令嬢は蚊帳の外

岡暁舟

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どうして私だけ、愛されないのでしょうか。

「お姉様は早くやめたほうがいいじゃないでしょうか」

結局、婚約者を妹に奪われてしまった。そして、本来であれば私を擁護してくれるべき両親も、特に何も言わなかった。

すべては妹にとって都合の良い世界となっているようだ。

仕方のないことかもしれない。でも、私はまだやることが残っている。だから、まだ辞めるわけにはいかないのだ。

「あなたが幸せになるまで、そしてその幸せが崩壊して、絶望に至るまで」

「あなたは私を追いかけて、私はあなたを追いかけ続ける」

結局は、これだけが私に与えられた運命なのだから。
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