俺のスパダリはギャップがすごい 〜いつも爽やかスパダリが豹変すると… 〜

俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー

甘い夜 ⑧

「蓮…四つん這いになって…」

もう、殆ど力が入らなくなっていた蓮だったが、懸命に力を振り絞り四つん這いになった。

真司の一緒になれる……
幸せから、蓮の目には涙が浮かぶ。

蓮の双丘もピンク色の後孔も真司にあらわになり、後孔からはトロトロと液が流れ出ていた。

「しんじ…はやく…」

蓮が言うのと同時に後孔も真司の楔を咥え込もうとピクピク震える。
真司はゆっくりと蓮の後孔に楔をあてがうと、蓮の後孔の入り口近くを先端で擦り始めた。

「…っあ…っぁぁ…しんじ…おく…おくが…いい」

蓮は、もうほぼ無意識に言っていた。

「自分から言えるように…なったね…」

「は、、あぁぁ…っっ」

ゆっくりと真司の楔は蓮の弱いところを押しながら、中へと入っていく。

「っく……奥で…どうして欲しい…？」
蓮の中は脈打ち、真司の楔を絡めていく。

蓮の口から妖艶な言葉を言わせようと、真司はわざと浅くつく。

「おく…をついて…まえ…みたいに…ずっと…おくを…ついて…」

一番奥の壁に真司の楔があたる…
あの感覚が忘れられない。

蓮の熱った体からは、汗がにじみだす。
蓮の体は快楽から全身の力は入らなくなっていて、今にも体がベットに沈み込みそうにないたが、真司が腰に手を回し蓮の腰をぐっと持ち上げ、蓮の中に真司の楔がより深くねじ込まれる。

「は…ぁぁん…しんじ…」

蓮の口角からはキラキラ光る液体が流れて、喘ぎ声はかすれる…。
潤んだ目からは快楽が抑えきれなくなり涙が流れだしていた。
蓮は触られていない楔の根本にまで、真司の衝撃が伝わり、もっと、もっとと、いやらしく身体が刺激を求める。
そして蓮の背中に汗が流れると、それを真司が舐める。

「ア、ぁあぁぁ…っ」

内壁から、弱いところから、奥壁へと真司の楔が入ったり出たりと動くと、蓮の中のひくつきが止まらない。

真司の腰と蓮の双丘が打ち合い、その動きに合わせて蓮の身体が揺らされる。

幸せだ。
こんなに真司に求められ、
こんなに真司に愛されて、
身も心も全て甘やかされ、溶かされて…
もう真司がいない世界なんて、考えられない…
愛してる、真司…

自分の中で感じ、顔を歪める真司を見て、愛おしさが込み上げる。
そして、

「蓮…俺も…」
「イッ…く…」
二人同時に達し、真司は蓮の奥壁に熱い精を放ち、蓮は幸せな中、蕩けるような蜜を解き放った。