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登場人物

簡易人物紹介(※最新話までネタバレあり)

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登場人物紹介
(※予約投稿最新部分までネタバレあり)


■第1話(第1部)~

マグ
主人公。転生した記憶がなく、目覚めたら異世界にいた。魔王を倒して死んでしまった魔法学校の教師の体に「俺」として入っている。頭の片側に角の生えた成人男性。魔法辞典(スペルリスト)を身に刻んだ記録魔法の実力者だったらしい。

ストランジェット
主人公が最初に出会った少女。人の姿に翼と尾と角を持つ。輝石竜(ミルウォーツ)という希少な竜。竜本来の姿も存在する。愛称はスー。無性別。育ての親のマグのことが大好きで将来の夢は先生のお嫁さん(メス)になること。

アプシスフィア・ホームランド
魔法学校の生徒の一人。愛称はアプス。スーからはあっくんと呼ばれる。背負った雪待鳥(ゆきまちどり)の剣に宿っている剣の精霊の少年。真面目で疑い深いが根は素直。無き故郷の仇討ちを目標にしている。

ビアフランカ
魔法学校の教師。大きな胸の間に牙のような物がついている以外は普通の女性。おっとりとして優しくいつも糸目で微笑んでいる。生徒達の母的存在。マグの中身が別人ということに気付いており、この世界のことを教えてくれた。

コズエ
魔法学校の生徒の一人。最年長。濃桃の髪をツインテールにした気の強そうな女の子。生き物に優しい。ディルバーの世話をやいたりほこりちゃんを呼び寄せたりしている。とある魔法使いの血をひいており、ディルバーとは祖先で繋がっている。

シグマ・ハレンデール
鋭い目付きの毛長犬頭の獣人。細身のスーツを着こなす紳士。物語冒頭でレストランを経営していたオーナー。過去、騎士学校に所属していたが剣よりも料理の道を選んだ。指輪を使って風の魔法を操る。足技が強烈。

ジンガ・アンバーマーク
王国騎士団(バテンカイトス)の銀蜂部(アンバーマーク)隊を率いる隊長。白けた短い金髪と無精髭が特徴の隻腕の中年。横暴で下品な物言いをするが、面倒見は良く部下からは信頼されている。失くした片腕に機械を埋め込み、赤い腕爪を具現化させて戦う。

イレクトリア・コールドスナップ
銀蜂隊の副隊長。騎士らしい優雅な佇まいと温厚な振る舞いの好青年。街の女性達からの人気も高いが、実際はジンガをも困らせる程面倒臭がり。絵本や児童書を通して空想魔法を操る。洞察力が高く嗜虐的な面がある。

フィーブル・アーディバロン
気弱で心優しくいつもおどおどしている銀蜂隊の一員。牛の特徴を持つ高身長の女性。ジンガ達の言動によく脅かされている。普段の脆弱な態度とは裏腹に片手で成人男性を運べる程力持ちで、筋力を活かして重たい武器等を扱う事が出来る。


■第2話~

ディルバー
魔法学校の生徒の一人。コズエと行動を共にしている猫耳と鳥の翼、爬虫類の尻尾を持つ偉そうな態度の青年。自称最強の合成獣。非常に高飛車で軽薄で世間知らずなおバカだがコズエのことを本心から大切に思っている。

セージュ
魔法学校の最年少。草木を育てる力を持った花の精霊の女の子。恥ずかしがり屋で引っ込み思案な、スーの相部屋。マグのことが好き。

ジェイス
魔法学校の生徒。農家出身で明るい性格の元気な少年。アプスとは相部屋の関係。

ロック・ギースハワード
金鷹(ギースハワード)隊の現隊長。先代の功績を称えられ彼の死で後任することになったばかりの青年。親の七光りと周囲からの風当たりが良くなく度々大切な場面で萎縮してしまう。胃が弱く、虐めてくるジンガ達を鬱陶しく思っている。

ガルラ
金鷹隊所属の金長髪の大男。間延びした話し方をするが力強く体格通りの重い一撃を得意とする体術派の騎士。先代の金鷹部隊長に憧れを抱いていたようで、後継ぎの息子には疑念を抱いている。

カナン
銀蜂隊の隊員。橙色の毛先をした金髪と真っ赤なリップが印象的。勝ち気で冷静な女性騎士。自由奔放な部隊の中では常に落ち着き払っており、銀蜂隊のブレーン的存在。片腕に装備した焔鎧についている精霊で、自身の体を炎で包み込んで敵と戦う。

ミレイ
銀蜂隊の一員。独特な喋り方をするさっぱりとした性格の少女。猫耳猫尻尾と褐色肌、銀のおかっぱ頭にいれた緑のインナーカラーがトレードマーク。機械都市から取り寄せた拳銃と剣が一体化した武器を構え身軽さを活かして舞う。初対面でも馴れ馴れしくあだ名をつけたがる。

ファレルファタルム
類い希なる美貌を持つ輝石竜(ミルウォーツ)で、ストランジェットの母竜。港街の守り神として人々の間でおとぎ話にも語られていたが、魔王に幽閉されてしまったらしく、その後の彼女を知る者はマグ以外にいない。


■第3話~

テーオバルト・H・リントヴルム
治癒団の医師の一人で創立者キュリオフェルの血をひく竜。治癒魔法のエキスパート。自分の力を必要とする患者の為に休まず世界を飛び回っている。遠い国に妻と二人の子供がいる。体を鍛えており、よく脱ぐ。


■第4話(第2部)~

セファ・カロンディーク
十字蛇竜治癒団(リントヴルム)に所属する有翼人。ファレルの街医者として駐在している。ウェーブがかった髪は左右で白と青に色が別れ、ピンクの眼鏡を掛けている。奇抜な出立ちだが、非常に頑固者で寡黙。

コランバイン・アクィル
薬剤の調合を得意とする治癒団の一員。鷹の性質をもつ獣人。いつもニコニコ笑っていて異様にテンションが高い。団員達の健康状態を把握している。他人に痛い注射をするのが好き。

カスケード・ティルニ
港街を飛び回る配達員兼郵便屋。青い鳥の翼と尾を生やしたせっかちで慌ただしい青年。

リュワレ・オーミット
外界から隔離された機械都市に住まう令嬢。都市の基盤を作り発展させた父の財産と技術を継ぎ、中枢的人物とされている13歳の少女。都市の発展に尽くすため大人っぽく振る舞って外交に務めるが、本来は我が儘で気まぐれ。浪費癖がある。外の世界に憧れている。

コルベール
リュワレの父の秘書を務めていた青年。体のほとんどを機械化し分子レベルで肉体と結合させる実験の唯一の成功個体。主の忘れ形見であるリュワレを大切に思い側に仕えているがつい口を出しすぎてしまう。外交に長けるが腹黒く、非常に毒舌。守銭奴。

ガスト・ジムディ
リュワレの婚約者。彼女からは嫌われている中年男性。人相もよくないが、都市外との商易を一手に引き受けている有力者。

ユーレカ
深淵に落とされエルトダウンの腹の中で暮らしている純真な少女。死した魔王の呪いを集約した危険な存在のため時間をかけて消化されている最中だが、本人は知らず親切にしてくれるエルトダウンを好いている。週に数日、外に出て普通の女の子生活を謳歌するのが楽しみ。

エルトダウン
世界の裏側か根底、深淵に棲み人々の穢れや汚染物質を食い消す巨大な虫の魔物達の真祖。伝説上の存在。指一本を人型に擬態させて世間に潜り、人間観察や時代の流れを見守って楽しむのが趣味。外見とは裏腹に穏やかで優しい。

メナリシスアルテ
エルトダウンの卵から孵化した魔物。ふさふさの毛に覆われた体や大きな瞳が愛らしい。陽の光に弱いため赤ん坊のように包んでユーレカが連れ出し、二人の子供としておままごとに付き合わせている。ゴミを食べる虫。愛称はメナちゃん。

キュリオフェル
治癒団(リント)の創立者。ストランジェットに瓜二つな顔をしている。正体は人々の魂を運び正しく転生させる役割を持つ神竜。表向きには治癒魔法の担い手や世界の理を紡ぐ者として神聖視され、神の御遣いとして秘めやかに暮らしているが、幼い子供のような自分勝手で残酷な人格も持っている。




以下進むにつれ追記。





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