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べんきょうしよう
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それから、毎日絵本を見たり、読んでもらったりする日が続いた。ルイザさんやサクさんのおかげで、かんたんな文字が読めるようになってきた。欲しいとお願いして文字の表も貰った。
「たしか、これが……あ、これが、な……」
絵本と表を見比べながら読む練習もしている。これが楽しくってついつい夢中になっちゃう。
ルイザさんもニコニコしながら僕を見てる。分からなくて首を傾げてる時にはそっと教えてくれる。
ご飯の時に文字の練習をしてることをリュイさまに伝えたら……
「そうなんですね……リラにはまだ早いと思ったのですが……良ければ家庭教師を雇いましょうか?いろんな勉強やマナーなどゆっくり勉強するのはどうでしょう?」
「……かていきょうし……」
かていきょうし……あのお屋敷にも来てた……ぼくを見かける度に汚いものを見る目で見てきてたなぁ……大丈夫かな……でも、勉強はしてみたいし……
「リラ?」
「あの……えっと……ぼく、お勉強してみたいです。」
ちょっと不安だけどしてみたい気持ちは抑えられなかった。家庭教師の先生が決まるまではいつもの変わらず、ルイザさんはサクさんと文字の勉強をしていった。
数日後、家庭教師の先生が決まったみたい。これから、挨拶にくるんだって……ドキドキする。ベッドからも出ていいと言われたので、部屋にある椅子に座って待っていると。
扉が叩かれる。返事をすると、リュイさまともう1人男の人が入ってきた。
「リラ、家庭教師のアイザック・ミュラー先生だよ。」
「初めまして。アイザック・ミュラーと申します。これから、よろしくお願いいたします。」
綺麗な長い水色の髪で眼鏡をかけてる……この人が、ぼくの先生……
「えっと……リラ……です。よろしくお願いします……。」
椅子から立ち上がってお辞儀をして挨拶をする。
「今日は顔合わせと少しだけ話をするだけだからあまり緊張はしなくていいからねリラ。私は仕事があるから1度出るけれど……終わる時間になったらまた顔を出すよ。」
「わかりました……。」
リュイさまはそう言ってお部屋を出ていった。ルイザさんやサクさんもいるからまだいいけど……リュイ様が居ないとやっぱり寂しいし不安……。
「リラ様……いえ、もしよろしければ、リラくんとお呼びしてもいいですか?」
リュイさまを見送ったアイザックさまがそう言ってきた。
「いい……です。」
「ありがとうございます。では、リラくん!座ってお話しましょうか?」
アイザックさまとテーブルにつく。ルイザさんがお茶を持ってきてくれた。最近はお菓子も少しならいいですよってリーゼ先生が言ってたからクッキーも3枚置いてあった。お茶はまだ胃に悪いかもって言ってたから果実水がぼくの所には置いてある。
アイザックさまが1口お茶を飲んで、カップを置く。
「さて、リラくん。リンデール侯爵が言っていたように、今日は顔合わせと少しだけ君とお話するために来たんだ。授業は明後日からだね。そして、もし良ければ、僕のことはザック先生と呼んで貰えたら嬉しい。」
アイザックさま……ううん。ザック先生はニコニコしながら言う。
「わかりました。ザック先生。」
「ありがとう。リラくん。さて、君の好きなこととかを僕は知りたいな~。教えてくれる?」
「すきな……こと……」
ぼくのすきなこと……なんだろう。
「えっと……リュイさまがすきです……。」
「ふふ……そうなんだね~。侯爵も君のことが大事って空気が伝わってたよ。他には??」
「絵本も……すきです。あと、ちょっと文字読めるようになったのが……うれしい……」
「うんうん。」
それから、ザック先生にすきなことを伝えていった。お散歩も好きなこととか、好きな食べ物とか……一通り伝え終わると……
「うんうん。好きなモノたくさんでいいね~!教えてくれてありがとう!じゃあ、リラくんの好きな絵本見せてもらってもいい?」
「はい。」
立ち上がってベッドに置いてある絵本を持ってきた。お気に入りの『ちいさなドラゴンのだいぼうけん』だ。
「これが、リラくんのお気に入りなんだね~!一緒に読んでみてもいい?」
「はい。」
隣に来た先生と一緒に読む。ちょっと詰まりながらだけど全部読めると……
「リラくん、読むの上手だね~!」
そう褒めてくれた。ちょっと胸がぽかぽかする。なんだか、顔もちょっと熱い。……なんだろう?
それからも、いろんな絵本を一緒に読んでみたり、お話をした。すると、扉が叩かれる。
入ってきたのはリュイさま。どうやら、先生が帰る時間みたい……。
「お話は終わったかな?」
「あぁ、もうそんな時間なのですね……。」
ザック先生はちょっと残念そうに呟く。ぼくもちょっと残念。
「じゃあ、リラくん。また、明後日に来ますね?」
「はい、先生。」
そう言って、帰っていく先生を見送った。
しばらくして、リュイさまがまたお部屋にやってきた。
「どうでした?大丈夫でしたか……リラ」
「はい。リュイさま……ザック先生のおはなし……たのしかったです。」
「そうですか。良かったです。」
いつもはご飯の時間にお話するけど今日はそのまま、ザック先生とどんなお話をしたのかリュイさまに話をした。それをニコニコしながらリュイさまは聞いていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このあと、人物紹介を一番最初のページに追加します。また、もう1話更新します。
「たしか、これが……あ、これが、な……」
絵本と表を見比べながら読む練習もしている。これが楽しくってついつい夢中になっちゃう。
ルイザさんもニコニコしながら僕を見てる。分からなくて首を傾げてる時にはそっと教えてくれる。
ご飯の時に文字の練習をしてることをリュイさまに伝えたら……
「そうなんですね……リラにはまだ早いと思ったのですが……良ければ家庭教師を雇いましょうか?いろんな勉強やマナーなどゆっくり勉強するのはどうでしょう?」
「……かていきょうし……」
かていきょうし……あのお屋敷にも来てた……ぼくを見かける度に汚いものを見る目で見てきてたなぁ……大丈夫かな……でも、勉強はしてみたいし……
「リラ?」
「あの……えっと……ぼく、お勉強してみたいです。」
ちょっと不安だけどしてみたい気持ちは抑えられなかった。家庭教師の先生が決まるまではいつもの変わらず、ルイザさんはサクさんと文字の勉強をしていった。
数日後、家庭教師の先生が決まったみたい。これから、挨拶にくるんだって……ドキドキする。ベッドからも出ていいと言われたので、部屋にある椅子に座って待っていると。
扉が叩かれる。返事をすると、リュイさまともう1人男の人が入ってきた。
「リラ、家庭教師のアイザック・ミュラー先生だよ。」
「初めまして。アイザック・ミュラーと申します。これから、よろしくお願いいたします。」
綺麗な長い水色の髪で眼鏡をかけてる……この人が、ぼくの先生……
「えっと……リラ……です。よろしくお願いします……。」
椅子から立ち上がってお辞儀をして挨拶をする。
「今日は顔合わせと少しだけ話をするだけだからあまり緊張はしなくていいからねリラ。私は仕事があるから1度出るけれど……終わる時間になったらまた顔を出すよ。」
「わかりました……。」
リュイさまはそう言ってお部屋を出ていった。ルイザさんやサクさんもいるからまだいいけど……リュイ様が居ないとやっぱり寂しいし不安……。
「リラ様……いえ、もしよろしければ、リラくんとお呼びしてもいいですか?」
リュイさまを見送ったアイザックさまがそう言ってきた。
「いい……です。」
「ありがとうございます。では、リラくん!座ってお話しましょうか?」
アイザックさまとテーブルにつく。ルイザさんがお茶を持ってきてくれた。最近はお菓子も少しならいいですよってリーゼ先生が言ってたからクッキーも3枚置いてあった。お茶はまだ胃に悪いかもって言ってたから果実水がぼくの所には置いてある。
アイザックさまが1口お茶を飲んで、カップを置く。
「さて、リラくん。リンデール侯爵が言っていたように、今日は顔合わせと少しだけ君とお話するために来たんだ。授業は明後日からだね。そして、もし良ければ、僕のことはザック先生と呼んで貰えたら嬉しい。」
アイザックさま……ううん。ザック先生はニコニコしながら言う。
「わかりました。ザック先生。」
「ありがとう。リラくん。さて、君の好きなこととかを僕は知りたいな~。教えてくれる?」
「すきな……こと……」
ぼくのすきなこと……なんだろう。
「えっと……リュイさまがすきです……。」
「ふふ……そうなんだね~。侯爵も君のことが大事って空気が伝わってたよ。他には??」
「絵本も……すきです。あと、ちょっと文字読めるようになったのが……うれしい……」
「うんうん。」
それから、ザック先生にすきなことを伝えていった。お散歩も好きなこととか、好きな食べ物とか……一通り伝え終わると……
「うんうん。好きなモノたくさんでいいね~!教えてくれてありがとう!じゃあ、リラくんの好きな絵本見せてもらってもいい?」
「はい。」
立ち上がってベッドに置いてある絵本を持ってきた。お気に入りの『ちいさなドラゴンのだいぼうけん』だ。
「これが、リラくんのお気に入りなんだね~!一緒に読んでみてもいい?」
「はい。」
隣に来た先生と一緒に読む。ちょっと詰まりながらだけど全部読めると……
「リラくん、読むの上手だね~!」
そう褒めてくれた。ちょっと胸がぽかぽかする。なんだか、顔もちょっと熱い。……なんだろう?
それからも、いろんな絵本を一緒に読んでみたり、お話をした。すると、扉が叩かれる。
入ってきたのはリュイさま。どうやら、先生が帰る時間みたい……。
「お話は終わったかな?」
「あぁ、もうそんな時間なのですね……。」
ザック先生はちょっと残念そうに呟く。ぼくもちょっと残念。
「じゃあ、リラくん。また、明後日に来ますね?」
「はい、先生。」
そう言って、帰っていく先生を見送った。
しばらくして、リュイさまがまたお部屋にやってきた。
「どうでした?大丈夫でしたか……リラ」
「はい。リュイさま……ザック先生のおはなし……たのしかったです。」
「そうですか。良かったです。」
いつもはご飯の時間にお話するけど今日はそのまま、ザック先生とどんなお話をしたのかリュイさまに話をした。それをニコニコしながらリュイさまは聞いていた。
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