婚約破棄された令嬢の細やかな異世界生活

岡暁舟

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「あの女が帰ってくる?」

 サリーは声を荒げた。

「どうして?そんなことに・・・」

「聞いたところによると、公爵令嬢カナエ様があの女の味方になったようですぞ・・・」

「カナエ様が味方に?どうして、そんなことに・・・」

「ええ、見事カナエ様の胃袋を掴んだそうですぞ!」

「胃袋を掴んだ・・・そんなの、あの女でなくても務まるでしょう・・・」

「それが、カナエ様はどうも絶好調なようですぞ!」

「・・・・・・」

 サリーは開いた口が塞がらなかった。

「まずいまずい・・・カナエ様が味方となったら、それは大問題だ・・・。その前になんとか手を打たないと・・・」

 サリーもまた、クロビッツ様の屋敷を出てカレン一行・・・究極の目標はこの私であると思うが、を追いかけることとなった。

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