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「ねえ、マリア???」
私はやはり緊張してしまうのだった。夜はもともと、一日の中で最も落ち着く時間だった。それが今となっては、一番不安な時間になってしまった。私は一人になるのが好きだった。人に愛されるってことは悪くない。でも……愛の裏側に待ち構える男女の交わり……これは中々難しかった。
「なんでしょうか……」
「緊張する必要はないさ。これは神聖なる儀式なのだからな……」
ピーター将軍が用意した寝室……当然のことながら、私たち以外には誰もいなかった。
「ええ、そのようですね……」
「さあ、服を脱いでみな……」
恥ずかしかった。服を脱いで……結局のところ、私にはなんの魅力もないものだから……殿方から軽蔑される未来しか待っていないのだ。でも……ピーター将軍は少し違うのだろうか???
「ああ、君は十分に魅力的な女の子じゃないか……」
そんなふうに、私に声をかけてくれるのだった。本当に魅力的なのか……もちろん、私には分からなかったけど、まあそこまで言ってくださるのは、悪い気はしなかった。
「さあ、私のことも癒してくれよ……」
もちろん、その方法は一通り勉強していたが、上手くできる自信はなかった。殿方のいきり立った一物をそのまま口に咥えて……飴のようにしゃぶり続けるだけだった……。
「君は……随分うまいじゃないか。他の男を抱いて……たくましくなったのかな……」
ピーター将軍はそんなふうに論評した。私はもちろん、最初から自身なんてなかったのだ。でも……彼が認めてくれているのは……本当なのだろうか???それとも……私が悲しまないための口実なのだろうか。
どちらにしても、私は自分が彼にしていることを続けようと思った。それしか……私は考えていなかった。
************************************************
「捨てないで……」
「誰が君のことを捨てるんだ……???私がそんな酷いことを……するわけないじゃないか……」
彼……あの時の彼なの???
ピーター将軍……幼い頃、私の心を射抜いたのは、ひょっとして……????
私はやはり緊張してしまうのだった。夜はもともと、一日の中で最も落ち着く時間だった。それが今となっては、一番不安な時間になってしまった。私は一人になるのが好きだった。人に愛されるってことは悪くない。でも……愛の裏側に待ち構える男女の交わり……これは中々難しかった。
「なんでしょうか……」
「緊張する必要はないさ。これは神聖なる儀式なのだからな……」
ピーター将軍が用意した寝室……当然のことながら、私たち以外には誰もいなかった。
「ええ、そのようですね……」
「さあ、服を脱いでみな……」
恥ずかしかった。服を脱いで……結局のところ、私にはなんの魅力もないものだから……殿方から軽蔑される未来しか待っていないのだ。でも……ピーター将軍は少し違うのだろうか???
「ああ、君は十分に魅力的な女の子じゃないか……」
そんなふうに、私に声をかけてくれるのだった。本当に魅力的なのか……もちろん、私には分からなかったけど、まあそこまで言ってくださるのは、悪い気はしなかった。
「さあ、私のことも癒してくれよ……」
もちろん、その方法は一通り勉強していたが、上手くできる自信はなかった。殿方のいきり立った一物をそのまま口に咥えて……飴のようにしゃぶり続けるだけだった……。
「君は……随分うまいじゃないか。他の男を抱いて……たくましくなったのかな……」
ピーター将軍はそんなふうに論評した。私はもちろん、最初から自身なんてなかったのだ。でも……彼が認めてくれているのは……本当なのだろうか???それとも……私が悲しまないための口実なのだろうか。
どちらにしても、私は自分が彼にしていることを続けようと思った。それしか……私は考えていなかった。
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「捨てないで……」
「誰が君のことを捨てるんだ……???私がそんな酷いことを……するわけないじゃないか……」
彼……あの時の彼なの???
ピーター将軍……幼い頃、私の心を射抜いたのは、ひょっとして……????
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