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その1
「マリリン!私は君との婚約を破棄しようと思うのだ!!!」
伯爵様は、そのように言いました。私は困惑してしまいました。そして、伯爵様に理由を尋ねました。すると。
「君のことが気に入らないのだ。そして、一番目障りなのは、私の近辺を嗅ぎまわっているということだ。君は、私のことを恐喝しようとしたよな???」
「滅相もございません。私は、そのようなことはしておりません!!!」
「本当か?でもな、ここには証拠があるのだ。見てみろ。これでも、白を切るつもりなのか?」
伯爵様のことを、私は心から愛していた……わけではございませんでした。ただなんとなく、話の成り行きで、みたいな?
そんな感じでしたので、非常にギクシャクしていたことは、間違いないと思います。でも、いきなり、婚約破棄と言われてしまったら、やはり、こちらも困ってしまうわけでございまして……。
「それに……君は相当悪い女のようだな???」
「と言いますと???」
「まだ、とぼけるのか?私との婚約を根回しするために、どれほどの金を貢いだのか……私は全て知っておるのだぞ???」
ですから、私はどうしても伯爵様と婚約したいわけではございませんでした。全ては、成り行きで始まったのでございます。だから、伯爵様が言っておられることは、全てウソなのでした。
伯爵様は、そのように言いました。私は困惑してしまいました。そして、伯爵様に理由を尋ねました。すると。
「君のことが気に入らないのだ。そして、一番目障りなのは、私の近辺を嗅ぎまわっているということだ。君は、私のことを恐喝しようとしたよな???」
「滅相もございません。私は、そのようなことはしておりません!!!」
「本当か?でもな、ここには証拠があるのだ。見てみろ。これでも、白を切るつもりなのか?」
伯爵様のことを、私は心から愛していた……わけではございませんでした。ただなんとなく、話の成り行きで、みたいな?
そんな感じでしたので、非常にギクシャクしていたことは、間違いないと思います。でも、いきなり、婚約破棄と言われてしまったら、やはり、こちらも困ってしまうわけでございまして……。
「それに……君は相当悪い女のようだな???」
「と言いますと???」
「まだ、とぼけるのか?私との婚約を根回しするために、どれほどの金を貢いだのか……私は全て知っておるのだぞ???」
ですから、私はどうしても伯爵様と婚約したいわけではございませんでした。全ては、成り行きで始まったのでございます。だから、伯爵様が言っておられることは、全てウソなのでした。
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