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その1
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「クリス!私はもう貴様との生活には飽き飽きした!それに……このふざけた仕打ちは何なんだ!もう頭に来たぞ!貴様との婚約を破棄しようじゃないか!」
第一王子のカタルは、大きな声で叫んだ。
「私は一向に構いませんが……しかしながら……あの、公衆の面前で、私のことを怒鳴っても仕方がないと思いますけど」
令嬢クリスと王子カタルの婚約を祝うパーティーの場だった。
「そんなことはどうだっていいんだ!それよりも早く!貴様の仕込んだイタズラを、とっとと止めるんだ!!!」
「イタズラ……はて、何の話でしょうか?私は何もしておりませんが?」
カタルのボルテージがどんどん上がっていった。
「貴様!これ以上私を愚弄すると言うのなら、この場で切り捨てるぞ!!!アーノルド!」
カタルは、近衛長であるアーノルドを呼びつけた。
「早く!刀を持ってくるんだ!この場で切り捨ててやるわ!!!」
しかし、アーノルドは一向にやってこなかった。
「おい!アーノルドよ、どこにいるのだ!!!早く、刀を持ってこいと言っておるのだ!早くしろ!!!」
普通ならば、三秒と経たずにやって来るはずなのだが、やって来る気配がなかった。
パーティーに集まった貴族たちは、カタルが一人で叫んでいるので、何事か、と興味津々だった。
「それに……申し上げにくいのですが……一度決まった婚約を破棄するとなりますと、私たち双方の合意に加えまして、両家の主の合意も必要になりましょう?」
「ふんっ!そんなことは承知している!私が皇帝陛下に貴様の仕打ちを進言すれば、皇帝陛下はお赦しになるだろう!貴様の家は知らないが……もしも歯向かうのであれば、潰してやるわ!」
「そんな物騒なことをおっしゃいますな。周りに全て筒抜けですよ?」
「そんなことを、貴様が心配する必要はない!これは、私にとって一大事なのだから!!!」
「なるほど……一大事ですか?」
アーノルドが中々やってこないので、時間だけが過ぎていった。最初は身体を小刻みに震わせていたカタルであったが、次第に身体を大きく揺らすようになった。そして、アーノルドが来ないこと、クリスの仕打ちに対する怒りを凌駕する快感に、カタルは打ちひしがれていた。
「おイッ……どうしたんだ……本当に……早くしてくれって……出ちゃうよ…………」
「何が出るんですか?」
「バカッ!そんなことを聞くこと自体が不敬だぞ…って、んんんんぁぁぁぁぁぁぁ…いいんだよ、これがぁ!!!」
「何がいいんですか?一体どうしたのですか?はっきりと、分かるように教えてください!」
「ふざける……なぁ……。私を……これだけ狼藉しておいて……ただで済むと思うなよ……はぁぁぁぁ…………おイッ、本当に何とかしてくれないと、もうでちゃうんだってばぁ!!!!」
クリスは、楽しそうに踊っているカタルの尻に手を触れた。
「ふざけるな!ただでさえ……おイッ、本当に止めてくれって言ってるじゃないかぁ!頼むから……おイッ、本当にこれ以上はまずぃっいいいいいいいいいいい!」
アーノルドがやって来たのは、カタルが初めて呼んでから三十分くらい経ったときのことだった。
「ごごごごようけんはっ……ななななんでぇございましょょっかぁ?」
「おイッ、お前も毒されたのか?」
アーノルドも、普段の凛々しさが消えて、どことなくカタルに似て浮足立って見えた。カタルは、はっと気が付いた。
「貴様っ!アーノルドにもイタズラしたのかぁ???」
「さて、どうでしょうか?」
クリスはニンマリと笑った。
「それよりも……カタル様?私にもこの場で貴族に語りかける権利をお与えくださいませんか?」
「だれがぁ……そんなことを……」
クリスは、カタルの股間を思いっきり足で蹴っ飛ばした。
「ふぎゃぁぁぁぁぁぁっ!」
「そんな……赤ちゃんじゃないんですから。とりあえず、床に寝っ転がってのんびりしていてくださいね!」
クリスはこう言い残して、檀上に上った。
「ええっ……ここにお集まりの全ての御令嬢様方に申し上げます。今こそ、私たちが革命を起こすときがやって来たのです!この情けない王子様をご覧になって、いかがお思いでしょうか?既にパートナーをお持ちの方は、その肝っ玉をよーく御覧なさい!どうですか?小さいでしょう?そうなんですよ!こんな男どもに、国を任せることができるでしょうか?私はできないと思いますね!ですから、男たちを奴隷にしてしまえばいいんです。普通に取っ組み合うと、勝てません。ですから、私はこうして、男を一撃でノックアウトできるおもちゃを開発したのです!!!」
クリスはこう言って、寝そべっていたハルクに立つよう促した。
「先ほどより、カタル様が妄動を繰り返しているのは、このおもちゃをお尻の中に突っ込んだ結果なのです!ついでに、近衛長のアーノルド様にも同じおもちゃを仕込ませました!そしてそして!なんとなんと!私もほら!こうして男になることができるのです!」
クリスはおもちゃと共に用意した、着脱可能な突起物を見せびらかした。
「これをお尻の中に突っ込むと……ほらほら、いやらしい音を立てて、吸い込んでいきますよ!!!」
カタルのペニスは、もはや、隠しようのないほど大きく膨れ上がっていた。それを見た令嬢たちは、皆口々に、
「旦那のより大きいわ!」
と言った。カタルは顔を真っ赤にして、手で覆い隠すしかなかった。
第一王子のカタルは、大きな声で叫んだ。
「私は一向に構いませんが……しかしながら……あの、公衆の面前で、私のことを怒鳴っても仕方がないと思いますけど」
令嬢クリスと王子カタルの婚約を祝うパーティーの場だった。
「そんなことはどうだっていいんだ!それよりも早く!貴様の仕込んだイタズラを、とっとと止めるんだ!!!」
「イタズラ……はて、何の話でしょうか?私は何もしておりませんが?」
カタルのボルテージがどんどん上がっていった。
「貴様!これ以上私を愚弄すると言うのなら、この場で切り捨てるぞ!!!アーノルド!」
カタルは、近衛長であるアーノルドを呼びつけた。
「早く!刀を持ってくるんだ!この場で切り捨ててやるわ!!!」
しかし、アーノルドは一向にやってこなかった。
「おい!アーノルドよ、どこにいるのだ!!!早く、刀を持ってこいと言っておるのだ!早くしろ!!!」
普通ならば、三秒と経たずにやって来るはずなのだが、やって来る気配がなかった。
パーティーに集まった貴族たちは、カタルが一人で叫んでいるので、何事か、と興味津々だった。
「それに……申し上げにくいのですが……一度決まった婚約を破棄するとなりますと、私たち双方の合意に加えまして、両家の主の合意も必要になりましょう?」
「ふんっ!そんなことは承知している!私が皇帝陛下に貴様の仕打ちを進言すれば、皇帝陛下はお赦しになるだろう!貴様の家は知らないが……もしも歯向かうのであれば、潰してやるわ!」
「そんな物騒なことをおっしゃいますな。周りに全て筒抜けですよ?」
「そんなことを、貴様が心配する必要はない!これは、私にとって一大事なのだから!!!」
「なるほど……一大事ですか?」
アーノルドが中々やってこないので、時間だけが過ぎていった。最初は身体を小刻みに震わせていたカタルであったが、次第に身体を大きく揺らすようになった。そして、アーノルドが来ないこと、クリスの仕打ちに対する怒りを凌駕する快感に、カタルは打ちひしがれていた。
「おイッ……どうしたんだ……本当に……早くしてくれって……出ちゃうよ…………」
「何が出るんですか?」
「バカッ!そんなことを聞くこと自体が不敬だぞ…って、んんんんぁぁぁぁぁぁぁ…いいんだよ、これがぁ!!!」
「何がいいんですか?一体どうしたのですか?はっきりと、分かるように教えてください!」
「ふざける……なぁ……。私を……これだけ狼藉しておいて……ただで済むと思うなよ……はぁぁぁぁ…………おイッ、本当に何とかしてくれないと、もうでちゃうんだってばぁ!!!!」
クリスは、楽しそうに踊っているカタルの尻に手を触れた。
「ふざけるな!ただでさえ……おイッ、本当に止めてくれって言ってるじゃないかぁ!頼むから……おイッ、本当にこれ以上はまずぃっいいいいいいいいいいい!」
アーノルドがやって来たのは、カタルが初めて呼んでから三十分くらい経ったときのことだった。
「ごごごごようけんはっ……ななななんでぇございましょょっかぁ?」
「おイッ、お前も毒されたのか?」
アーノルドも、普段の凛々しさが消えて、どことなくカタルに似て浮足立って見えた。カタルは、はっと気が付いた。
「貴様っ!アーノルドにもイタズラしたのかぁ???」
「さて、どうでしょうか?」
クリスはニンマリと笑った。
「それよりも……カタル様?私にもこの場で貴族に語りかける権利をお与えくださいませんか?」
「だれがぁ……そんなことを……」
クリスは、カタルの股間を思いっきり足で蹴っ飛ばした。
「ふぎゃぁぁぁぁぁぁっ!」
「そんな……赤ちゃんじゃないんですから。とりあえず、床に寝っ転がってのんびりしていてくださいね!」
クリスはこう言い残して、檀上に上った。
「ええっ……ここにお集まりの全ての御令嬢様方に申し上げます。今こそ、私たちが革命を起こすときがやって来たのです!この情けない王子様をご覧になって、いかがお思いでしょうか?既にパートナーをお持ちの方は、その肝っ玉をよーく御覧なさい!どうですか?小さいでしょう?そうなんですよ!こんな男どもに、国を任せることができるでしょうか?私はできないと思いますね!ですから、男たちを奴隷にしてしまえばいいんです。普通に取っ組み合うと、勝てません。ですから、私はこうして、男を一撃でノックアウトできるおもちゃを開発したのです!!!」
クリスはこう言って、寝そべっていたハルクに立つよう促した。
「先ほどより、カタル様が妄動を繰り返しているのは、このおもちゃをお尻の中に突っ込んだ結果なのです!ついでに、近衛長のアーノルド様にも同じおもちゃを仕込ませました!そしてそして!なんとなんと!私もほら!こうして男になることができるのです!」
クリスはおもちゃと共に用意した、着脱可能な突起物を見せびらかした。
「これをお尻の中に突っ込むと……ほらほら、いやらしい音を立てて、吸い込んでいきますよ!!!」
カタルのペニスは、もはや、隠しようのないほど大きく膨れ上がっていた。それを見た令嬢たちは、皆口々に、
「旦那のより大きいわ!」
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