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7 お手伝い
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気がつけば、彼を殺しにきてから3ヶ月が経っていた。
アザリアは今日も彼の執務室で執務のお手伝いをしながら、彼を殺す機会を伺い続けている。
朝耳元で囁かれた『掌の上で踊れ』という言葉は完全に無視し、彼の想定外を目指しているなんて、誰にいうものか。
(でも、———全く隙がないのよね………。
3ヶ月間も張り付いているのに収穫ゼロとか、暗殺者として自信を無くしてしまうわ)
国家機密しかないと言っても過言ではない書類に塗れながら、アザリアはそっとため息をこぼす。なんだか国の中枢に潜り込みすぎている気がしてならない。これ以上は危険だと理性が警鐘を鳴らすのにも関わらず、暗殺者としての己が、暗殺者としてのプライドが、それを許してはくれない。
(なんとしてでも籠絡して殺して見せるわ。史上最高の暗殺者アザリアの名にかけて)
休憩用に淹れたお茶の中に通常の10倍に強めた惚れ薬を、規定量の3倍ほどドバドバっと入れたアザリアは、何事もなかったかのようにそのお茶を王子の前に置いておく。飲んでくれるかはさておき、飲めば十中八九アザリアに惚れて死んでくれることだろう。
あわよくば強すぎる惚れ薬で死んでくれてもいいが、それはほとんどの確率で起こらない。
彼はあまりも毒への耐性が強すぎるからだ。
アザリアは壁に山積みになっている書籍を整理しながら、そっとため息を落とす。
本当に、何故こんな不可能任務を受けてしまったのだろうか。
3ヶ月前に戻れるのならば、今のアザリアは間違いなくそんな馬鹿げた任務は絶対に受けるなと己を殺してでも止める。
*************************
読んでいただきありがとうございます🐈🐈🐈
アザリアは今日も彼の執務室で執務のお手伝いをしながら、彼を殺す機会を伺い続けている。
朝耳元で囁かれた『掌の上で踊れ』という言葉は完全に無視し、彼の想定外を目指しているなんて、誰にいうものか。
(でも、———全く隙がないのよね………。
3ヶ月間も張り付いているのに収穫ゼロとか、暗殺者として自信を無くしてしまうわ)
国家機密しかないと言っても過言ではない書類に塗れながら、アザリアはそっとため息をこぼす。なんだか国の中枢に潜り込みすぎている気がしてならない。これ以上は危険だと理性が警鐘を鳴らすのにも関わらず、暗殺者としての己が、暗殺者としてのプライドが、それを許してはくれない。
(なんとしてでも籠絡して殺して見せるわ。史上最高の暗殺者アザリアの名にかけて)
休憩用に淹れたお茶の中に通常の10倍に強めた惚れ薬を、規定量の3倍ほどドバドバっと入れたアザリアは、何事もなかったかのようにそのお茶を王子の前に置いておく。飲んでくれるかはさておき、飲めば十中八九アザリアに惚れて死んでくれることだろう。
あわよくば強すぎる惚れ薬で死んでくれてもいいが、それはほとんどの確率で起こらない。
彼はあまりも毒への耐性が強すぎるからだ。
アザリアは壁に山積みになっている書籍を整理しながら、そっとため息を落とす。
本当に、何故こんな不可能任務を受けてしまったのだろうか。
3ヶ月前に戻れるのならば、今のアザリアは間違いなくそんな馬鹿げた任務は絶対に受けるなと己を殺してでも止める。
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読んでいただきありがとうございます🐈🐈🐈
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