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「どうして、私はこんな目に合わないといけないんだ???」

不満を爆発させるポワソン様……まあ、当然のことでしょう。彼は何も罪を犯していないのですから。

「まあまあ、そんなこと言わずに、私たちと遊びましょうよ」

ポワソン様が軟禁状態となり、性欲が溜まる一方であることを知った警察は、適当な娼婦を捕まえてきて金で雇い、ポワソン様の部屋にぶち込んだ。

「お前は何者だ???どこの家の出身だ???」

家柄を気にするのは当然のことでした。

「そんなこと、どうでもいいじゃないですか???」

「いやいや、どうでもよくないよ。見るからに卑しい顔立ちだな……」

「まあ、ひどい。そんな言い方はあんまりですわ!!!」

娼婦たちは反感を抱きました。とは言え、破格の報酬を受け取っていたわけなので、ポワソン様の相手をするのを拒みませんでした。中には蔑まれることで、かえって興奮する女もいたようでした。どんだけ変態なのでしょうか???

「それで……お前たちは何をしにやって来たんだ???」

「何をって……そりゃあ、こんな狭い部屋にいい男といい女たちが同じ部屋にいたら……やることは一つしかないでしょう???」

女たちはポワソン様を誘惑しました。でも、ポワソン様はいつもと違って非常に冷静でした。

「お前たち……まさか、新たな刺客か???」

「新たな刺客???一体、なんの話をしているのでしょう???」

「だって……私は女を抱いて、その抱いた女が死んだからこうして、この小さな部屋に監禁されているんだ!!!お前たち、私をさらに突き落とそうとしているんだろう!!!」

「いいや、そんなことはありませんわ……」

「そんなことはない!!!お前たちの目を見ればすぐに分かるぞ!!!ああ、お前たちはろくでもない人間に雇われた犬だ!!!お前たちと関係を持った瞬間、今度は世界のならず者がやって来て……いよいよ、私のことを抹殺するつもりなんだろう!!!そんなことはさせないぞ!!!おい、お前ら。私に一歩でも近づいたら、すぐさま殴ってやるからな!!!」

ここまで強がっていると、かえって滑稽に思えてしまうのは女たちだけではないはず……裸の王子様とでも言ったところでしょうか。

「何だか……そこまで言われたら、やる気失せますわね……」

でも、ポワソン様の不満を紛らわすことで報酬を得ることができるわけですから、女たちはチャンスを狙っていました。ポワソン様も最初はでかいことを言っておりましたが、次第に調子が狂い始め、最終的には女たちを受け入れるようになっていくのでした……。
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