメ!やめてっ!なんか、きちゃうっ!」
「いいよ、イって。このままイったら気持ちいいよ?」
その快感から逃げようとするが、上手く身体に力が入らない。
「はぁんッ…!ッぅう…ああぁっん!」
全身に力が入った後、喉も手も腰も脚もガクガクと震える。れおは愛撫を止めず、刺激してくる。自分の意思とは関係なく、勢いよく生温かい物が飛び散る。
「気持ちい?たくさん出たね。」
「あっ、あっ…はっ…はっ…気持ち良すぎて、だ、めッ…」
「茜さんのでびっしょりだ。」
「ご、ごめんなさ…。」
「謝らないで。嬉しいよ。こんなに気持ちよくなってくれるなんて、もっと苛めたくなるよ。」
れおはシャツを脱ぎ、呼吸が乱れ力が入らなくなった茜の身体を抱きかかえ、大きなベッドへ連れていく。
「身体痛かった?ごめん、がっつきすぎた…」
れおの一つひとつの動作が、茜の胸を高鳴らせる。
「大丈夫…。私ばっかり、気持ち良くなってヤダよ…れお君…。」
「ソレはどういう意味?俺は、気持ち良さそうな茜さんの表情見るのが好きなんだよ。」
「……っ…、一緒に…気持ち良く…なりたい、です…。」
ベッドの上で抱きしめられて、耳元にれおの唇がぴったりと付く。
「茜さん、好き。もう、そんな事も言えるようになったんだ。俺のが欲しくなっちゃった?」
甘くてスパイシーな香りと、低くて優しい声で囁かれると腰がゾクリとした。
「2度目だから、ちゃんと全部入るかな?痛かったら言ってね。ちょっと待って。」
——全部?昨日のは全部じゃなかったの?
「お待たせ。それじゃ、入るよ。」
れおは入れると言っても、外側に擦り合わせて茜の反応を楽しでいるようだった。
「あっ…。んんっ…。」
「また、どんどん濡れてきた。期待してる?」
入りそうで入らない、もどかしい動きをされ、下腹部が切なくなる。
「んっ、れお君…入れて欲し…。」
入り口にピッタリとあてられ、熱くて大きいものが茜の中へ入ってくる。
「ん…茜さん、力抜いて…。」
「あっ…がんばる、でも…欲しかったから…嬉し、んっ。」
「っ…、狭い…そんな事言われたら、セーブ出来ない…っ。」
ゆっくりと腰を落としただけなのに、めいいっぱい内側が満たされていく。
「あぁ…ッ、れお君、んんんっ…。」
「茜さん、大丈夫?苦しい?」
「ううん、苦しくない、よっ、ん。」
「まだ全部入ってないから、もう少し入れても大丈夫かな…動くよ。」
れおを受け入れる事に精一杯で、1ミリの余裕もない。
茜の反応を確かめながらゆっくりと動くれおは、余裕のない表情を見せた。
「れ、お君ッ!!もう、イけなッ……んんんっ!っは、ああぁッ!!」
「大丈夫だよ。怖がんないで。」
まだ、指も何も入っていないのに、茜は汗と愛液でびっしょりになっている。舌、唇、指で愛撫され続け敏感になっている。
「舐めても、舐めても溢れてくる。」
「指で、やめて、欲しッ!刺激が、強すぎて…っんぅ、あっ!」
「舌がいいの?んじゃあ、キスしてあげる。」
「ぅう、はあッんん…ッ!!」
唇が触れると軽く吸い付くようにされ、簡単に絶頂を迎える。
「んっ…気持ちよさそ。そろそろ、指入れて慣らしていこうね。」
望んでいるような、いないような感覚をこじ開けられ、全身がビリビリしてうまく声が出ない。
「あっ、あっあぁ……。」
「その、余裕のない顔堪んないんだけど。」
指が何本入ってるかなど、どうでもよくなる程の刺激。下腹部が重い快感に支配されていく。
「あっ、あぁッん…っ!!」
「俺が入ること、思い出してよ?」
記憶を辿る前に、身体は快楽を覚えていたようで腰が引けてしまう。
「おっと…逃げないよ。」
彼の左腕が腰の下に入り込み、頭側に逃げる事を阻止する。
「おかしく、なっちゃう…っ!!!」
「おかしくなってもいいよ。どんな茜さんも可愛い…」
「や、だぁ…ぁあっ!」
「茜さんのいいトコロたくさん知ってるよ。指でする時は、ココの上の方をたくさん刺激すると……。」
茜の反応を見るれおの視線は、熱っぽく、高揚しているように見えた。
長い指の腹で一箇所だけ押し上げられるように激しくされると、どうしようもない程の快感が襲ってくる。
「ああッ、んっ…んっ…イッちゃ…、ダメ!やめてっ!なんか、きちゃうっ!」
「いいよ、イって。このままイったら気持ちいいよ?」
その快感から逃げようとするが、上手く身体に力が入らない。
「はぁんッ…!ッぅう…ああぁっん!」
全身に力が入った後、喉も手も腰も脚もガクガクと震える。れおは愛撫を止めず、刺激してくる。自分の意思とは関係なく、勢いよく生温かい物が飛び散る。
「気持ちい?たくさん出たね。」
「あっ、あっ…はっ…はっ…気持ち良すぎて、だ、めッ…」
「茜さんのでびっしょりだ。」
「ご、ごめんなさ…。」
「謝らないで。嬉しいよ。こんなに気持ちよくなってくれるなんて、もっと苛めたくなるよ。」
れおはシャツを脱ぎ、呼吸が乱れ力が入らなくなった茜の身体を抱きかかえ、大きなベッドへ連れていく。
「身体痛かった?ごめん、がっつきすぎた…」
れおの一つひとつの動作が、茜の胸を高鳴らせる。
「大丈夫…。私ばっかり、気持ち良くなってヤダよ…れお君…。」
「ソレはどういう意味?俺は、気持ち良さそうな茜さんの表情見るのが好きなんだよ。」
「……っ…、一緒に…気持ち良く…なりたい、です…。」
ベッドの上で抱きしめられて、耳元にれおの唇がぴったりと付く。
「茜さん、好き。もう、そんな事も言えるようになったんだ。俺のが欲しくなっちゃった?」
甘くてスパイシーな香りと、低くて優しい声で囁かれると腰がゾクリとした。
「2度目だから、ちゃんと全部入るかな?痛かったら言ってね。ちょっと待って。」
——全部?昨日のは全部じゃなかったの?
「お待たせ。それじゃ、入るよ。」
れおは入れると言っても、外側に擦り合わせて茜の反応を楽しでいるようだった。
「あっ…。んんっ…。」
「また、どんどん濡れてきた。期待してる?」
入りそうで入らない、もどかしい動きをされ、下腹部が切なくなる。
「んっ、れお君…入れて欲し…。」
入り口にピッタリとあてられ、熱くて大きいものが茜の中へ入ってくる。
「ん…茜さん、力抜いて…。」
「あっ…がんばる、でも…欲しかったから…嬉し、んっ。」
「っ…、狭い…そんな事言われたら、セーブ出来ない…っ。」
ゆっくりと腰を落としただけなのに、めいいっぱい内側が満たされていく。
「あぁ…ッ、れお君、んんんっ…。」
「茜さん、大丈夫?苦しい?」
「ううん、苦しくない、よっ、ん。」
「まだ全部入ってないから、もう少し入れても大丈夫かな…動くよ。」
れおを受け入れる事に精一杯で、1ミリの余裕もない。
茜の反応を確かめながらゆっくりと動くれおは、余裕のない表情を見せた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる