悪役の妹は姉の婚約者候補を葬り去る

岡暁舟

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 モリソンが私に告白?信じられなかった。こういう形で告白されることはなかったから…。どうして私が?

「ねえ、あなた…本当に私に告白しているの?」

「ああ、君に告白しているんだ。僕は純粋に…ローズのことが好きなんだ!」

「…それは、お姉様の代わりとして?」

「いいや、そんなことはない。というか…どうして君はお姉さんのことをそんなに気にするんだ?」

 モリソンのシンプルな質問…確かに、でも答えることが出来なかった。

「僕が君のことを好きになった理由…そこに君のお姉さんが登場する必要があるのか?」

 いや、言われてみればその通りなんだけど…やっぱり信じることが出来なかった。

「だったら…私のことが本当に好きなんだったら…言葉だけじゃなくて…形で示してよ…」

 モリソンは慌てた。やはり、女性経験がないのか。

「ええっと…そういうことは難しくて…」

「だって、私のことが好きなんだったら…出来るわよね?」

 何も出来ないってことは…やっぱりモリソンは嘘をついているのだろうか…なんて思った。

「ああ、僕には分からないよ!」

 まあ、仕方のないことだ。そうそう、初めから期待していないから。


「それはそうと…お姉様たちの喧嘩は終わったかしら…」

 私は慌てているモリソンを残して、お姉様たちの様子を見に行った。喧嘩が続いているのだったら、いや、喧嘩が終わっていたら、私は今日のお相手を葬り去る…そう決めたのだ。

「モリソン、あなたにとっては都合のいい夜になるかもしれないわよ…」

 私は言った。モリソンは…分かっていないのか、慌てていた。

「まあ、いいや。さて…今日のお相手を始末しに行きますか…」


 私はモリソンを部屋に監禁した。外から鍵をかけて出られないようにした。まあ、なんだか分からないけど色々考えて自分の世界に入り浸っているみたいだから…ばれないわよね。



 その足で、ローズはマーガレットのいる部屋に向かったのだった…。

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