年下くんは三十路の私より経験が豊富でした。

調香師として仕事ばかりしていた茜。気がつけば30歳目前。

彼女の恋愛を難しくする、それは『におい』への執着。

調香師を志したきっかけになった、懐かしい香り。その香りはいつしか憧れの香りとなって茜の中で膨らんでいった。
その香りを商品開発出来ないかと日々仕事に追われていた。試作品の完成まで漕ぎ着けた茜。
とある人物と再会する事で茜に仕事もプライベートにも様々な変化が起こる。

R-18のお話には※をつけています。
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