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午前中2時 ①
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あの日以来、健は元々予定されていた打ち合わせや会議以外、急なものに関しては全部断り、優斗との時間を大切にしているようだった。
そのかわり、優斗が眠った夜中や早朝に起き、優斗を起こさないようダイニングで静かに仕事をしているようだ。
夜中、優斗が寝返りをした時、そばに健の気配がなかった。
今日もまた夜遅くまで、頑張ってる。
時計を見ると、午前2時。
今日の健の出勤は早出だ。
もうここのところ、健はまとまって眠っているところを、優斗は見ていなかった。
健は俺との時間を大切にしてくれて、一緒にいる時間を作ってくれている。
健と一緒にいれて、すごく嬉しい。
嬉しいけど……。健の体が心配だよ…。
優斗は自分の感情に戸惑っていた。
健と一緒にいたい。
一緒にいられたら、それだけで幸せだ。
以前のように、一緒に住んでても、寂しいということはなくなった。
それは優斗の心を満たしてくれているはずなのに、健が優斗との時間を大切にすることで、健に仕事で負担をかけていないか?コラボ企画でのメンバーとの関係を悪くしていないか?心配になる。
だからと言って健に『仕事に専念して』と、いう勇気もない。
俺は自分勝手だ…。
そう落ち込むたび、優斗は健のそばにいたくなる。
優斗はもうそろそろ、健がベッドに帰ってきてくれるかもと、寝室のドアを見る。
だが、いつまで経っても廊下を歩く音はしない。
少しだけ…、姿だけ…見にいこう…。
優斗はベッドを抜け出し冷えた廊下を歩き、静かにダイニングに向かう。
ーカチャリ……ー
そっと、そっとダイニングのドアを開けると、1箇所だけ電気をつけ、健がパソコンを向かっている。
そしてそのパソコンのそばには、優斗と一緒に買ったマグカップが置いていて、時折、マグカップをチラリと見たり大切そうに触ると、また資料やパソコンの画面を見る。
そうしているうちにキーボードを打つ手が止まり、肘をつき画面を見つめる。完全に行き詰まったようで、卓上の時計を見た。
今日はここまでで、もう寝るのかな?
優斗は健の様子を見ていたが、パソコンを閉じてる素振りはなく、違う画面を映し出す。
まだ頑張るの?
俺が寝ている間に、いつも1人、こんなに頑張ってたなんて…。
俺にも、なにかできないかな…?
優斗は健を驚かさないように、開いたままのダイニングのドアをノックし、
「健、入っていい?」
と、声をかけると、健が振り向く。
「ごめん、起こした?」
「ううん。ちょっと目が覚めただけ。健…、仕事の邪魔にならなかったら、そっちに、行っていい?」
様子を伺いながら優斗が言うと、
「もちろん。おいで」
健が手招きをする。
優斗は健のそばにいくと、
あれ?
机の上にあったマグカップは健のだけではなく、優斗のものもあった。
そのかわり、優斗が眠った夜中や早朝に起き、優斗を起こさないようダイニングで静かに仕事をしているようだ。
夜中、優斗が寝返りをした時、そばに健の気配がなかった。
今日もまた夜遅くまで、頑張ってる。
時計を見ると、午前2時。
今日の健の出勤は早出だ。
もうここのところ、健はまとまって眠っているところを、優斗は見ていなかった。
健は俺との時間を大切にしてくれて、一緒にいる時間を作ってくれている。
健と一緒にいれて、すごく嬉しい。
嬉しいけど……。健の体が心配だよ…。
優斗は自分の感情に戸惑っていた。
健と一緒にいたい。
一緒にいられたら、それだけで幸せだ。
以前のように、一緒に住んでても、寂しいということはなくなった。
それは優斗の心を満たしてくれているはずなのに、健が優斗との時間を大切にすることで、健に仕事で負担をかけていないか?コラボ企画でのメンバーとの関係を悪くしていないか?心配になる。
だからと言って健に『仕事に専念して』と、いう勇気もない。
俺は自分勝手だ…。
そう落ち込むたび、優斗は健のそばにいたくなる。
優斗はもうそろそろ、健がベッドに帰ってきてくれるかもと、寝室のドアを見る。
だが、いつまで経っても廊下を歩く音はしない。
少しだけ…、姿だけ…見にいこう…。
優斗はベッドを抜け出し冷えた廊下を歩き、静かにダイニングに向かう。
ーカチャリ……ー
そっと、そっとダイニングのドアを開けると、1箇所だけ電気をつけ、健がパソコンを向かっている。
そしてそのパソコンのそばには、優斗と一緒に買ったマグカップが置いていて、時折、マグカップをチラリと見たり大切そうに触ると、また資料やパソコンの画面を見る。
そうしているうちにキーボードを打つ手が止まり、肘をつき画面を見つめる。完全に行き詰まったようで、卓上の時計を見た。
今日はここまでで、もう寝るのかな?
優斗は健の様子を見ていたが、パソコンを閉じてる素振りはなく、違う画面を映し出す。
まだ頑張るの?
俺が寝ている間に、いつも1人、こんなに頑張ってたなんて…。
俺にも、なにかできないかな…?
優斗は健を驚かさないように、開いたままのダイニングのドアをノックし、
「健、入っていい?」
と、声をかけると、健が振り向く。
「ごめん、起こした?」
「ううん。ちょっと目が覚めただけ。健…、仕事の邪魔にならなかったら、そっちに、行っていい?」
様子を伺いながら優斗が言うと、
「もちろん。おいで」
健が手招きをする。
優斗は健のそばにいくと、
あれ?
机の上にあったマグカップは健のだけではなく、優斗のものもあった。
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